幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

2015年度 後半の進路行事

2015年09月21日 22時49分43秒 | 幸彩学習塾の取り組み
10月からの年度の後半を迎えるにあたって、
3年生向けの進路行事などの日程が決まりました。

「3年生の皆さんに、いま必要なものをしっかりと伝えていく」を目標に、
1つ1つの進路行事をしっかりと運営していきたいと思います。

【2015年度後期:進路関係行事予定表】
◇10/10(土) 進学相談会・入試ファースト9(越谷会場)
◇10/24(土) 進学相談会・入試ファースト9(春日部会場)

この2回の進学相談会で私立高校との相談を深め、合格の可能性など、私立志望校への道筋をつけていくことを目標としています。

※昨年度の様子
     

◇11/8(日) 保護者会

【予定している内容】
◎内申点で合否が決まる高校入試、その実態に迫る!
◎入試で一番大切な学年は何年生か?その答えは!
◎今までのやり方は通用しない?大学受験が大きく変わります!
◎大学進学率50%以上・グローバル化の波、お子さんが大人になる頃の日本

今年度は、保護者の皆様が勘違いしやすい高校入試の現状と、これからの日本の教育が同変わっていくのかの二つのテーマで開催する予定です。

※昨年度の様子
  

◇12/20(日) 第3回・高校入試ガイダンス
3年生対象の最後のガイダンス。こんな生徒は不合格になる3条件の説明や、県立高校の個人個人の合格目標点を決めていきます。

  

◇1/9-11(土-月・祝) 冬スペ
私立入試直前の最後の集中授業。サマスペと同様にみんなで取り組む授業を通して、自分の学力向上と、一緒にがんばる仲間をつくっていきます。
※昨年度の様子

      
※私立単願者をはじめ、面接試験がある人は面接の練習もします。

◇1/24(日) 県立高校入試直前ガイダンス(生徒のみ)
私立高校入試終了後におこなう県立受験者のためのガイダンス。何をあとどれくらい勉強するのか、目標の確認をしていきます。

◇1/31(日)・2/7(日)・2/14(日) 県立入試直前・集中講座
県立入試で一番差がつく記述・論述形式の問題の演習から、絶対に得点したい基礎基本まで、あらゆる範囲を網羅した直前講座を実施し、合格力を高めます。
※一昨年の様子

夏休みを振り返って・2 ~梅野先生の特別授業・その2

2015年09月20日 23時22分19秒 | 幸彩学習塾の取り組み
今回は、前回に引き続き、梅野先生の特別授業を振り返ります。

前回は、過去問を使って予想を立てるというお話について振り返りました。
そして、梅野先生がもう一つ今回の特別授業で教えてくださったことがあります。
それは「深勉」です。



深勉というキーワードを初めて梅野先生からお聞きしてから、
当塾では毎年のようにこの深勉という言葉を使って、
生徒の皆さんに勉強の仕方をお話ししています。

今回はその深勉の生みの親?である梅野先生から、
直接深勉のやり方についてお話をいただきました。

深勉をやる意味を、梅野先生はズバリこうおっしゃっていましたね。
「去年の脇役、今年の主役」
つまり選択問題などにおいて、昨年は不正解だった選択肢が、
今年は正答として再び出てくる可能性があるということです。



高校入試の問題は作れる範囲が決まっているので、
ある意味、問題は使いまわしにならざるを得ません。
だからといって、去年と同じ問題を出すわけにはいかないので、
去年出した問題を改造して出題する場合がある、ということですね。

だからこそ、深勉の考え方で過去問などを学習をすれば、
去年は脇役だった選択肢や用語が今年は主役となって現れたときに、
確実に得点に結びつけることができるわけです。


梅野先生は、今回社会を例に深勉のやり方を教えてくださいました。
埼玉県の過去問を紐解いてみると、
深勉をしておけば取れそうな問題が結構ゴロゴロとありましたね。



また近県の(今回は茨城)の問題とほぼ同じ問題もありましたね。
高校入試の問題は作成できる範囲が限られるので、
全国どこでも似たような問題になってしまう可能性が高い、
だからこそ、過去問をしっかりと研究しておけば、
しっかりと得点が取れるようになる、
そのことを示してくださったのだと思います。

