AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

子産(上) (講談社文庫)

2021年10月05日 | 


子産という人、ほとんど知らなかったんだけど、興味深い生き方だと思った。

小国の悲しさの中で育ったことが、国を守るとはどういうことなのかを考え実行していく姿が印象深い。

宮城谷さんの一連の作品に通じるのは、徳を積んでいくこと、自らを律すること、他者の気持ちを慮ること。

なかなかできないことだよなあ、と。胆知という言葉も頭を巡るね。
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