こんばんは。
秋田県横手市十文字町の宅配弁当、オードブル「紅玉」の『たかはしもとい』です。
2011年の今日、東日本一帯は激しい地震と、続いて歴史上類を見ない大津波に見舞われました。
それらによって引き起こされた原子力発電所の過酷事故は、国家ばかりか人類にとっても存亡の危機を感じさせる様な事態を引き起こしました。
当時を生きた全ての人それぞれの人生に深く刻まれる様な体験でした。
私もまた、語り尽くせない思いがあり、そのとき以来ことあることに思い出してしまいます。
私には以前より陸前高田に仲間たちがいて、震災の発生時、消息が分からず随分気を揉みました。
そのうちの多くの方々は助かったということを人伝に伺ったのですが、何人かは遂に冷たくなって発見されました。
特に忘れられないのは、20代の若い書店の跡取りのこと。
彼は、地域の衰退を何とか食い止めたいとあがいていて、シャッター通りの商店街を全部新しいお店や事業所で埋め尽くすと張り切っていました。
しかし、あの震災の日、彼は消防団の一人として、住民の避難誘導にあたり、帰ってきませんでした。
数日後、消防団の法被を着たまま、彼は見つかりました。
彼の家族たちも皆、あの海の黒い波の中にのまれてしまった。
町のほとんど全てが黒い波の中にのまれ、実に1800人を超える死者行方不明者を数えるほどとなり、壊滅状態となった。
私は最初、数週間前、電話で会話した人が大震災の中で逝ってしまった事が信じられない思いでした。
その後、何ともやり場のない怒り、そして何とも言えない無力感。
私が毎日抱えてきた空虚を超えられたのは、仕事であり、そこで出会う社員達であり、お客様の笑顔だったと思います。
数年が経ち、何度か陸前高田を訪れていましたが、ある日、新たな商業施設「アバッセたかた」を訪れたとき、我が目を疑いました。
そこには彼と彼の家族が営んでいたあの書店が入居していたのです!
信じられない思いでした。
この商業施設に入居したのは、この書店の親族。
その思いを引き継いでこの書店を再建したとのこと。
地域の小さい企業とそこで働く人々の底力を見たと思いました。
現在、コロナウイルスの蔓延により不安が掻き立てられる中で、中小企業で働く様々な方々の尽力で、日々の暮らしを送っていることに感謝の気持ちを忘れない様にしたいと思います。
誰かが担うべきことを担い、そこに自分の人生の意味を見つけること。
この書店の復興の歩みに、私個人が学んだことです。
最後になりますが、震災で命を失い、あるいは傷付き、故郷をなくされた方々に衷心よりお見舞い申し上げるとともに、被災地の一日も早い復興を祈っております。
地域の果物を使った焼菓子や、ローズメイのコンフィチュール、こだわりの調理用品も販売しておりますので、オンラインショップにアクセスして見て下さい。
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▲秋田県横手市十文字のデリカテッセン&カフェテリア
紅玉のホームページ
デリカテッセン&カフェテリア 紅玉
〒019-0509 秋田県横手市十文字町梨木字沖野66-1
TEL 0182-42-5770
E-mail:kougyoku_deli@mail.goo.ne.jp
秋田県横手市十文字町の宅配弁当、オードブル「紅玉」の『たかはしもとい』です。
2011年の今日、東日本一帯は激しい地震と、続いて歴史上類を見ない大津波に見舞われました。
それらによって引き起こされた原子力発電所の過酷事故は、国家ばかりか人類にとっても存亡の危機を感じさせる様な事態を引き起こしました。
当時を生きた全ての人それぞれの人生に深く刻まれる様な体験でした。
私もまた、語り尽くせない思いがあり、そのとき以来ことあることに思い出してしまいます。
私には以前より陸前高田に仲間たちがいて、震災の発生時、消息が分からず随分気を揉みました。
そのうちの多くの方々は助かったということを人伝に伺ったのですが、何人かは遂に冷たくなって発見されました。
特に忘れられないのは、20代の若い書店の跡取りのこと。
彼は、地域の衰退を何とか食い止めたいとあがいていて、シャッター通りの商店街を全部新しいお店や事業所で埋め尽くすと張り切っていました。
しかし、あの震災の日、彼は消防団の一人として、住民の避難誘導にあたり、帰ってきませんでした。
数日後、消防団の法被を着たまま、彼は見つかりました。
彼の家族たちも皆、あの海の黒い波の中にのまれてしまった。
町のほとんど全てが黒い波の中にのまれ、実に1800人を超える死者行方不明者を数えるほどとなり、壊滅状態となった。
私は最初、数週間前、電話で会話した人が大震災の中で逝ってしまった事が信じられない思いでした。
その後、何ともやり場のない怒り、そして何とも言えない無力感。
私が毎日抱えてきた空虚を超えられたのは、仕事であり、そこで出会う社員達であり、お客様の笑顔だったと思います。
数年が経ち、何度か陸前高田を訪れていましたが、ある日、新たな商業施設「アバッセたかた」を訪れたとき、我が目を疑いました。
そこには彼と彼の家族が営んでいたあの書店が入居していたのです!
信じられない思いでした。
この商業施設に入居したのは、この書店の親族。
その思いを引き継いでこの書店を再建したとのこと。
地域の小さい企業とそこで働く人々の底力を見たと思いました。
現在、コロナウイルスの蔓延により不安が掻き立てられる中で、中小企業で働く様々な方々の尽力で、日々の暮らしを送っていることに感謝の気持ちを忘れない様にしたいと思います。
誰かが担うべきことを担い、そこに自分の人生の意味を見つけること。
この書店の復興の歩みに、私個人が学んだことです。
最後になりますが、震災で命を失い、あるいは傷付き、故郷をなくされた方々に衷心よりお見舞い申し上げるとともに、被災地の一日も早い復興を祈っております。
地域の果物を使った焼菓子や、ローズメイのコンフィチュール、こだわりの調理用品も販売しておりますので、オンラインショップにアクセスして見て下さい。
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