幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

え? 今から入試問題を解くの?!

2018年05月06日 19時23分20秒 | 幸彩学習塾の取り組み
「え? 今から入試問題を解くの?!」
そう私が生徒さんに言われたのは、前々回の理社国授業のときのことです。

理社国授業では授業の最初にチェックテストを行います。
1つは用語の暗記をしてくるもの、もう1つは、前回の授業の内容から出題されるものです。
このうちの授業復習編では、実際の埼玉県の公立高校入試の問題を使ってチェックテストを行い、授業内容を理解したかどうかを確かめていきます。

チェックテストを見たときの皆さんの表情と、思わずあげた声がとても印象的でした。
授業の復習という設定だったので、取ったノートの中から出るのかと思いきや、いきなり入試問題が出されたわけですので、それはびっくりもすると思います。

でも、実際に解いてみてわかったと思いますが、ちゃんと理社国授業を受けて復習をしていれば、実は答えられるものばかりでしたよね。特に暗記物は出されるところがおおよそ想像できます。だから理社国授業で学んだことをしっかりと復習すれば、入試問題や北辰の問題にもすぐに対応できるようになります。

この理社国授業は、学校で学んだ基本を踏まえて、入試などで出るところを効率よく学びなおすという特徴を持ちます。逆をいえば、入試に出るというものを厳選して学んでいきますので、この授業で学ぶものは入試に直結している、そういうことが言えると思います。




実際に解いた入試問題を見直してみましたか?
授業の中で「この図はよく出るよ」といったものがほぼそのまま出ていましたね。
「この用語はよく覚えていてね」といった用語が出てきていましたね。
およそ20年もの間、入試問題を見続けてきた立場からすると、ここは出やすいというのは、はっきりとわかります。だからこそ、理社国授業をしっかりと復習しておけば入試問題といえども怖いことはないはずです。

皆さんはこれからどんな形で受験勉強をしていこうと考えているかはわかりませんが、実は一番重要なのは、学校や塾の授業を復習することです。一度習ったことを定着させないで次に行ってしまえば、何もかもが中途半端になります。そうではなくて、まずは一度学んだことをしっかりと定着させる、それが何よりも大切です。

理社国授業は、入試に直結する内容を教えていく授業ですので、復習する甲斐のある授業だと思います。実際に理科と社会の入試問題を解いてみてそれを実感できたのではないでしょうか。授業復習編はこれからも理社国授業でやった内容を入試問題で復習する方法を取っていこうと思います。その中で、理社国授業が入試に直結した内容であること、そして授業を復習をきちんとすれば、入試問題でもきちんと解けるんだということ、それを知っていってほしいと思います。

3月9日 ~久喜高校ギター部の定期演奏会

2018年05月05日 22時21分23秒 | 日記・エッセイ・コラム
去る5/4、久喜市総合文化会館で行われた久喜高校のギター部の定期演奏会に行ってきました。
当塾の卒業生が入部したのを縁に2年前に一度行かせていただいたのですが、今回はその生徒さんが早くも引退を迎えるということで、最後のステージを見届けに行ってきました。

こういった演奏会では、やはり吹奏楽を聞くことが多いのですが、ギターの演奏というのもまた、味があっていいなあと思います。いつも聞きなれている音楽も、ギターアレンジにするとまた違った味わいがあり、その曲の違った一面を見られるような気がします。



同じ曲でもアレンジによって曲の表情は大きく変わると思いますが、今回はギターの暖かさを生かしながら、それぞれの曲の特性を生かしたアレンジがされていて、とても心地の良いものばかりでした。ギターとはいっても、主旋律だけでなく、和音や低音などを担当するギターもあって、音の厚みもしっかりとあり、吹奏楽やオーケストラと同じように音域が広く、いろんなアレンジができるんだなあと思いました。

そんな数々の曲の中で、一番印象に残ったのは「3月9日」でした。
卒業ソングとしても定着しているこの曲ですが、ギターで聞くとまた違った心地よさがありました。卒業していく去り行く人、そんな人たちの背中をそっと後押しできるような、そんなアレンジになっていたような気がします。

3年生はこの定期演奏会を最後に引退をされるとのことでした。そのことを聞いていたからかもしれませんが、演奏している皆さんも、この曲にはとても思いを込めて演奏をしている、そんなようにも感じました。



どんな部活でも一生懸命にやっていけば悩むことも苦しいこともたくさんあると思います。でもそれ以上に楽しいこともうれしいこともあると思います。いろんなことを乗り越えて今日という日を迎え、引退という時を迎えたのだと思います。最後に部長さんが言っていた「みんなが楽しそうにギターを弾いているのを見るのが好きだった」という言葉がとても印象に残りました。

きっと引退する皆さんは、この3月9日の歌詞の中にあるこの一節のような光景を浮かべながら演奏をされていたのかもしれませんね。

 ♪瞳を閉じれば あなたが
  まぶたのうらに いることで  
   どれほど強くなれたでしょう 
    あなたにとって私もそうでありたい♪

音楽のまた新しい形を知ることができた、そんな1日になりました。
久喜高校ギター部の皆さん、ステキな演奏をありがとうございました!

