日本理化学工業を訪れて～２

おはようございます。
秋田県横手市十文字町の地産地消デリカテッセン「紅玉」の「何にも専務」です。

先週の２４・２５日、横浜市へ出かけ、中小企業家同友会が主催する「第17回障がい者問題全国交流会」に参加してきました。
昨日の記事の続きを。

夕方まで勉強会で様々な学びを得て、その夜は神奈川同友会の方々が主催する懇親会。
全国の経営者様と出会う良い機会です。

私は少し前まで真面目（笑）だったので、勉強会では懇親会に参加することがあまりなかったのですが、今は積極的に出席することにしています。
自分は勉強会に来ているのだから呑み会は参加しなくても良いと思っていたのですが、同友会の懇親会は呑んでからも経営の話が続きます（笑）。
分科会が７つに分かれているので各分科会の内容なども聞けます。

▲実行委員長の挨拶


▲黒岩知事のご挨拶も


▲障がいを持たれた方のパフォーマンスも素晴らしい！

宮城の方で顔見知りの方がいらっしゃったので色々お話しをしたのですが、この方は別の分科会に参加されて、その感想を話してくれました。

その分科会の実践事例報告されたのは九州のハンバーガーチェーン店の社長。
ある日そのハンバーガー屋さんがとても忙しい状況になったとき、障がいを持った作業員が大声で叫び始めてしまったそうです。
そして店長が困ってしまって社長に電話をしてどうしたら良いか指示を仰いだそうです。

その電話に何て応えたか。
「休憩室に連れて行って、落ち着くまでそのまま叫ばせておきなさい」と言ったそうです。

混乱の中でもう叫ばずに居られないような状況は誰にでもあるが、人はずっと叫び続けていられるものではない。
まして彼には任されている仕事と職場という居場所があるのだから、落ち着いたら必ず戻ってくる。
「それまで叫ばせておきなさい、戻ってきたらそのまま何事も無かった様に働かせてあげて」。

あなたならどんな対応していた？
そこまで冷静でいられる？
そこまで障がいを持った人を信頼出来る？

こんな話が聞けるのも、懇親会の中でこそです。


…翌日は、日本理化学工業の会社見学です。

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