AWA@TELL まいにち

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足の踏み場も無い、とは

2006年11月08日 | どーでもいいこと
日亜会館の研究室は、徳島大学で働き始めてから使わせていただいている研究室の中で、実は一番狭いのです。正確に言うと、総合科学部1号館で使っていた研究室は、事情があって、真ん中半分で仕切って、前半分をセンター共有の今日材質権非常勤講師控え室にしていたので、そっちのほうが狭かったのですが、キャンパス内に図書館もあるということで、図書館で用が足りる資料は箱から出さずにつんでいたのです。

日亜会館のある新蔵地区は、もともと、本部だけがあった地区なので、当然、図書館はありません。授業のために言葉の意味を確認するとか、漢字の成り立ちで面白い話を探しておくとか、研究のときに歴史背景を確認したり、原資料にあたるとか、そういう必要があるので、基本的に本を全部出しているのです。それでも、20箱近く、箱があけられずに、共有の図書資料質に積ませていただいています。
この箱の中には、韓国で日本語を教えていたときに学生から回収した宿題の日記や、作文などが詰まっています。本も、まあ使わないだろうという中世以前を扱った国語学や歴史学の本を入れています。

で、研究室。

文系で資料を扱う人間にとって、資料がすぐ使えるところにあるというのは大切なことだと思います。で、使ったものを元の場所に戻すという整理の苦手な僕ですので、机の周りにコロニーのように資料がつんであります。コロニーとコロニーの間には、日本語教材が詰まれているので、研究室のドアを入って、机のところに行くまでに大変な思いをします。

先だって、防災関係のチェックがあったとき、留学生センターの教員研究室で、僕のところだけ「地震時の避難路が確保できていない」という項目にチェックがあったということで、課長さんが、床のものだけは取り除いてください、といいにくそうにおいでになりました。

床のものが無くても、机の上のものや本棚、本棚の上のものが崩れ落ちてきて、確実に逃げ場は無いと思うのですよ。
まあ、机から窓までは近くて、そっちへ行くのには、あんまり崩れそうなものが無いから、窓から逃げるのかなあ。2階だし。

とはいいつつ、寒くなるまでに部屋を居心地良くしようと考えています。

・・・・






本当は、やらなくちゃいけないことが山積みで、それから逃げたいだけという話しもあります。

今日は幸い、授業も無く、会議もありません。

やらなくちゃいけないことA(締め切りとっくに過ぎ)←11/9 終了
やらなくちゃいけないことB(締め切りとっくに過ぎ)← 11/12 進行中
やらなくちゃいけないことC(締め切り来週の月曜日)←11/12 やりたいなあ
やらなくちゃいけないことD,E(水曜日の授業の様子によって決まる木、金の授業準備)← なんとか終了

と部屋の掃除。← 11/10 午後 終了

さあ、どこから、そしてどこまでできるか!

床や机の上にある資料や本を、どれだけ上手に本棚の上の隙間に差し込むかが勝負ですな。もう棚の置き場はないし、横にも上にも本がいっぱい。

・・・・研究室においでになる方も、大概、ドアのところでお話されます。
中にお通しすることもあるのですが、閉所・狭所恐怖症の方は、いたたまれないのでしょうね。
何人かの学生は、果敢にも、質問のあるとき、部屋の奥のほうへ足を運びますが、断念しているようです。

足の踏み場も無いというのは、まさにこのこと。

あ、いいわけですが、床はまだ見えるところがありますよ。
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