そして実際、深勉の成果が早くも発揮される出来事がありましたね。

8月の終わりのサマスペの理社で、
模擬試験の問題を深勉で学習してもらいましたが、その結果、
「埼葛テストで同じような問題がでた!」
という報告もありましたね。

サマスペで参考にしたのは過去問ではなくUPテストでしたが、
模擬試験なども深勉で復習しておけば、
他の模擬試験やひょっとしたら入試でも同じような問題が出る、

その可能性を示してくれたのではないかと思います。



復習というと、「やり直しのこと」と思っている人も多いと思いますが、
でもそれだけでは本当はもったいない。
〇だろうが×だろうが、もう一度全部の問題を
深く深く勉強する、それが本当の復習
だということを
梅野先生は私達に教えてくださったのだと思います。

これからは試験が終わったら結果だけ見て終わりではなく、
しっかりと深勉で復習をしておくようにしましょう!

【臨時】塾からのお知らせ(9/20版)

2015年09月20日 23時03分08秒 | お知らせ
≪明日からの予定にご注意ください≫
◇9/21(月) 平常授業日(授業・習熟あり)、自習・受付は13:00-22:10
◆9/22(火) 全休日
◆9/23(水) 全休日
◇9/24(木) 平常授業日(授業・習熟あり)、自習・受付は15:00-22:10

≪栗橋西中の勉強会について≫
10/3と10/4に栗橋西中の中間対策勉強会を行いますが、今回は3年生の進路行事などと重なるため日程が不規則となります。ご注意ください。
◇10/3(土) 理社暗記マラソン(必修)⇒14:00-17:00、勉強会⇒9:00-22:00
◇10/4(日) 勉強会⇒10:00-22:00 ※この日は3年生は北辰テスト有り

≪自習時間の延長について≫
以下の日において自習時間の延長を行います。なお、学校・学年を問わず、塾生であれば誰でも利用ができます。
◇9/21(月) 13:00-22:10に変更
◇9/28(月) 14:00-22:10に変更
◇9/30(水) 14:00-22:10に変更(19:00以降は事前に空席確認を)
※9/28・30は、新人戦で帰りが早いため、10/4の北辰と重なる分の代替として実施。
※土曜日については、当面13:00-22:00で自習を実施します。ご活用ください。

≪全学年・保護者会のご案内≫
来る11/8(日)に本年度第1回目の保護者会を行います。原則として、全学年の保護者様を対象にご参加をお願いしたいと思いますので、日程の調整をお願い致します。
(予定内容) 
◎内申点で合否が決まる高校入試、その実態に迫る!
◎入試で一番大切な学年は何年生か?その答えは!
◎今までのやり方は通用しない?大学受験が大きく変わります!
◎大学進学率50%以上・グローバル化の波、お子さんが大人になる頃の日本

※詳しくは、追って連絡をさせていただきます

≪3年生、後期の必修行事≫
3年生の後半の進路・学習関係の必修行事は以下の通りです。恐れ入りますが、事前に日程調整をお願い致します。
◇10/10(土) 進学相談会・入試ファースト9(越谷会場)※栗橋西・五霞中対象
◇10/24(土) 進学相談会・入試ファースト9(春日部会場)※栗橋東中対象
◇11/8(日) 保護者会
◇12/20(日) 第3回・高校入試ガイダンス
◇1/9-11(土-月・祝) 冬スペ
◇1/24(日) 県立高校入試直前ガイダンス(生徒のみ)
◇1/31(日)・2/7(日)・2/14(日) 県立入試直前・集中講座
※詳しくは、追って連絡をさせていただきます。

≪10月分の授業料のお支払いについて≫
先日もご案内させていただきましたとおり、今回は現金での集金にご協力をお願い致します。


夏休みを振り返って・1 ~梅野先生の特別授業

2015年09月19日 21時39分50秒 | 幸彩学習塾の取り組み
夏休みが終わって久しいですが、今回から数回にわたって
夏期講習期間中に当塾の生徒さんと一緒に経験した
夏休みの記録を振り返って見たいと思います。

