今日が返却期限になってた本をやっと読み終えた
黒井千次の「流砂」である
今年で御年88歳
この「流砂」が出版されたのは2018年だから86歳のときの本である
巻末によると書き始めたのが2012年、それからから6年間『群像』に断続掲載
されたものが単行本になったものらしい
この作家を知ったきっかけは、読売新聞にシリーズで自らの老いをテーマにした
「時のかくれんぼう」という執筆コラムだった
その文章のうまさと表現力にひかれた
しかし定期の連載もだんだん不定期になり、当方も新聞をとるのをやめたので
その後つづいているのかどうかは知らない
この作家の書く「老い」というテーマについて読み始めたころは、
歳をとるこんなふうになるのか...と漠然と感じていたことが
仕事をリタイヤして、だんだんその領域に足を踏み込んでみると
実際の感覚としてリアルに伝わってくることがある
いや、まだまだ自分は.と「老いの時間」に逆らいながら生きているつもり
ではあるが、身体の細胞一つ一つがたまにいうことを聞いてくれない時がある
黒井千次の「流砂」である
今年で御年88歳
この「流砂」が出版されたのは2018年だから86歳のときの本である
巻末によると書き始めたのが2012年、それからから6年間『群像』に断続掲載
されたものが単行本になったものらしい
この作家を知ったきっかけは、読売新聞にシリーズで自らの老いをテーマにした
「時のかくれんぼう」という執筆コラムだった
その文章のうまさと表現力にひかれた
しかし定期の連載もだんだん不定期になり、当方も新聞をとるのをやめたので
その後つづいているのかどうかは知らない
この作家の書く「老い」というテーマについて読み始めたころは、
歳をとるこんなふうになるのか...と漠然と感じていたことが
仕事をリタイヤして、だんだんその領域に足を踏み込んでみると
実際の感覚としてリアルに伝わってくることがある
いや、まだまだ自分は.と「老いの時間」に逆らいながら生きているつもり
ではあるが、身体の細胞一つ一つがたまにいうことを聞いてくれない時がある