人はたくさんの欲を持っている。
あれが欲しい、これもしたい・・・。すべて自分のご都合主義だ。
これをすれば不利になり、あれを行えば得をする・・・。
あるとき気づくと欲のかたまりになって動きがとれなくなってしまう。
人は、捨てて、捨てて、捨て果てた時に何かが見えてくる。
捨てて、捨てて、そして捨てた時に、 もっと優しくなれる・・・。
人は、捨てて、捨てて、また捨てた時に、もっともっと大きく . . . 本文を読む
現在発売中の雑誌『サライ』にて、「丸ごと1冊大特集
永久保存版 仏像の見方」が販売されています。
なかなか充実した内容で見てみてください。
詳細は以下の通り!
【大特集】 如来、菩薩、明王・・・が146体
▼仏像の見方
▼第1部 刮目すべき彫りの技、みなぎる命
・大仏師 運慶 万世不朽の仕事
・運慶 その生涯と作品
・運慶の仏像を「鑑定」する
・大修理でわかった二王像の全容
▼第2部 . . . 本文を読む
昨日ご一緒した方から、こんな画像を頂きました。
Fruit Artと呼ばれているみたい?(本人もよくわかっていない)
石鹸とかフルーツのカービングや中華料理に添えてある
野菜の蔬彫はよく見かけますが、ここまでリアリティのある
ものは初めてです。
今にも動き出しそうな生命の動きを感じますね。
中にはお見せできないくらい超リアリティのきわものが
ありました。
もともとオレンジであったものに違う加 . . . 本文を読む
1日の疲れを吹き飛ばすべく、大好きな方と日本一元気な
あの人が経営するあのお店へ・・・。
そうそう、アントニオ猪木酒場であります。
入り口にはゴングがあり、お客さんが入場すると
ガンガン鳴り響きます(ウルサイ~~~)
昭和を舞台にして常時プロレス映像が放映され、
そこら中がアントニオ~~の感じです。
もちろんメニューも「燃える闘魂」「元気ですか?」「卍固め」
「コブラツイスト」など、プロレ . . . 本文を読む
急に涼しくなってしまいましたが,銀座のSONYに
沖縄の魚が・・・。
サメやウツボ、ナポレオンフィッシュなどの本物の
魚が優雅に泳いでいます。
200インチの大画面からはマンタやジンベイザメが
飛び出し、そこはまるで沖縄の海の中にいるみたい。
今年の夏はお休みがとれそうにないのでダイビングにも
いけず、久しぶりの海の雰囲気を感じました。
一方、上野の国立博物館では、「博物館の水族館」が
開 . . . 本文を読む
像高60センチほど、手に智拳印を結び
結跏趺坐する金剛界大日如来像である。
しかも鎌倉前期の大仏師である運慶の作品に
限りなく近いという。
この大日如来像は、その昔には、同じ運慶作の
栃木県光得寺にある大日如来と並んで鎮座して
いた可能性が強い・・・。
しかし国家神道を目的とした神仏分離令という
国策によって、廃仏毀釈が行われ仏像が盗まれ、
壊されてしまったのだ。
そのために1体の大日如来 . . . 本文を読む
木喰上人(もくじきしょうにん)という方をご存知ですか?
江戸時代の後期に生きたお坊さんで、微笑みをたたえた
木彫りの仏像を彫りながら全国を巡り歩いた、いわゆる
遊行僧です。
「一日三体」ともいわれ、一気に仏さまを刻んでは、
訪れたその地に奉納し、そしてまた歩き続ける。
その数、1000体以上といわれ、いまも各地に、
この「木喰仏」が残され、まつられています。
木喰さんは、穀物を断つ「木食戒」 . . . 本文を読む
ダライラマの詠唱によるマントラCDを頂きました。
低音で太く倍音のような響は、まさにダライラマの
お声です。
マントラはOM(AUM)オームからはじまります。
これはインド哲学で創造神がこの宇宙世界を創造した
時に発した音声だとか・・・。
意思や思念を現実化する力のある音声といわれ、
マントラが現実的な力を発揮する・・・とダライラマは
いいます。
インドのマントラ詠唱の伝統に従って詠唱され . . . 本文を読む
群馬のお寺様で法話を頼まれ、その帰りに
こんな所へ寄ってきました。
http://www.safari.co.jp/
暑いのでみんな木陰で寝ているかと思いきや
車の近くまで寄ってきて、どちらが見られているのか
わからないくらいです。
やはり写真の方は迫力があります。とてもしっかり
している感じです。男の方もスゴク威厳があります。
人間でも大声をあげて怒り、猛威を振るう方がいます。
大きな声 . . . 本文を読む
今年のように暑い夏の脱水症状から体調を崩す方が
多いようですから注意しましょう。
また、夏は体が放熱をするために体表面の汗の穴が
全開していて、逆にここから病気の邪気が入って
きやすくなります。
特に、この邪気が入りやすいのが、首の後ろ側だと
いわれているので、冷房のある部屋では襟のついた洋服や
ショールやタオルなどをまくと対策になります。
和尚が愛用しているのは「寅壱」さんのタオルです。
. . . 本文を読む
境内を掃除していると、和尚の作務衣に蝉が・・・。
助けて欲しいのか、もう飛ぶ力がないようです。
小学校の時の先生が、幼虫として地下生活する期間が
3~10年、地上で過ごす時間は1週間から2週間と
はかない命だという言葉を、急に思いだしました。
すると、この蝉は2000年に生まれて、この世に
飛び出したのが8月の初め頃?しかも蝉は、命尽きる
ギリギリまで鳴くとか・・・。
「君は一所懸命生きてい . . . 本文を読む
六道まいりでお迎えし、あの世から里帰りしたという
祖霊は、それぞれの家にとどまります。
そして16日の夜に京都五山に大文字が点火され、順次、
左大文字・鳥居・船形・妙法と火が灯り、この送り火を頼りに、
再びあの世へ還って行くのだといわれています。
いまでは観光化されてしまっていて、こんなお菓子も限定販売
されています。
1時間くらいの行事ですが、昔の人は、炎が消えていく儚さに
過ぎ行く夏を想 . . . 本文を読む
この六道まいりの門前には、「幽霊子育飴」という、
とても、おぞまし名前がついた飴が売られています。
とても品の良い素朴なべっこう飴ですが、名前の通り
伝説を持つ飴です。
その昔、この店に毎夜遅く、一人の女性が飴を買いに来ます。
それが何日も続き、店主はこっそりとその女性の後を付けて
みたのです。
すると、その女性は墓地まで来ると消えてしまいます。
次の日に住職と一緒に墓地へ行ってみると、墓 . . . 本文を読む
京都の松原通に面した六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)には、
露店がたち、「六道まいり」の人たちで賑わいます。
遠い先祖との再会を期する人々は、このお寺の鐘を
ならして祖先の霊を迎えるといいます。
また境内には、篁堂と呼ばれる小堂があります。
堂内を覗いてみると、巨大な閻魔像のそばに
小野篁(おののたかむら)像が安置されています。
篁は、漢学者で朝廷の官吏というエリートだったのですが、
エ . . . 本文を読む