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最初に取り上げるのはUPテスト理事長の梅野弘之先生による特別授業です。



梅野先生は、毎年7月に行われる
「彩の国進学フェアー」を立ち上げたお一人でいらっしゃいます。
また、読売進学メディア(y'sメディア)の執筆や、
埼玉新聞での入試関連の企画などに携わっていらっしゃる先生で、
埼玉の入試についてはとてもお詳しい一人でいらっしゃいます。

その梅野先生が提唱する学習方法が、
「過去問は夏からやる」と「深勉」というものです。

以前から梅野先生のお話を聞く機会があった私は、そのやり方法論に賛同し、
自塾で生徒さんにもお話しをしたり、実践をしたりしています。

今回はその学習法を、さらに生徒さんに浸透させ実践してもらうために、
提唱者でもある梅野先生ご本人にお越しいただき、特別授業を行っていただきました。



今回の特別授業で最初に行った内容は、
「過去問から次に出そうな問題を予想する」というものです。
「そんなことできるの?」と思う人もいるかもしれませんが、
これが意外とできたりします。
「過去問を見れば、次に出そうなところは分かる」と
梅野先生は常々おっしゃっています。

今回は、実際に生徒さん達に過去問を使って、
次に出そうなところを予想してもらいました。

そのときに用いてくださった技法が「学び合い(アクティブ・ラーニング、以下学び合いで統一)」です。
今回はグループごとに「学び合い」で話合いをしながら、
次の予想を立てていきました。



この「学び合い」は、以前から学校現場では用いられてきた技法ではありますが、
近年、次世代の教育の形としても注目されてきています。
近隣では、開智未来高校や花咲徳栄高校などが積極的に取り入れています。
今回は、教科の学習という形ではありませんでしたが、
みんなで意見を出し合い、予想を立てていくという過程で、
この学び合いで授業を展開してくださいました。



当塾でも理社国授業やサマスペなどで学び合いをしましたが、
生徒さんにとっては、自分以外の人の意見が聞けるというのは、
刺激的でもあったようです。


また、みんなで話しあい1つの結論を得るために努力することで、
連帯感や協力し合う姿勢なども生まれてきているように感じました。

今回は、話し合いが終わった後、各グループごとに予想を発表していきました。
その予想結果を聞いて梅野先生が思わず
「これ、当たっちゃうかもしんねえぞ」
とおっしゃっていたのが印象的でした。



入試には“素人”である皆さんでさえ、
ある規則性を見つければ、ある程度何がでるかが予想できる、
ある意味、入試の傾向とはそういう単純な部分もあるということです。

今回の過去問を使った学習で、ただ問題を解くだけではなく、
過去問を模擬試験ではない形で活用することの大切さを教えていただきました。

梅野先生が過去問を使った授業で提唱してくださったことは、
「過去問は模擬試験として使うものではなく、研究材料として使う」
「過去問を研究すれば、おのずと次に出題されそうなところの検討はつく」
「合格できるかどうかの判定は、模擬試験にゆだねればよい」

というものでした。



過去問というと、直前になってから模擬試験代わりに使う人が多いと思います。
もちろんそれも1つの活用法ですが、それだけではもったいないということです。
過去問を夏のうちから目を通し、解くというよりは研究することで、
いまの自分に必要な学習や、次に出題されそうなところが分かってきます。


夏のうちから過去問というと早い気がしますか?
でもそれは活用の仕方しだいで、決して夏からでも早くはないということを
梅野先生は教えてくださったのだと思います。

今までの過去問の使い方の常識を覆す内容でもありましたが、
生徒さん達はみんな、納得した様子で聞いていたのが印象的でした。


…つづく

ベストを模索する

2015年09月18日 22時50分14秒 | 日記・エッセイ・コラム
9月も18日となり、まもなく10月。
10月からは、2015年度も後半に入ります。
受験生と塾にとっては、いよいよ勝負のとき、
そのときがいよいよ始まります。

その10月を前に、今日は年度の後半の予定を見直してみました。
当塾では、4月に生徒・保護者の皆様には年間の予定を配布していますが、
後半が始まるこの時期にそれを見直すようにしています。