塾からのお知らせ【5/4版】

2018年05月04日 15時05分38秒 | お知らせ
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≪5/13までの予定≫
◇5/4(金) ◎祝日ですが、平常通り授業・習熟があります ◎L&S授業(21:00-21:50)
◇5/5(土) ◎理社国授業(19:00-20:50)
◇5/6(日) ▼休塾日
◇5/7(月) 
◇5/8(火) 
◇5/9(水) ■英検申し込み締切日
◇5/10(木) 
◇5/11(金) ■学校訪問(國學院栃木高校)
◇5/12(土) ◎勉強会(10:00-21:50) ◎理社国授業(19:00-20:50) ■漢検申し込み締切日
◇5/13(日) ◎理社暗記マラソン【必修】(9:00-11:50) ◎勉強会(13:00-21:50)
※予定はやむを得ない理由により変更をする場合があります。その際は、メールなどでお知らせいたします。
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【申込み・提出】
◆新中2・中3:テストやり直しシート、テスト結果報告票
◇【全員・任意】英検の申込み(6/2実施、5/9締め切り、申込書は先日郵送しております)
◇【全員・任意】漢検の申込み(6/15実施、5/12締め切り、申込書は先日郵送しております)


≪本日は平常授業日です≫
先週もご案内いたしましたとおり、本日は通常通り授業・習熟がございます。金曜日に授業・習熟がある皆さんは、お忘れのないようにご注意ください。
※外出などでお休みになる場合は、できるだけ早めにご連絡をお願い致します。

≪英検の申し込みは5/9までです≫
英検の申し込みは5/9(水)までとなります。お申込み忘れのないようにご注意ください。お申込みの際は、申込書に費用を添えてご提出ください。

≪漢検の申し込みは5/12までです≫
英検の申し込みは5/12(土)までとなります。お申込み忘れのないようにご注意ください。お申込みの際は、申込書に費用を添えてご提出ください。

≪中間テスト対策について≫
新年度初の中間テストが近づいてきました。栗橋地区の皆さんは以下のスケジュールで中間対策をおこないますので、確認をお願い致します。
◇5/2- 栗橋西中:リクエストプリント用紙配布開始(※最初のお渡しは5/4になります)
◇5/4- 栗橋東中:リクエストプリント用紙配布開始
◇5/8頃- 中間テスト過去問集 配布
◇5/13 勉強会(10:00-21:50)
◇5/14 理社暗記マラソン(必修、9:00-11:50)&勉強会(13:00-21:50)
※5/14の理社暗記マラソンは、栗橋西・栗橋東中の生徒さんは、全員必修になりますので日程調整うえ必ず参加をお願い致します。
※前回の様子はこちら
https://blog.goo.ne.jp/kousai_g/d/20170517
https://blog.goo.ne.jp/kousai_g/d/20170519


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≪空席状況≫

【授業】
◇5/4(金) 21:00- 数学
◇5/5(土) 個別の授業はお休みです 
◇5/6(日) 休塾日
◇5/7(月) 19:00- 英語、21:00- 5科
◇5/8(火) 19:00- 5科、20:00- 数学
◇5/9(水) 19:00- 英語、21:00- 5科
◇5/10(木) 19:00- 英語、20:00- 英数、21:00- 数学
◇5/11(金) 19:00- 5科、21:00- 英数
◇5/12(土) 個別の授業はお休みです
◇5/13(日) 休塾日

【習熟】
◇5/4(金) 習熟はお休みです
◇5/5(土) 習熟はお休みです 
◇5/6(日) 休塾日
◇5/7(月) 21:00-
◇5/8(火) 21:00- 
◇5/9(水) 20:00-、21:00-
◇5/10(木) 21:00-
◇5/11(金) 空席はありません
◇5/12(土) 習熟はお休みです
◇5/13(日) 休塾日

