障子がよく滑るようになったが穴もあけた

先日和室とリビングのあいだにある障子の敷居と戸車を掃除した
戸車には油をさし、敷居は紙やすりで磨き、鴨居にはろうそくを塗った
おかげでものすごーく障子が軽くなって静かになった
ところがリビング側の障子が静かになった分、
今度はベランダ側の障子のゴロゴロ音が目立つようになってしまった

それで今日はベランダ側の障子も同じように手入れをすることにした
まず障子をはずすとこからだが、これが難しい、
長年南側にある障子は、直射日光にさらされて
鴨居も敷居も若干歪んでいる
それに外側にはサッシが入っているのではずせない
といって和室側は畳のヘリがちょっと高くなっててこれまた外しにくい
でも内側にしか外せないので、どうにかこうにか変形している鴨居を
力いっぱい持ち上げながらて、畳のヘリを足のかかとで踏んずけることで
二枚の障子を敷居から外すことに成功した

次に敷居のやすりかけだが、長年の紫外線による劣化で
外材木の敷居は相当ボロボロになっていた
紙やすりで削ると削れる削れる、木の粉がいっぱいでできた
つぎは鴨居のろうそく塗り。これは適当に塗る
そしてぼろ布（ついこのあいだまで着ていた私の下着）で磨く
最後に戸車を綺麗にし、油をさしておしまい

さて、障子をはめようと両手で持ち上げてくるっと回したとき
「パリッ」．．．音がした
持ち上げた障子の角がもう一枚の障子あたったらしい
「わーっ、やっちまったぜ！」
最新の注意をして持ち上げたのに、まわす時ちょっと気が緩んだのか

それから何とか二枚の障子をはめ込んだが、どうも破れた穴が気になる
そこでもう一回障子を外し、破れた穴に手持ちの和紙で梅の花を
切りぬいて貼ってみた（奥さんがね）
まあまあ何とか恰好がついた
もう一度力で障子をはめ込んでやっと作業を終えた

うん、すべるすべる．．．終わりよければすべてよし

今日の一句
「ここあそこ　仕事がふえる　大掃除」