生徒の皆さん、特に受験生の皆さんの学習の様子や模擬試験の結果をふまえて、
これからどのように学習活動を進めていけば、より良い結果に導いていけるのか、
そこを考えながら、改めて後半の予定を考えていきます。


塾の先生方が集まる学校説明会などでときどき耳にする言葉に、、
「まだ受験に対する意識が低い」とか「まだ学習のレベルが低い」
「勉強における集中・継続力がない」などと嘆いている先生方ががいます。
それはその通りなのかもしれませんが、私は嘆いても何も始まらないと思います。

そうやって嘆くことは簡単ですが、そうであるならば、
私は自分達の手で、自分達が望むレベルや意識へ導いていく、
そのように考えて行動をしたほうが、生徒さん達のためにもなる、
そのように思います。

もちろんほっといて意識やレベルが上がるわけではありませんので、
いろいろな仕掛けが必要です。
受験に向けて学習指導をしていくのはもちろんですが、
受験生としての意識を高めてもらうには、
どんな仕掛けをつくるか、どんな話を生徒さんにしていくのか、
それを真剣に考えていく必要があると思います。
また、それが塾の先生としての腕の見せどころの1つだと思います。


今日は年度の後半に向けて、受験生にどんな進路行事を用意するのか、
その行事をどのように活用していくのか、どんな話をこれからしていくのか、
生徒さんのことを思い浮かべながら考えてみました。

いろいろと思案しているときに、隣を生徒さん達が通り過ぎていきます。
みんな受験生なのに、一生懸命頑張っていい笑顔をしています。
この笑顔を見たら、この生徒さん達のために頑張りたい、自然とそう思います。

受験までの日数はあと165日余りとなりました。
この165日を受験生としてはもちろんですが、あとから振り返っても
「あの時は、とてもいい経験をした」と言ってもらえるようにする、
そんなときにしていきたいと思っています。

今日はそんなことを思いながら、
後半の進路行事や学習指導などについて考えてみました。
これから受験生の皆さんと対話し、
受験生にとってのベストを模索しながら
年度の後半戦を決めていきたいと思います。

さあ、年度の後半も頑張っていこう!

誰もが通る道

2015年09月17日 22時34分21秒 | 日記・エッセイ・コラム
9月の北辰テストの結果が返ってきました。
前回よりも伸びた人、変わらなかった人、残念ながら下がってしまった人…
人それぞれの結果があると思います。

結果を見ていろんなことが思い浮かぶと思いますが、
結果を見て、いま自分が思った思いを素直に受け止めて、
次へと生かしていくことを考えてもらいたいと思います。


今回の結果を見て「悔しい!」という思いを抱いた人もいると思います。
自分なりに頑張ってきた、もしかしたら他人よりも頑張った、
でも、なかなか結果が出なかった、そんな人もいるかもしれません。

いま抱いているその「悔しい!」という思い、それは努力の証ですね。
努力をしなければ「悔しい」という感情は浮かばないはずですから。
だから、悔しいと思えるまで努力をした自分を、
素直に認めてあげて欲しいと思います。


一生懸命に頑張っても、なかなか結果が出ないときもあります。
そしてそれは、誰もが通る道でもあります。


開智未来高校の関根校長先生が「伸び悩みの乗り越え方」という
プリントを作成されていますが、その中で、
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妙な言い方になりますが、伸び悩んでいる人は必ず伸びます。
それは伸びようと思っているからです。
伸びるために力を矯(た)めているからです。
---------------------------

と書かれています。この部分、私も全く同感です。

一生懸命に頑張ったからこそ「伸び悩んでいる」という
実感があるともいえます。
たとえ今回は結果として発揮されなかったとしても、
これまでの努力はそれは消えうせたのではなく、
「発揮されるときを待っている」そのように思います。


また関根先生は、
---------------------------
だから、「伸び悩める人間になろう」と生徒を指導します。
また、伸び悩んでいる生徒は「伸び悩む者は幸いである」
(聖書みたいですね)と褒めてあげましょう。
逆説的な言い方ですが、教育とは「伸び悩む生徒」へと育てることです。
----------------------------

