AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

日本語教育実習の指導案

2014年05月29日 | 日本語教育
日本語教育実習では、実際に留学生の授業を担当しています。

指導案を何度も見せてもらって、

 「ここで図を書いて説明する」などと書いてある指導案だと、

具体的に図を書かせて、

具体的に話す言葉を言わせて、

それに突っ込みを入れるという形で、多いペアだと5回程度教案をたたきます。


まあ、仕方がないのですが、みんな、よく言うと真面目、悪く言うと、楽しくない授業案です。

もっと、発想を広げて、その語彙や文型がどんな場面で、どんな話の流れで使われるのか、考えてみるといいのになあと

よく思います。

私の授業が完ぺきなわけではないのですが、どうすれば、学習者が退屈せず、緊張と緩和を織り交ぜながら授業を90分続けていけるのか、いろいろ考えてもらえるきっかけになるように話をしています。

教授法の授業で、サイレントウェイの話をしたりするのも、教師がしゃべらないでも授業ができる、そんなスタイルの授業もあることを知らせて、言葉に頼り切らない授業をどう作っていくかを考えてほしいからなのですが、さて、どの程度伝わっているのか。


授業本番で、大化けするペアもあります。

今年はそれを楽しみに、毎回の実習授業を見ています。

頑張ろうね!
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