木曜日ですが、朝の寄り道です。
土曜日まで我慢できませんでした。
建具工事の現場を見てみたい・・・。
今朝は時間が取れたので、朝、娘を幼稚園に送ってから、現場に寄ります。
今日は車が多いです。いろんな業種の人が来ているからでしょう。
今日の現場の陣容は・・・
建具士1名+大工さん2名・・・建具工事は、工務店のお抱えの建具師がやってくれます。
実は、この建具師、現場監督Nさんの弟です。長男、現場監督Nさん、次男、棟梁Mさん、三男、建具士、○○さん(まだ名前聞いてません)という、濃いつながりです。
他、現場監督Nさん、塗装屋さん2名、内装屋さん1名、電気屋さん2名、板金屋さん2名、タイル屋さん2名ということで、総勢、13名が現場入りしてます。
にぎやかな現場は楽しいですね。
中に入ります。まずは、多目的室。
やはり、建具工事の作業場でした。
ござは、建具を寝かして作業する時に、建具に傷が付かないようにするためのものだそうです。
やり方が古風ですね。
建具工事のための道具が置いてあります。
ひときわ目を引く、このアイロンは、何のためのものでしょう?
職人さんが、自慢の手ぬぐいを、アイロンがけしているわけではありません。
このアイロン、木製のテープを建具扉の小口(こぐち:側面)に貼り付けるためのものです。
ローテク万歳。
合板でできた戸板の小口を、木製のテープを貼り付けてで塞ぎます。
上からアイロンをかけて固着させます。
小口テープです。
いろんな幅があります。
木の種類も、色々あります。
板の表面と同じ種類の木のテープを使います。
洗面所と、納戸と、主寝室の引き戸です。
引き手がまだ固定されていません。
塗装がすんで、組立を待つ状態です。
2階に上がります。
2階では、建具屋さんが、台所収納の引き戸の仕上げをしています。
ついでに、扉の金物関係の打ち合わせをします。
塗装がすんだ戸板に、アルミの型材を埋め込んで引き手とします。
アルミアングルに接着剤を塗っています。
髪型がトッポイ感じの三男、建具師です。
塗装屋さんが、居間の棚に、クリア塗装をかけてます。
クリア塗装か、色つきの塗装(オイルステン)とするか、サンプルをいくつか作ってもらったうえで、クリア塗装に決定しました。
棚板は、タモの集成材としたのですが、クリアをかけると、小口の継ぎ目が目立ちすぎました。
継ぎ目が目立ちすぎなので、現場監督のNさんにお願いして、ここにもナラ材の小口テープを貼ってもらうことにします。
その他の部分の棚板も、クリア塗装が済んでいました。
サンプルをもらっていた、OSBの塗装も、白の濃さを決めて、塗装屋さんに伝えます。
現場の作業を、もっと見ていたいのですが、会社にいかなくてはいけません。
1階に下ります。
浴室では、現場監督のNさんが、タイル屋さんに指示をだしています。ということは、浴室の工事が始まるということか・・・。
外にでます。
頭上に人の気配を感じます。
板金屋さんが、最後の仕上げ、はぜの締めをしています。
あきれるほどに、人力です。
一人はおおきなペンチのような道具を使って、はぜを挟み込んで締めます。
ペンチは、重たいので、水平に支持するために、もう一人が、ペンチの先を紐で吊って、屋根の上から支えます。
ローテク万歳。
駅に向かう途中、現場を見返します。
板金屋さんが、屋根の上で、ペンチを吊ってます。
畑のキャベツは、誰が見ても、キャベツと分かるようにまで成長しました。
<番外編>
帰宅時にどうしても気になり、現場によりました。
夜に現場に行くのは、基礎工事以来です。
中に入ると、予想通り、浴室の工事が進んでいました。
防水シートの上に、ラス(金網)を張って、モルタル塗りしてタイルの下地を作ってありました。
黒いのが、防水用のアスファルトシートです。
その上に、菱目の金網、ラスを張り、モルタルを左官してあります。
むむむ・・・???
寄ってみてよかったです。
ちょっと、このままではマズイ箇所を発見。
直してもらわなくてはいけません。
現場監督のMさんに、写真を撮って、メールします。
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