2022年元旦
紅白歌合戦を見ていて、何気なく気になった歌手の皆さんの曲を検索していたら、たまたま開いたYouTubeでこの曲に出会いました。
聞いたその瞬間、得も言われぬ力強さを感じました。
勇気づけられる、前向きな気持ちになる、
どの言葉も正解のような気がしますし、
どの言葉をもってしても足りないような気もする、
そんな気持ちに包まれたのを覚えています。
その後に調べてみると、
この曲は『第100回全国高校サッカー選手権大会』応援歌 であり、
森山直太朗さんが作詞・作曲された曲だと知りました。
サッカー選手権の応援歌ということではありますが、
サッカーだけでなく、全てのスポーツをはじめ、
今を真剣に頑張って生きている人の応援歌になる、そんな曲だ
私はそんなふうに思いました。
いま目の前には、受験を控えた中学生の皆さんがいます。
この曲を聴いていると、そんな皆さんの姿が重なってきました。
どれだけ頑張っても終わりのない世界。
一生懸命にやっても成果が出ない苦しみや、
どこに向かえばいいのか、その正解すら見えてこない、
受験生の皆さんは、きっとそんな気持ちで今を生きていると思います。
私はこの曲を聴いて、私自身だけでなく、受験生の応援歌にもなる
そんなふうにも思いました。
この曲には印象的なフレーズがたくさん出てきます。
「きっと終わりじゃない」
「君は一人じゃない 」
といった言葉も印象的ですが、
「もう二度とない“今”を走れ 」
この言葉を自分自身にも、
そしてこれから受験を迎え、高校生として旅立っていく皆さんに贈りたい、
そんなふうに思いました。
歌詞を見ると、決して言葉の数は多くはない曲ですが、
だからこそ、印象的なメロディーと相まって、
1つ1つの言葉が力強く印象に残るのだと思います。
今という時は二度と帰っては来ません。
「もう二度とない“今”を走れ 」
全ての皆さんが”今”を真剣に生きていくこと、
それが本当の“自分のため”になるのだと思います。