AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

韓国の学生さんたちとの食事会

2012年05月21日 | どーでもいいこと
大学祭の後、韓国の学生さんたちと日本のかかわっている学生さんたちとの食事会に、ぷくと一緒に出掛けました。

賑やかな会でした。

これまで研修にかかわってきていた卒業生も集まり、引率の姜先生もとてもうれしそうなご様子でした。

僕も、去年、愛教大に留学してきていた学生さんの姿を見つけ、とてもとてもうれしくなりました。

・・・日本語、ずいぶん忘れたでしょ?

でも、ぷくのことを覚えていてくれて、ぷくもうれしかったようです。運動会に誘った留学生さんの一人でした。

そんなぷくは、みなさんから「かわいい、かわいい」と言っていただき、頭をなでられたり、ほっぺたをつつかれたりして、照れておりました。

食べ物も、お姉さんたちがお皿に取り分けてくださって、もぐもぐと、それはもう、おとなしく食べておりました。

韓国語であいさつをしたりして、こちらもそれなりだったようです。


徳島にいるときにも、こちらに来てからも、留学生をはじめ、普段、接することのない人たちと接する機会というのは大切に考えていて、ハンディキャップのある人たちの催しにも連れて行ったりして、「車いすの人は、ここ、通りにくいよね」とか、「外国人の人、この看板はわからないよね」とか話したりしていますが、どれくらい覚えていてくれるのか。

目がある以上、自分と違う容姿には気付くはずですが、それに意味づけや価値観を与えてはいけない、ということをいろんな機会に話しています。
自分と違うものをいいとか、悪いとか、そういうとらえ方をするな、ということです。
自分と違うものがあるから、その人とのかかわりが楽しくなると思うのですが。
自分を相手に押し付けることのない人間になってほしいなあと思ったり。

話がそれましたが、今年は韓国の学生さんたちとのかかわりは、この食事会まででした。

今日、明日は奈良へ行って、奈良女子大学付属小学校の見学になります。あのユニークな学校です。

で、最終日の送別会も、私は非常勤で浜松に行っているので、参加は難しそう。

9月の晋州行も、今年は大学の仕事があってどうなることか。

日本語教育の仕事にかかわることができて、自分の持つ価値観について考えることができたのは大きな財産です。

受け入れにくいことも正直に言ってそれなりにたくさんあるのですが、社会のルールなんて、人と人が生きやすいように形造られてきたものですから、なんとでもなりますよね。

そんな未来に生きる子供たちに数多くの出会いを、と考えています。
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