中間テストもほぼ終わり一息つくこの頃に、
私は授業で必ずといってやることがあります。
それは生徒さんとの「対話」
テストの結果という話しをはじめるには絶好のテーマがあるので、
テスト結果を振り返りつつ、反省を促したり、アドバイスをしたり、
これからの授業や学習方法についても話していきます。
でもそれは、きっかけに過ぎません。
本当に話したいことは、そのあとに話をしていきます。
最近多いのは「将来の職業」と「行動力」の話しです。
「将来何になりたいの?」と聞くと、ほとんどの生徒さんが「わからない」と答える、
なんとも夢のない時代になってしまいましたね。
でも、本当にそうなのかな?とも思います。
確かに本当に決まっていない人もいるとは思いますが、
中には自分に制限をかけてしまっている生徒さんもいると思います。
本当にやってみたいことがあっても、
自分の設けた制限(いまの学力や環境)の外にあるものだと、
「どうせ無理」「言ったら恥ずかしい」などと考えてしまい、
本当にやりたいことを言い出せない、そんな人もいるのではないかと思います。
「もし制限がなかったら、どんな仕事をしてみたい?」
そう聞くと、何人かの生徒さんは具体的な仕事の名前をあげてくれました。
でも「無理」とすぐに制限の中に引きこもってしまう、そんな感じでした。
でも、私は思います。
その制限を取っ払っていくこと、それを「努力」というだと思うんです。
だから、自分が設けた制限の中で仕事を選ぶこととは、
つまり努力をしないということになりますよね。
努力をせずに、自分の設けた制限の中、言い換えれば今の学力や環境の中で仕事を選んでも、
それが本当にやってみたいことでなかったなら、後悔することになりそうな気がします。
「今の自分ではダメかもしれない、だからこそ努力をして、本当に自分のやってみたいことに近づく」
そういう気概のある生徒さんが少なくなってしまったことが、本当に残念な気がします。
でも、もしかしたら、これは大人のせいかもしれませんね。
失敗させたくない、苦労をさせたくない、危険な目にあわせたくない、
そういった思いは大切ではありますが、
それが高じて、今の自分の環境の中から外に出るチャレンジをしない、
そんな子どもを作り上げてしまったのかも知れませんね。
もちろん命に関わるような危険は回避させなくてはなりませんが、
同時に安全な範囲でチャレンジさせる、冒険させる、そういったことも大切なのではないかと思います。
自分で危険な目にあうから、これはいけないことだ、と分かるようになるのであって、
ひとに「これは危険だよ」といわれても、経験がないから本当の危うさを知らすにやってしまう、
そんなこともあるのではないかと思います。
勉強に関しても同じことがいえるような気がします。
失敗しないように予防線を張ることは、ときに子供の成長を妨げることにもあるような気がします。
どんなことをやると、どんな結果になるのか、
それを自分の五感で確かめるからこそ、自分は次に何をしたら良いのかを考える力が身につく、
そう考えることもできると思います。
中間テストの結果をみながら生徒さんに話すことは、
今の自分を乗り越えるにはどうしたらいいかということ。
そうやってチャレンジ精神を磨いていくことで、
本当に自分がやりたいと思える仕事にも近づいていけるのではないかと思います。
しばらくの間、生徒さんとの対話を私自身も楽しみながら、
生徒さん達をリードをしていきたいと思います。
私は授業で必ずといってやることがあります。
それは生徒さんとの「対話」
テストの結果という話しをはじめるには絶好のテーマがあるので、
テスト結果を振り返りつつ、反省を促したり、アドバイスをしたり、
これからの授業や学習方法についても話していきます。
でもそれは、きっかけに過ぎません。
本当に話したいことは、そのあとに話をしていきます。
最近多いのは「将来の職業」と「行動力」の話しです。
「将来何になりたいの?」と聞くと、ほとんどの生徒さんが「わからない」と答える、
なんとも夢のない時代になってしまいましたね。
でも、本当にそうなのかな?とも思います。
確かに本当に決まっていない人もいるとは思いますが、
中には自分に制限をかけてしまっている生徒さんもいると思います。
本当にやってみたいことがあっても、
自分の設けた制限(いまの学力や環境)の外にあるものだと、
「どうせ無理」「言ったら恥ずかしい」などと考えてしまい、
本当にやりたいことを言い出せない、そんな人もいるのではないかと思います。
「もし制限がなかったら、どんな仕事をしてみたい?」
そう聞くと、何人かの生徒さんは具体的な仕事の名前をあげてくれました。
でも「無理」とすぐに制限の中に引きこもってしまう、そんな感じでした。
でも、私は思います。
その制限を取っ払っていくこと、それを「努力」というだと思うんです。
だから、自分が設けた制限の中で仕事を選ぶこととは、
つまり努力をしないということになりますよね。
努力をせずに、自分の設けた制限の中、言い換えれば今の学力や環境の中で仕事を選んでも、
それが本当にやってみたいことでなかったなら、後悔することになりそうな気がします。
「今の自分ではダメかもしれない、だからこそ努力をして、本当に自分のやってみたいことに近づく」
そういう気概のある生徒さんが少なくなってしまったことが、本当に残念な気がします。
でも、もしかしたら、これは大人のせいかもしれませんね。
失敗させたくない、苦労をさせたくない、危険な目にあわせたくない、
そういった思いは大切ではありますが、
それが高じて、今の自分の環境の中から外に出るチャレンジをしない、
そんな子どもを作り上げてしまったのかも知れませんね。
もちろん命に関わるような危険は回避させなくてはなりませんが、
同時に安全な範囲でチャレンジさせる、冒険させる、そういったことも大切なのではないかと思います。
自分で危険な目にあうから、これはいけないことだ、と分かるようになるのであって、
ひとに「これは危険だよ」といわれても、経験がないから本当の危うさを知らすにやってしまう、
そんなこともあるのではないかと思います。
勉強に関しても同じことがいえるような気がします。
失敗しないように予防線を張ることは、ときに子供の成長を妨げることにもあるような気がします。
どんなことをやると、どんな結果になるのか、
それを自分の五感で確かめるからこそ、自分は次に何をしたら良いのかを考える力が身につく、
そう考えることもできると思います。
中間テストの結果をみながら生徒さんに話すことは、
今の自分を乗り越えるにはどうしたらいいかということ。
そうやってチャレンジ精神を磨いていくことで、
本当に自分がやりたいと思える仕事にも近づいていけるのではないかと思います。
しばらくの間、生徒さんとの対話を私自身も楽しみながら、
生徒さん達をリードをしていきたいと思います。