Rollei35
特に年末の大掃除と言うこともなく、引越し後の整理ということで、冬休みは連日、継続的に掃除、片付け、荷物の整理中。
いままで狭い家で、収納スペースも限られていたので、押入れの奥の奥にしまわれた収納ケースのさらに奥のものが、日の目を見たりしている毎日。
そんななかで、発掘されたのが、これ。
Rollei35というコンパクトカメラ。
完全機械式フィルムカメラである。
コンパクトカメラのはしりらしい。
タバコの箱を一回り大きくしたサイズ。
コンパクトな大きさだが、金属の塊、重さはズシリと重い。
レンズは、Carl Zeiss Tessar 1:3.5 f40mmの枕頭式。
撮影する時はニュルッと伸ばす。
レンジファインダーが付いているが、機能は、レンジのみ。
ピントは目測であわせる。
その他、メカメカしいダイヤルは、絞りやら、シャッタースピードやら、フィルムタイプやら。
電池で起動する露出計も内蔵されている。
ドイツ語と英語の説明書も一緒に発見されて、今回初めて操作方法を熟読した。
じつは、これ、あたらし物好きのじいちゃんの形見である。
もらった事を完全に忘れていたが、今回の荷物整理で発見された。
そういえば、じいちゃんが、枕頭式のレンズを誇らしげに延ばしていたなぁ・・・。
でもって、ダイヤルを何やら回すのだけども、とにかく、撮影に時間がかかって、待ちの時間が長かったなぁ。
で、現像した写真は、ピントがあってないのが多かったなぁ。
幼い頃の記憶が蘇る。
早速、露出計用に新しい電池を入れて、フィルムを入れて、撮影に挑む。
残念ながら、露出計が動かない。
壊れているようだ。
しかし、その他は良好な作動感。
大きなレバーで、カリカリとフィルムを巻き上げて、ボタンをブチッと押すと、カチリっといった感じで、手元に微妙に伝わる軽い振動とともに、シャッターがおちる。
おお、惚れた。
こりゃなかなかカワイイやつだ。
ぜひ、露出計を修理して、現役復帰させるべし。
ということで、今年最後のブログは、あんまり「いえ」とは関係ない話題でした。
来年は、竣工写真など、ボツボツUPしたいと思ってます。
では、皆様、良いお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いします。
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