とも書かれています。

「伸び悩む生徒を育てる」とは一見矛盾しているように見えますが、
これは私には納得のいく言葉です。
「伸び悩めるくらいに努力をする生徒を育てる」
そういいかえることができると思います。

さらに、伸び悩む原因として、
----------------------------
「それまで成績が伸びていた『知の枠組み(フレームワーク、スキーマ)』や『学習の仕方』が限界となり、かえって成績を伸ばすことを抑える負の要因になっているから」です。
ですから、伸び悩みを乗り越えるには新しい「知の枠組」や「学習の仕方」を獲得することが必要です。そして、そのためにはある一定程度の時間と勉強量(つまり伸び悩んでいる時間)が必要です。
----------------------------

と書かれています。

これも納得のいくところで、学習したにもかかわらずうまくいかないときには、
言い方を変えれば「方向転換が必要な時期」ともいえる
と思います。

これまでの学習の内容ややり方を見直す、そういうことが必要な時期にさしかかった、
そういうことができると思います。
これは決してネガティブなことではなく、
「学習の内容ややり方を見直さなければならないところまで、
学習内容のレベルがあがってきたきた」そういうふうにとらえることができます。
そういう意味で、伸び悩んで悔しいといえる生徒さんは、
「褒めるに十分な努力をしてきた」のだと思います。

伸び悩んでいる生徒さんに関根先生は、
「新しい「知の枠組」や「学習の仕方」を獲得することが必要」
と書かれています。また、
「そのためにはそのためにはある一定程度の時間と勉強量
(つまり伸び悩んでいる時間)が必要です。」とも書かれています。

私もそう思いますが、あえて言うなら、
伸び悩みで悩んでいる時間をなるべく短くすること、
これが塾にできる1つのことだろうと思います。


「伸び悩み」は誰もが経験することの1つだと思います。
勉強でも、営業成績でも、野球やサッカーの試合でも、100m走の記録でも、
どんな場面でも人は伸び悩みを経験することがあるいえます。

いま塾にできることは、
勉強面で伸び悩んでいる人のこれまでの努力を認めてあげること、
そして、しっかりと寄り添いながらも次に向けて何をすべきかを
一緒に考えることだろうと思います。


今回の結果は結果として受け止める必要はあります。
しかし、まだまだ勝負はこれからともいえます。

今回は頑張って伸びた人もたくさんいましたが、
伸び悩んでいた人が開花して迫ってくるかもしれません。

勝負はまだ始まったばかりです。
今回は結果を出せた人もそうでない人も、
全ての生徒さんが次に向けて第一歩を歩みだすことを期待しています。



塾からのお知らせ【9/17版】

2015年09月17日 21時22分35秒 | お知らせ
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県立入試まであと167日
県立入試まであと23週
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≪9/27までの予定≫
◇9/18(金) ■私立高校訪問(白鴎大足利)
◇9/19(土) ◎理社国3年(18:00-20:25)◇臨時授業設定日(16:00-)
◆9/20(日) ◇臨時授業設定日(15:00-、16:50-)◇臨時自習室開放日(15:00-18:20)
◇9/21(月) ◇祝日ですが平常どおり授業・習熟・自習があります。
◆9/22(火) ◆日程調整のためお休みです。
◆9/23(水) ◆日程調整のためお休みです。
◇9/24(木) 
◇9/25(金) 
◇9/26(土) ◎理社国3年(18:00-20:25)
◆9/27(日) ◆休塾日☆UPテスト実施日

※予定はやむを得ない理由により変更をする場合があります。その際は、メールなどでお知らせいたします。
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【提出物など】
◎漢検申込み(9/28締切、申込み書は送付済)
◎英検対策講座申込み(該当者にはメールで連絡済、各実施前日まで)

≪9月の休塾日について≫
9月の日程調整のための休塾日は、9/22(火)・9/23(水)です。この期間はカレンダー的には連休ですが、9/21(月)のみ平常どおり授業・習熟がありますのでご注意ください。

≪漢検の申込みについて≫
本年度第2回目の漢検の申し込みは9/28までとなっています。お申し込みをされる皆さんは、期日までに申込書と必要事項を記入の上、ご提出をお願い致します。

