AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

釈然としない。気持ち悪いまま。

2017年05月27日 | どーでもいいこと
オンラインゲーム。

他のメンバーとのチャットは英語が基本で、スラングやら、ネイティブならではの書き崩しなどがあって、意思疎通が図れないことも多いんだけど、そのチームに誘われて加入したときに、国やら生活時間やら尋ねられて、日本人で勤め人だということは伝えてあるのね。メンバーの多くは、イギリス人のようで、数名、アメリカ人、南アジアの人もいるのかなあ、活動時間を見ていると。

そんなこんなで一昨日のこと。

新しく入ったメンバーが、私のゲーム内での名前を見て、勝手にある国の人間だと考え、

まあ、非難してくることしてくること。

お前は◯◯人だ。俺は信用しない。裏切るに違いない。スパイだ。

というような悪口雑言が、英語で送り続けられてくるわけ。

で、他のメンバーと、◯◯人ではないんだけど、とメッセージを送るんだけどね、

俺を馬鹿にするな。みんなわかってるんだ。

と続き、最後には、

俺に話しかけてくるな。

となるわけ。


お前からふっかけて来たんだろうっ?!


と、思っていたら、チームのリーダーが、引き取ってくれてー昨日の夜には謝罪のメッセージが届きました。


そこには、

日本人だと知った。日本人は好きだ。よろしく。

みたいな文。


この人とのやりとりで、

私自身ではなく、勝手に、一方的に、個性ではなく集団としての◯◯人という思い込みから攻撃を受けた経験が、いわゆるヘイトスピーチやら人種、民族差別そのものだと感じたことや、

彼とのやりとりで、結局、◯◯人じゃない、ということ言い方しかできないんだろうか、という、話の仕方についての疑問を持ちました。◯◯人じゃない、っていうやりとりは、何と無く自分の中で釈然としていないところがあるんですよ、その集団の一員じゃないことを主張する過程で、その集団を否定しているような。

それと、最終的に、その人から送られて来たメッセージも、

日本人だから問題ない、という、これもまた、攻撃されていた自分も関係修復を望まれている自分も、何1つ変わってないのに、相手の一方的な思い込みによる、私の所属集団に対する、勝手なイメージで、それだけで好悪が逆転することにも、違和感を感じました。

日本にいると、自分はマジョリティであることが多く、こんな経験はしにくいんですが、

こういう経験、してみないとわからない、自分の心の動きがわかって貴重な経験でした。

リーダーがどんなふうに相手と話したのか、それも気になっています。
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