おばんです。
秋田県横手市十文字町の宅配弁当、オードブル「紅玉」の『たかはしもとい』です。
店舗は 毎週木曜・金曜 お休み(祝日を除く)。
宅配は 毎日行っております。
詳細は下の方にあるカレンダーをご覧下さい。
今日は秋田市からデリバリーのご注文が多く、2台の車で向かいました。
私も旅行代理店様のご用命により、秋田空港までお届けに参りましたが、車を運転しながら、日差しの強さに日焼けしそうでした。
朝晩の寒さに比べると、日中の暑さは極端で、旅行で秋田に来られたお客様も驚いておられました。
さて、今日で受付を一旦終了した「紅の夢」ですが、これを使った美味しい焼菓子がお取引先から発表されました。
▲神奈川県のマーロウさんからリリース
▲紅の夢がたっぷり
私ごとですが、店長である家内の名は「紅(くれない)」と申します。
その家内がテレビの報道で「紅の夢」というりんごの存在を知り、是非食べてみたいものだと言っていたことがご縁の始まりだった思います。
とある勉強会でその紅の夢の生産者が地域にいることを知り、平良木さんと出会いました。
その平良木さんの熱心なりんご栽培への姿勢に共感し、このりんご「紅の夢」を、食のプロ、お菓子のプロに手渡したいと、様々な方のお力添えを頂きながら、このりんごを使ってくれるプロフェッショナルと出会いたい一心で、二人であちらこちらを歩き回ったものでした。
ある方から東京の大規模展示会の共同ブースに出展してみないかと声を掛けられ、2016年、東京ビックサイトに4日間出展しました。
しかし、好奇心からの興味を示す方はいても、私たちの求めるプロとの出会いはなかなか無く、焦りを感じていた最終日。
このりんごのコンポートを一口試食したバイヤー風の男性に「これは何ですか!」と息せき切って尋ねられました。
紅の夢という果肉の紅いりんごで作ったものであることを説明すると、「あなたは何者なんですか!」と立て続けの質問。
その場でお名刺交換をしたところ「必ず連絡するから」と、その場を後にされていきました。
お名刺には「有限会社マーロウ」、そして「白銀剛」と書かれていました。
現在、マーロウの副社長をされている白銀さんとの出会いでした。
私はこのマーロウという会社をビーカープリンという商品から知っており、そのような会社様からお声がけいただくなど、素晴らしいことだと思っていましたが、もっと興奮したのは私の家内でした。
家内は大学時代ヨット部で青春を謳歌し、合宿所があった三浦半島の葉山によく行っていたことから、このマーロウがイタリアンレストランであり、その商品とサービスが、地域のステイタスシンボルであることを分かっていたからです。
この憧れの会社とお取引が始まるということに、深い喜びと感動を覚えたのは私より家内の方だったかもしれません。
それから始まる様々な冒険とそれにまつわるエピソードは、ここには書ききれませんが、この会社とのお取引は、単なるお取引を超えて、スタッフと私たちとの間に絆とも呼ぶべきものが生まれているように思います。
昨年、そして今年と、マーロウ様の社員研修の場として当地横手まで社員の方がお越し下さいました。
その方々の目に留まった様々な秋田県産のものを、レストランで、あるいは工房で商品にして頂いております。
そして今年、当地を訪れたケーキ工房の工房長モンタウーティさんがとても素晴らしいケーキを完成させました。
その名も「紅のりんごケーキ」。
この紅いりんご、この器、このスパイスの利いた味わい。
そしてこの名。
マーロウ様と私たちとの出会いと歩み、モンタウーティさんがこの地秋田で感じて下さった風と土、樹と人。
すべてが凝縮されたこの焼菓子を是非皆様も召し上がってください。
明日11月1日朝9時から販売開始です。
下記のURLからどうぞ。
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