幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
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2300本以上の動画と145のクラス

2020年06月14日 21時26分11秒 | 受験・学校
先日、開智未来中学・高校の学校説明会に行ってきました。
例年はこの時期は学校説明会が最初のピークを迎える頃で、慌ただしい日々を過ごしています。
しかし今年は、コロナの影響もあって説明会は軒並み延期や中止。今回の開智未来中学・高校の学校説明会が本年度最初の説明会となりました。


開智未来のパンフレットにはAR(拡張現実)機能もついていて画期的。

今年の学校説明会の一つのポイントになるものとして「休校期間中の対応」というものがあると思います。

コロナの第二波が来るのかどうかは分かりませんが、もし来たとしても、「こんな取り組みができます」と言ってもらえれば、安心ができると思います。

その点、開智未来の説明はとても心強いものだったと思います。今回の休校期間に作成した動画の本数は2,300本以上、連絡や課題配布のために作成したGoogleClassroomでのクラスの数は145にも及んだそうです。
これには正直驚きました。

これに加えゴールデンウィーク明けからはライブ授業も展開したとのことで、ICT機器を標準で持たせていた学校の強みを活かせた形になったと思います。

私も動画撮影→編集→YouTubeへのアップ、GoogleClassroomを使用した課題の配布、ZOOMを使ったオンライン授業と、開智未来と同じような経過をたどりながら休校期間を過ごしてきましたが、それ故にその大変さはとても良くわかります。
最も学校と当方のような個人塾では、いろんな意味でレベル差はあるとは思いますが、一連の流れの大変さを知る身としては、とても驚いたものでした。





開智未来の加藤校長先生自身が情報科の先生ということもあるかもしれません。だとしても、先生方一人ひとりが本当に取り組もうとしなければこの数字は出せないだろうと思います。それを思うと、これはすごいなと正直思いました。
今回のこの動画作成などを通して、先生方の世代間を越えた交流が深まり、先生方がより仲良くなれたとお話していたのも、なんだか印象に残る言葉でした。

オンラインでの授業はあくまで緊急避難的なものではありますが、このような状況で何ができるかに、その学校の本質的なものが見えるように思います。
旧態依然に固執して何も進まないのか、とりあえず何でもいいからやってみるのか、それはその学校で育つ生徒さんにも、少なからず影響が出てくるものと思います。

こういう波乱のときほど、過去だけを見るのではなく、未来をどう見据えているのか、そういったことを踏まえながら学校選びをしていくことも、大切かなあと思います。

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