≪大雨に伴う臨時休塾の振り替え≫
【臨時授業設定日】
◇9/19(土) 16:00-17:30(定員2)
◇9/20(日) 15:00-16:30、16:50-18:20(定員各3)

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≪空席状況≫
【授業】
◇9/21(月) 20:40-に空席があります
◆9/22(火) 休塾日です
◆9/23(水) 休塾日です
◇9/24(木) 空席はありません
◇9/25(金) 20:40-に空席があります
◇9/26(土) 個別の授業はお休みです
◆9/27(日) 休塾日です

【習熟】
◇9/21(月) 19:45-、20:40-に空席があります
◆9/22(火) 休塾日です
◆9/23(水) 休塾日です
◇9/24(木) 19:00-に空席があります
◇9/25(金) 19:45-に空席があります
◇9/26(土) 習熟はお休みです
◆9/27(日) 休塾日

≪9/27までの自習時間≫
◇9/18(金) 16:00-22:10
◇9/19(土) 13:00-22:00(時間延長) 
◆9/20(日) 15:00-18:20(臨時自習設定日)
◇9/21(月) 15:00-22:10
◇9/22(火) 休塾日です
◇9/23(水) 休塾日です
◇9/24(木) 16:00-22:10
◇9/25(金) 15:00-22:10
◇9/26(土) 15:00-22:00 
◆9/27(日) 休塾日です
※水曜日は混雑しますので、事前に空席の確認をおすすめします
※土曜日は余裕がありますので、ぜひご活用ください。

≪進路・学習のご相談の受付≫
しばらくの間は、お電話にてお問い合わせください。

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スルメ学習 VS 離乳食学習 ~開智未来高校を訪ねて

2015年09月16日 22時38分29秒 | 受験・学校
今日は、加須市にある開智未来高校の説明会に参加してきました。
この学校に行くと、いつもたくさんの学びが得られますが、
今日もまたたくさんの学びを得ることができました。

今日の説明会のあとに、関根均・校長先生とお話をする機会がありました。
そのときに関根先生が目指す“開智未来”という学校の姿が、
今まで以上にはっきりと見えてきたように思いました。

開智未来が目指す教育は“スルメ学習”なんだな、
そんな気がしました。

スルメは堅いですが、“噛めば噛むほど味が出る”といわれます。
開智未来で行われている学習も、一見ハードルが高いように見えます。
食べ物で例えれば、離乳食のようなやわらかさはない、ということです。

しかし、この学習方法を続けていけば、
だんだんとスルメを食べているときと同じように味わいが出てくる、
つまり、だんだんと思考力をはじめとした学習能力が身についてくる
そのように例えることができるのではないかと思います。

昨今は、「分かりやすい指導」というのが求められている、そのように感じます。
もちろん、それはそれで大切なことだと思います。
ただそれが、「分かりやすい=何でも教えてしまう」だとしたら、
実は生徒さんはいっこうに成長しない
ように思います。

「分からなければ、先生に聞けばいいや…」
という感じでは、いつまでも依存してしまい、自分で考えようとしません。

もちろんはじめは、離乳食のように噛み砕き、
丁寧に教えていく必要があると思います。
しかし、いつかは赤ちゃんにも歯が生えて、
だんだんと堅いものが食べられるようになっていきます。

それと同じで、学習もいつまでも噛み砕かれたものばかりをやっていてはダメで、
だんだんと堅いものを与えていかないと、本当の力はついてこないように思います。

いつかはスルメのような堅いものも、味わって食べることができる、
堅いけれど、長い時間味わうことで本当のよさがわかる、
そんな学習に移行していかなければ、生徒さんの学力を
本当につけていくことはできないのではないかと思います。


開智未来の教育は、もちろん離乳食のような丁寧さもありますが、
ときにスルメを噛むような、本当の学力の獲得を目指す
それこそ“堅さ”もあるような気がします。

最近は、すぐに正解を知りたがる生徒さんも増えてきています。
離乳食ばかりで育てば、そのような結果になることは明白です。
長い時間をかけて噛みしめること、味わうことを知らない、
そんな学習方法では、逞しく世の中を生きていく力はつかないと思います。


