秋になって、空が高く感じられるようになって
きました。雲を見るには一番いい季節です。
古代の日本人は、めでたい雲(瑞雲「ずいうん」)が現れると
元号を変えてしまったこともありました。
「慶雲」や「神護景雲」と、2回も雲を含んだ元号が
登場しています。
現代からすると「雲くらいで・・・と思うかもしれませんが、
古代の人は、雲から何かのメッセージを読み込んでいたのでしょう。
雲で吉凶を表したり . . . 本文を読む
大和の国 、吉野の金峯山寺(きんぷせんじ)で行われている
「千人灌頂」という特別な儀式で金剛蔵王大権現さまと結縁をしてきました。
金峯山寺は、修験道の本尊である3体の蔵王大権現をお祀りして
いるお寺です。
そのご本尊をお祀りしてある蔵王堂も立派です(写真)
重層入母屋造り、桧皮葺き、高さ34メートル、間口が
36メートルという、かなり巨大な木造の建物です。
おそらく灌頂をする建物としては最 . . . 本文を読む
19日本日は、10時から16時までお寺の境内で
「金剛院てづくり市」を開催します。
本当は22日でしたが、雨のために順延となりました。
出展者の方も予定があり少なくなってしまいましたが
38店舗規模で行います。
個性派のお店がそろいますので、どうぞお出かけください。
午後1時からは「養生学」という講座が行われます。
なかなか奥の深いお話です。
次回は11月27日(13時)からと・・・
. . . 本文を読む
お寺の近くでマンションの建築がはじまり
だんだんと高くなっていきます。
回りにはマンションが本当に多くなりました。
道路をはさんでいるので、そんなに威圧感は
ありませんが・・・。お寺が下の方へ見下ろす
感じになってしまいました(笑)
大きな道路もできて首都高のインターも開通して
便利になったのは良いですが、逆に不都合なところが
たくさんあります。
都市計画て、地域から全体感を考えないとうまく . . . 本文を読む
今週の土曜日に「養生学のすすめ」を開講します。
ここで言う「養生」とは、従来の病気に対する「ようじょう」ではなく
生きる力を養い、自然の摂理が教えてくれる「智恵」の中から
「養生」という言葉をとらえています。
中国の陰陽の教え、先人の知恵や江戸時代の養生訓、
東洋医学と西洋医学、心理学や栄養学などを網羅した
「こころとからだ」心の琴線にふれる素敵なお話です。
先生は??歳ですが、絶対に??の . . . 本文を読む
ホテルに宿泊した人なら写真のような本を目にしたことは
ありませんか?
その名も「THE TEACHING OF BUDDHA」「仏教聖典」と
いいます。
大手のホテルなら、この「仏教書」を必ず常備しています。
これは、仏教伝道協会というところが発行していて現在は、
世界63ヵ国の主要ホテルの12,000軒138万室、
た病院には 、国内の1,100軒に『仏教聖典』を
常備しています。
中を . . . 本文を読む
日産自動車が開発した電気自動車リーフ・・・。
このCMに先輩のお坊さんが・・・
YouTubeにもアップされていて、見入って
しまいました
「風と共に走る・・・」なんていうお話を
されていましたが、とてもお人柄も含めて
この車にふさわしい表現でしたね・・・
和尚も隣に乗せて頂いたと思うと、ちょっと
うれしい感じでテレビを見ていました
. . . 本文を読む
おはようございます
10/22本日の「金剛院てづくり市」は、雨天のために
翌週29日(土)に順延いたします
《出展者の方へご案内》
本日(22日)にお申込みをされていた方は、翌週へスライドする
ことが可能です。
ご希望の方は必ず下記問い合わせ先へメールにて、ご希望の
旨をお送り下さい。
問い合わせ先 info@aozorakoten.com (電話不可)
また、地元の商店街の方の「商人 . . . 本文を読む
和尚は、大学時代の僧侶仲間と戦没者の慰霊法要を
南洋で行っています。
本堂でも良いのですが、やはり戦地などの現地へ
出向くことも重要かと思い、過去に何回か行っています。
(下記ブログでどうぞ)
今回は、沖縄を予定しています。
ちょうど和尚の大先輩は、ご本山長谷寺のご本尊さまである
十一面観世音菩薩さまが、夢枕にたたれて、「沖縄に観音霊場を
創りなさい」とのお告げが・・・。
もともと弁護士の . . . 本文を読む
声明公演のご案内です。
今回は、弘法大師が求めてきた道の中で、到達した
曼荼羅世界を声明とオーケストラで表現しようとするものです。
ヴァイオリンに澤和樹さん、和太鼓に林英哲さん、声明は、
「迦陵頻伽聲明研究会」という和尚が勉強していたところです。
オーケストラはアンサンブル東風の皆さんです。
このコンサートは、「天地響應」と題して、作曲家の松下功さんの
還暦コンサートとして開かれるものです。 . . . 本文を読む
精進料理人・棚橋俊夫さんの厨房には、五観の偈が貼られています。
食事の前に唱えられるもので、食事(じきじ)作法ともいわれています。
概略するとこんな感じです。
一、この食事が、どうしてできたかを考え、食事が調い出来るまでに、
どれほどの多くの人々の働きがあったのかを考えなさい。
(注)考えるというか感謝しなさいということ。
二、自分の行いが、この食を頂くに値するものであるか?
それを考え . . . 本文を読む
精進料理人・棚橋俊夫さんの精進料理の哲学を
拝聴してきました。
棚橋さんは、日本の食事である一汁一菜にこそ、これに
勝る食事はないと、そう断言されます。
一汁一菜は、日本の献立の構成で、主食(飯)、汁物(味噌汁)
惣菜(おかず)のセットのことです。
このほかに発酵食の漬物(香の物)がついて、動物性の
ものは取らない野菜食です。
この「野菜」しか向き合わないという「覚悟」の中から、
見えない . . . 本文を読む
フリスクより小さい鯛焼き・・・。
和尚さん好きそうだからと檀家さんが持ってきて
くれました。
別に鯛焼きが、好きなわけではありません。
小さいものが好きなのです・・・。
いかに小さい中に、技術や世界観を濃縮するかという
発想と熱意が好きなのです。
たとえばこんなものも好きです~~。http://blog.goo.ne.jp/kongohin/e/d36026d372d4662f140bc . . . 本文を読む