≪5/13までの自習時間・受付時間≫
◇5/4(金) 14:00-22:00
◇5/5(土) 17:30-21:00(時間注意)
◇5/6(日) お休み
◇5/7(月) 16:00-22:00
◇5/8(火) 16:00-22:00
◇5/9(水) 16:00-22:00 
◇5/10(木) 16:00-22:00
◇5/11(金) 16:00-22:00
◇5/12(土) 10:00-22:00
◇5/13(日) 9:00-22:00

≪進路・学習のご相談の受付≫
◇公式LINEにてご連絡をいただければ、折り返し塾よりご連絡をさせていただきます。

東部私学の集い2018へ行ってきました③

2018年05月03日 20時43分40秒 | 受験・学校
昨日の更新に引き続き、東部私学の集いで各高校の先生方とのお話して印象に残ったお話を紹介します。今日はその第2弾です。

昼過ぎだったと思いますが、獨協埼玉高校の村岡副校長先生とお話をしていました。
ちょうどその時に獨協埼玉高校のミニ説明会が始まったところだったのですが、村岡先生は「どんな説明も、自分の学校が好きで自信と誇りをもって話さなかったら意味がないよね」というようなお話をされていました。「自信と誇りを持つ」とてもステキな言葉だなあと思いました。

この日は朝から各高校が20分間の持ち回りで説明をしていたのですが、驚いたのは朝からずっと6校の説明を聞いているという保護者の方の多さでした。また、当塾の生徒の保護者の方にも何人かの方にお会いしたので聞いてみたところ、「圧倒されました」という感想が聞かれました。

朝からずっとでも聞きたいと思う、保護者の皆様を圧倒してしまう、その根底には村岡先生の言う「自信と誇り」が各高校の先生方にあったからこそだと思います。



獨協埼玉は東部地区の中では唯一の付属校でもあります。厳密にいえば、同じ学園で系列の大学がある高校もありますが、付属のメリットを謳い、付属大学への進学をしっかりと制度化しているのは獨協埼玉だけといえると思います。その意味では、ほかとちょっと違った進学指導を展開しているように思います。

また、他の高校のように成績によりコース訳をしていないのも大きな特徴です。他の高校は入学時に成績により入れるコースが決まってきますが、獨協埼玉は入学時は全員が同じ環境で学ぶことを大切にしています。また、進学指導や部活動なども他の高校と違い、ただ上を目指すのではなく、部活も学校行事も楽しみながらやるということをかなり大切にしている学校、私にはそんな印象があります。

もちろん、ほかの学校も行事は充実していますし、部活も楽しみながらやってはいるとは思いますが、獨協埼玉はちょっとアナログ的な雰囲気があり、それに対して好印象を持って受験をしたいといってくる生徒さんや保護者の方も多くいるように思います。

高校の実績というと大学進学への実績を大きく謳うところが増えてきていますが、そういったところも大切にしながら、ちょっとほかの高校とは一線を画したところがあるようにも思えます。村岡先生は、その違いを自分たちの学校の個性ととらえて「自信と誇り」といったのかなあと思います。



これは学校でなく個人としても言えることだなあと思います。
それぞれの人にはそれぞれの個性があります。憧れはとてもいいことだと思いますが、だからと言って自分は自分であって、その人になれるわけではありません。だからこそ、あこがれの人から学びつつも、自分という人間に「自信と誇りを持つ」人は、きっといろんな場面でも活躍できるのではないかなと思います。

そんな村岡先生の話を聞いた後、私の「自信と誇り」、この塾の「自信と誇り」って何だろうと考えていました。もしかしたら他所ばかり見て、それになろうとして無理をしていなかったかなあ、そんなことも思いました。他を見て成長することはとても大切ですが「自分に自信と誇りを持つ」ということも大切にしていきたい、そんなことを思いました。

東部私学の集い2018へ行ってきました②

2018年05月02日 22時25分38秒 | 受験・学校
去る4/29に行われた東部私学の集いに行ってまいりました。
このことについては、前回の記事にも記しましたが、今回はこの東部私学の集いに行ったもう1つの理由について書いていこうと思います。

東部私学の集いは毎年この地区の新年度初めの合同相談会として定着をしています。会場では個別相談と合わせてミニ説明会が行われるのですが、ここでご講演をされるのは各高校の校長先生自身がプレゼンターを務めることが多くあります。新年度になってから初めての説明会で、各高校の校長先生が今年度どんな方針で学校を運営していかれる予定なのか、それをお聞きする場としても活用させていただいています。

また会場内では個別に各高校の校長先生や入試担当の先生方ともお話をさせていただくことも多く、説明では聞けなかった細かいところや、より突っ込んだお話を聞かせていただくこともできます。この仕事をはじめて20年近くたちますが、その間に各高校の校長先生をはじめ、多くの先生方とお話ができるようになったのは、とても光栄なことと思います。