当塾の目標は「幸せを彩る塾」ですが、
その目標を達成するために「逞しい生徒を育てる」という目標もあります。
分かりやすく教えることは、もちろん大切です。
しかし、それにいつまでも依存しない、いつかはしっかりと自分の足でたつ、
そんな生徒さんを育てていきたいという思いがあります。


だからこそ、勉強面では、ときにはすぐに答えを言わず考えさせる、
生活面では、忘れ物や宿題忘れがあれば、なぜそれがいけないことなのかを学ばせる、
そういったこともしていくように心がけています。

目先の高校受験だけではなく、一生使える学習の姿勢を学ばせたいという思いがあります。
塾だからこその限界はありますが、
それでも生徒さんと共に、ときには時間をかけてでもじっくりと歩む、
“生徒と共に歩む”とは、そのようなことを言うのではないかと思います。

開智未来が目指す方向と当塾が目指す方向は、一致している部分があるなと感じます。
もちろん学校と塾の違いがありますから、同じことはできません。
ただ、「生徒さんには逞しく、本当の学力を身につけて欲しい」という考えは、
きっと似ている部分がある、私はそう思いながら帰ってきました。

開智未来は逞しい生徒さんを育てる、そんな学校に思えました。



↑開智未来高校では「メモ・もぎ取り・うなずき・反応・発表・振り返り」という6つの授業姿勢を教わります。私も未来の生徒さんに負けないように、生徒さんの発表や先生方のお話をメモしてみました。(←まだ未来生には勝てない気がする…)




付属と進学校の2つの顔を持つ高校 ~佐野日大高校を訪ねて

2015年09月15日 22時56分32秒 | 受験・学校
本日、佐野日本大学高校の学校説明会に参加してきました。
佐野日大といえば、高い現役合格率(98.5%)が目に付きます。
この高い合格率の秘密を探るべく、お話しを聞かせていただきました。

佐野日大の高い現役合格率の秘密、
それは「付属校としての顔」と「進学校としての顔」
この2つを持つことが大きな理由
だと考えられます。

「付属校としての顔」は、
主に進学コース・スーパー進学コースが担っています。
「日大の付属」というメリットを生かして、
日大をはじめ、他の私大へも進学できる授業構成になっています。

日大は、俗に「日東駒専」といわれるレベルの大学ですが、
このレベルでも一般入試で合格するのは、なかなか難しいのが現状です。

実際に日大が出している資料によると、
埼玉の偏差値65以上の進学校といわれる高校から日大を受験しても、
合格者は40%前後
という状況です。

この中には、名だたる進学校も入っていますが、
それでも40%を超える高校はほとんどなく、
20%台という学校も多く見られます。
それだけ一般入試で大学を受けることの厳しさを物語っている、
そのような資料だと思います。

それが付属校のメリットを生かすと、
およそ60%以上の人が日大に進学できる、
そして他の大学への推薦などを含めると、
一番入りやすい進学コースでも99%近い現役進学率になるそうです。

このあたりは、なかなか公立高校や一般の私立高校には真似できない
佐野日大という日大の付属校ならではのメリットだと思います。


もう1つの「進学校としての顔」は、
特進コース・スーパー進学コースが主に担っていて、
東大や京大などの難関国公立大学、難関私立大学への進学を目的とした
授業構成になっています。

特に特進コースは、基本的には一般入試を突破していくことで
合格を目指すコースで、手厚いフォローがあるのが特徴だと思います。

SSHの指定校でもあるので、SSクラスでは、
大学との連携や、大学レベルの実験なども行いながら、
難関大学への進学を目指すことができます。

また、これはコースを問わずですが、
いち早くタブレット端末を使用した授業などを取り入れているのも
佐野日大の特徴だと思います。

学校からのプリント類や宿題の配布などを
タブレットを介して行うことで、能率化をはかり、
同時に未提出や無くしてしまうなどのことがないように
することができるとのことです。

最近は、さまざまな学校でタブレットを取り入れてきていますが、
全員が持っているという学校は、まだ少ないように思います。
このあたりも、これから注目するポイントになりそうです。

