AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

親子

2014年05月15日 | どーでもいいこと
文芸大での非常勤の授業。

教室の廊下に人だかりができていて、どうしたんだろうとのぞいてみると、雛鳥が傘置き場の周りをうろうろしていました。

学生たちは

 巣から落ちたのだろう

というのですが、一方で、

 どこにも巣はないよ、

という声も。

 巣を見つけても、人が触ったら人のにおいがつくから、親鳥が見捨てるんだって

という声もあって、みんなどうしたものかと取り囲んでいました。

 授業が始まり教室の中へ。

 授業中も廊下で鳥の鳴き声が聞こえてきます。

授業が終わって外に出てみると、まだひな鳥はいます。

数人の学生さんとみていたのですが、後者の周りを飛び交っている鳥の口にミミズのようなものが。


 餌を持ってきたのかもね、


と、離れて見守っていると、すぐに親鳥がやってきて、その小鳥に餌をやっていました。と同時に、離れて見守っていた箇所の上の雨どいに巣があることもわかりました。


 わかったからと言ってどうにかなるものではなく、かわいそうなのですが、その場を学生さんに任せるような形で名古屋に戻ってきました。


 持ち上げられないんだよなあ、親鳥。

 子供を見つけて、巣に連れて帰れないことを知って、えさだけでも運ぼうとしている親鳥の姿は、本能だといえばそれまでですが、感動的でした。

 何がしてやれたんでしょうか。詳しくないからなー。

 てなことを考えています。

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