次郎くん物語(その24)だ。2012年9月17日には、とても心配する事態が起こった。
次郎くんは、夏は玄関のたたき(三和土)で寝ていることが多い。タイルがヒンヤリして気持が良いのだろう。こんな感じ!
<平成24年(2012年)9月17日ー12才3ヶ月ー>
【9月17日の出来事】
9月17日の夕方、買い物に出かけた。ワンちゃんには「お留守番!」と言って出かける。2時間少々で、買い物から帰宅。
いつも、車を車庫に入れようとバックする頃、彼らは、我々に気づき、ワンワン吠え始めるのだが、今回、シーンとしている。
因みに、次郎君は、いつも、玄関ドア内側で寝ている。玄関ドアが網戸になるタイプなので、内側の床はひんやりして過ごしやすいようだ。
で、次郎君の定位置だ。因みに、小次郎は次郎兄ちゃんが怖く、そこで寝ることは出来ない。パパの机の下などで、寝ている。我々が外出したときは、各々、定位置で寝ている(ようだ)
今回、次郎も小次郎もワンワン吠えない。ん? おかしいなあと言いながら玄関ドアを開ける。
次郎君が、予想通り、玄関の土間に寝ている。小次郎は玄関の廊下部分に立って、(心配そうに?)次郎君を眺めている。小次郎も、吠えない。
ママ:ん? 次郎君! いるじゃない。どうしたの? 寝ているの?
(声をかけても反応無し)
ママ:ん! どうしたの ジー君? 調子でも悪いの? と、頭をなでる。
(触ると、いつもは、ガバッと起き上がり、“お、寝ていたか!”と反応する。耳は遠いが、触覚には敏感で、尻尾の先の毛に、チョコッと触れても、“ガバッと”反応する。)
ママ:お父さん!?(パパのこと) ジー君の様子がおかしいよ!
パパ:普段、触ると、すぐ、反応するのに…。おかしい!、と心配になる
(ママが、次郎君を抱え起こそうとすると、首が、ガクッと傾く)
ママ:エー! ジー君が死んじゃった?
パパ:お腹が動いている(息をしている)し、生きているよ。でも、これはおかしいね。
ママ:お父さん、病院へ連れて行こう!
パパ:分かった! でも、今日は祝日だ。病院は開いていたっけ?
(人だと、間違いなく、“救急車を呼ぼう”となったレベル)
そうこうしている間に、次郎君が、ゆっくり目を開けた。しばらくうつろな状態だったが、次第に意識がはっきりして、起き上がってきた。その後は、(お留守番の時に貰う)おやつのあるところへ行ったので、一安心した。
それから3日。様子を見ているが、何事もない。病院へも行っていない。郷子さんと、あれは、何だったのかな? 死んだ状態だったよね? 等と言い合っているが………。
写真は3日後の9月20日の様子。寝ている写真を撮ろうと近づくと(こんな感じで)必ず気配に気づいて、目を開ける。もう少し近づくと、ガバッと起き上がる。うーん、あれはなんだったのか?
<平成24年(2012年)9月20日ー12才3ヶ月ー>
それから3日。今朝は、何ともなかったように、ルンルンと散歩へ行った! うむ、良かった、良かった!
しゅっぱあ~つ! 午前6時51分。
◇お家を出てすぐのところ。小次郎は(撮影している)パパのそばに居るよ。
◇撮影者交代。で、パパ、小次郎と一緒だ。
◇ ワンちゃんにも優先順位がある。特に、門扉を出る時に、小次郎が先に行こうとすると、大人しい次郎も、とても怒る。
◇ もう少しで、右に大きくカーブする。
◇ ここが大きくカーブするところ。もう少しすると可也山が見えてくる。
◇ 後ろに見えるのが可也山。パパと小次郎を撮影。ボク(次郎)は、ママのそばに居る。
◇ もう少しで、JR美咲が丘駅だよ。(仮死状態だったと言うけど)ボク、しっかり歩いているよ。
JR美咲が丘駅前ロータリーに到着。
◇ 右の黄色のアーケードをくぐって階段を下ると、JR美咲が丘駅の改札口となるんだ。
帰りにお友達のアールちゃんちに寄ったよ。
◇ アールちゃんはシェパードの女の子。うむ、「アール号」という呼び名が良いかも知れないね。
◇ フェンス越しに挨拶をしているところ。
◇ アールちゃんのママが、気づいて一緒に玄関前に出てくれた。ボク(次郎)は人見知りなんだ!
◇ アールちゃんとのふれあいは、ママと小次郎にまかせよう。ボクはパパと離れて様子見!
後は、お家に帰ったよ。お終い。
次郎くん物語その16~