来年度からはバス路線も増設し、さらに通いやすくなるようです。
また腕試しとなる学力判定テストなどもあるので、
佐野日大を考えている人は、受験してみるのもよいと思います。


◇本日いただいた資料より ↓クリックすると拡大します
  

仲良し二人?の名古屋旅・2

2015年09月13日 21時22分11秒 | 旅行記
だいぶ間が空いてしまいましたが、先日の名古屋旅行記の後編です。

2日目は、お伊勢参りへと行ってまいりました。

朝は名古屋名物?喫茶店でのモーニング。
最近でこそ、コメダ珈琲店などが関東に進出してきて
知っている人も多くなったと思いますが、
このモーニングの文化、なかなかいいですよね。

ちなみに前回(6年前だったかな?)に初めて名古屋に行ったときに、
コメダ珈琲店でシロノワールを初めて食べて、
その美味しさとボリュームにビックリしたのを覚えています。
以来、コメダを見つけると行きたくなるようになってしまいました。

そういえば、春日部にある北進ゼミナールの隣にコメダがあるのですが、
なんだかんだで1回しか行っていないですね。
ぜひ今度、北進ゼミナールに行った際には、シロノワールを堪能したいものです。

と、話はそれましたが、名古屋から近鉄の特急で伊勢市へと向かいました。



近鉄は初めての乗車ですね。進路を南へととりながらグングン進んでいきました。
訪れたときも、前々日ぐらいまで雨がかなり降っていたので、
川の増水が激しかったのですが、
それでも伊勢に近づくと、川底まで見えて水も澄んできて、
なんだか不思議な気分になりました。

そして、伊勢市駅に到着し、外宮から参拝をしました。



これもまた不思議なのですが、鳥居をくぐると雰囲気が変わる気がします。
風の吹き方や温度、そう思い込んでるだけなのかもしれませんが、
ここが昔から特別な場所として存在した、そんな感じも受けました。

伊勢神宮のに関係する写真は撮っていません。
なんだか撮るには恐れ多いような気がしまして。
目だけに焼き付けて帰ってきました。

外宮参拝のあとは、バスで内宮へ移動。
そういえば外宮の鳥居の前と内宮のおかげ横丁のあたりで、
テレビの撮影をやっていましたね。
映ってたらどうしよう…たぶんモザイクですよね。

さて、内宮参拝の前にお昼ご飯ということで、おかげ横丁の伊勢うどん屋さんへ。



伊勢うどんは、とてもやわらかい(簡単に言えば煮込みすぎ)のですが、
これは昔、お伊勢参りに来る人があまりにも多く、
すぐに提供できるようにとずっと煮込んでいたことが由来だそうです。
なるほど、面白いですね。それぞれの場所とモノには由来があるとうわけですね。

おなかも満たしたところで、宇治橋を渡り内宮へ。
五十鈴川は増水していて、そばまで行けなかったのは残念でしたが、
それでもご正殿、荒祭宮などに参拝をして参りました。

ここもなんだか不思議です。周りとは空気感が違う、、、、
そんな話を木下先生としながら、内宮の参拝をして参りました。

そして、帰りは再び近鉄の特急で名古屋へ。


そのあと、もう一泊される木下先生と別れ、単独東京へ向かいました。
帰りは再び「ぷらっとこだま」でゆっくりと帰京。
早く目的地に行くのもよいですが、ゆっくりと列車のたびを楽しむのもいいですよね。
(ちなみに私は乗り鉄です。日帰りで、青森までは行きましたよ。)

名古屋では新幹線のホームで、埜口義塾の赤井先生オススメのきしめんを食べ、
みそ饅頭を購入し、車内でほおばりながらゆっくりと過ごせました。
普段は時間に追われることも多いので、こういう時間の過ごし方は
贅沢だなぁとも思います。



そして、東京に到着です!



翌日は9月1日でしたので、通常通り授業がある日です。
しばらくぶり?の皆さんとの再会を楽しみに帰ったのを覚えています。


人にとって日常が一番大切なことはいうまでもありません。
けれど、日常の大切さはうっかりすると忘れがちです。
その日常の大切さを思い出すためにも、
こういった非日常なときな時間の過ごし方、
それがあってもいいのかなと思います。

(完)