今回もたくさんの先生方とお話をさせていただきましたが、その中で特に印象に残った2つのお話を紹介させていただきたいと思います。今回は、その第1弾です。



会場についてすぐにお話をさせていただいたのは、開智未来高校の関根・前校長先生と加藤・新校長先生でした。関根先生は今春で校長職を退かれましたが、教育顧問として学校運営にも携わっているとのことでした。

その関根先生がお話しされていたのが「ICTが当たり前になる環境を作りたい」とのことでした。
今現在、ICTへの取り組みというと、各高校の特徴として宣伝にも使われていますが、それが学校の特徴ではなく「当たり前になる環境を作っていきたい」という抱負を述べられていました。最先端の教育を模索されてきた関根先生らしい発想だなあと思いながらお聞きしていました。

これから生徒さんが大人になって巣立っていく社会では、ICTは当たり前の、標準的な装備になっていくと思います。しかし学校現場はどうしてもまだそこから遅れがちな気もします。ICTをつかった教育は広がりつつありますが、新しいものに取り組むには難しいことも多く、学校現場では普及はまだまだといったところかなとも思います。そういった環境を変え、これからの子供たちの学習やビジネスツールとしてのICTを当たり前にしていくという方針を掲げられたところに、大いに共感をしました。また、そういった方針を持たれた学校はまだないように思います。

くしくも加藤校長先生は情報教育で文部科学大臣表彰を受けられたこの分野の第一人者です。前校長が青写真を描き、新校長がそれを実行に移していく、そんな様子が思い浮かびました。

そんな関根先生の想いを聞きながら、時代の先を見据えた関根先生の言葉がとても印象に残りました。今の自分の時代だけでなく、子供たちの未来を本当に考えてくださっている先生がいるということに、とても胸が熱くなりました。



今の中学生の皆さんが大人になるころには、今の世界とは全然違う世界が広がっていると思います。そんなときにどんなスキルを身につけて時代を生きていくのか、それが問われるこれからの時代に、開智未来高校が本格的に取り組んでいいることを知った一日になりました。

東部私学の集い2018へ行ってきました①

2018年05月01日 22時45分48秒 | 受験・学校
去る4/29に行われた「東部私学の集い2018」へ行ってきました。
当日は北辰テストと重なっていたために、来場者数は多くないかなあと思いながら行ってみましたが、予想を覆して説明会場は人でいっぱいでした。北辰テストと同時刻ということもあって、生徒さんの数は例年よりは少なかったように思いましたが、その分、保護者の方の数がとても多く感じられました。



毎年ゴールデンウィークのはじめに行われるので、来場者数はそれほど多くないのだはないかと思うのですが、毎年毎年、とても多くの皆さんが訪れています。その年度の最初の進学関係の行事として注目を集めているのもあると思いますが、多くの皆さんが早くから情報を集めることの意味を知っていらっしゃるのかなあとも思いました。

例年はミニ説明会のほうを中心に見るのですが、今年は個別相談のほうを中心に見てみました。
高校側も多くの先生が待機していましたが、それでも列は途切れることなく続いている感じでした。彩の国進学フェアや秋の入試ファーストになると、会場の混雑や進路決定の話が中心になっていって、なかなか学校の特徴などを説明する時間も限られてしまうと思いますが、この時期はまだ比較的ゆっくりといろいろな話を聞くことができるように思います。そんな時期だからこそ、いろんな学校の特徴を知るには最適だと思います。



埼玉の高校入試の仕組みは、日本一複雑ともいわれます。中学校が主体ではなく、各家庭が主体にって進路を選んでいかなくてはなりません。ゆえに早い時期から入試の仕組みを知らなくてはならないのですが、こういった時期から情報を得ておくと、あとで慌てなくてすむようにも思います。

個別相談の様子を見ながら、いろいろな高校の先生方ともお話をさせていただきましたが、埼玉の東部地区6校は、やはり個性派ぞろいの地区だと思います。同じ「高校」と名がついているにもかかわらず、学ぶ内容から進路指導の仕方までとても個性的です。



だからこそ偏差値だけで志望校を決めてしまうのは、ナンセンスな話だと思います。
公立高校も含めて様々な学校の個性を知り、自分の将来の希望や進路、学びたいことがある学校などを選んでいくようにしてほしいと思います。

さて、今年もいよいよ本格的に進路を考えていく時期になりました。今年の3年生は17期生の皆さんにあたります。17期生の皆さんとともにしっかりと進路を考えていきたいと思いますので、一緒に頑張っていきましょう!



つづく