AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

上越教育大学から

2015年02月20日 | 日本語教育
昨日、上越教育大学から事務の方が3名、外国人児童生徒支援の活動について話を聞きにおいでになりました。

研修の一環とのことでした。

なんでも、数年前に書いた『文部科学教育通信』の記事を読んでくださったようでした。

意外なところからお話があるなーと思いつつも、あらゆる地域で課題になっている活動なんだということも改めて認識しました。

リソースルームのスタッフにも対応してもらって、いろいろなお話ができました。

私もたくさん事例をあげていただいて、上越教育大学でのご活動を知ることができたのはとてもよかったと思います。

スタッフと、見学に行きたいね、という話にもなりました。



さて、少し話は変わるんですが、

富山大学の大学院修士課程に在籍していたとき、人文学部の留学生担当の教官をなさっていたのが藤田正春先生でした。まだ留学生センターはなかったんですよ。

留学生のイベントに参加していたこともあって、日本語教育史に関すること、外国人児童生徒支援の活動のこと、もう20年前にもなりますが、いろんな話題を広く聞かせていただきました。

そういえば、情報処理センターに連れて行っていただいて、Eメールの使い方を教えてくださったのも、藤田正春先生だった。ただ、情報処理センターに頻繁に行くことはなく、というのも、インターネット網なんてまだまだでしたから、ほとんど利用しませんでした。もしかしたら、藤田先生からのメッセージが、読まれることなく残っているかもしれない。


私は阪神大震災の直後、大学院修士課程を修了して広島大学の博士課程に移りました。

藤田先生は、その後、今回おいでになった上越教育大学に移られました。

お亡くなりになったと聞いたのはいつだったか、とても寂しく感じました。

今回、おいでになった方とお話をしている中で、藤田先生をご存じだったもので、とても懐かしく思い出しました。

1991年の段階で、日本語指導が必要な子供たちの教材について試行錯誤を重ねていらっしゃったこと、今おいでになれば、大きな役割を果たしていらっしゃることだろうと思い、残念でなりません。


今の自分の抱えているものについてご相談したいなあと思う先生のお一人です。

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