1年の半分が終わりますね。
ちょうど6月の終わりと言うことで覚えているのですが
629年に国禁を犯した僧がいました。
彼の名前は、玄奘三蔵といい、あの西遊記で有名な中国の
お坊さんです。
玄奘は、仏典の研究には原典による他ないと、また同時に
仏跡の巡礼を志しインドに向かったのです。
当時の唐という国は、国ができたばかりで政情も不安定だったので
外国へ行く事は固く禁じられていました。
しかし . . . 本文を読む
お寺には、檀家さん以外にもいろいろな方がきます。
「私に生き霊を飛ばさないで~~」という友人がいて
どうすれば良いのかと・・・?
「宇宙人が襲ってくる・・・ぼくには戦うことが
できない・・・」
古くて新しい嫁と舅の問題、さまざまな人間関係・・・。
和尚は、必要に迫られてカウンセリングを学び、一番最初の
グループワークで目から鱗の体験・・・。
本を読んだり、体験学習をしたり、セミナーに出た . . . 本文を読む
精神科医の自殺率は、一般人の数倍――死のうとする人を
助けるのが仕事であるはずの精神科医が、彼らの何倍も
自殺しているという事実を信じられますか?
という書き出しで始まるこの本は、どこまで本当わから
ないけれど、現役の精神科医が、日本の精神医療界の現状を
分析します。
そう言えば、カウンセリングを一緒に勉強していた時の
方が、精神科医になって、病院にお邪魔したことがあり
ました。
いや~ビッ . . . 本文を読む
新発売された「∞(むげん)エダマメ」・・・。
エダマメの皮から、豆を押し出したときの
「プニュ」とした感触が何ともいえず癖に
なって、まさに無限大・・・。
200万個も販売した梱包材をつぶせる
「∞プチプチ」より楽しい・・・。
おまけに12種類の顔が豆についていて
和尚はメガネ豆でした。
シークレットもあるというから、こりゃ大人買いか
. . . 本文を読む
人生を長く歩まれた方の言葉には重みがある。
以前も紹介したけれど、お檀家のおばあちゃんは、
今日のように雨が降り続く日でも「今日は良い天気ですね」と
言う。
しかも雪の日でも風が吹く日でも、もちろん天気の
時でも「今日は良い天気ですね」と言う。
自分の都合で晴天にしたかったり、天気が続いて
ホコリぽくなれば雨が降れば良いと思う。
そんな自分の都合ではなくて、すべてを受け入れ
それに感謝し、 . . . 本文を読む
有名な「ルビンの杯」と呼べれる図である。
この図がいったい何に見えるか?というと・・・。
ある人は、「これは杯である」と言う。
またある人は、「これは向き合った人間の顔である」と
言うかもしれない。
黒い部分と白い部分のどちらに焦点をあてるかによって
盃に見えたり、人の顔に見えたりする。
ここまで、お話をして両方見えないという方は、生きていく
ことに、かなり重傷だ。
人間は、自分が「こう . . . 本文を読む
早いもので今日は夏至です。
小豆島八十八ヶ所霊場第1番札所である洞雲山では、
夏至をはさんだ30日間の間だけに現れる観音さまが
あります。
「夏至観音」と呼ばれ、晴天の日の午後3時頃に
わずか1~2分間だけ岩肌に出現する光と影の微妙な
観音さまです。
画像はこちらから!
また、夏至にはエネルギーに関するイベントも行われて
いて、エネルギーを節約するために、電気を消して
キャンドルを灯し「スロ . . . 本文を読む
最近・・・成年後見制度を利用している方が
多いように思います。
成年後見制度とは、親の認知症などによって
判断能力が衰えているために、財産管理などを
行うことが困難なので、親族などから申し立てを
受けて、家庭裁判所が後見人を選任します。
後見人は、この財産を管理する権限を持ち執行
することができる制度です。
認知症の高齢者は、170万人と推計され、
親の所有する財産が、悪徳商法の被害に遭わな . . . 本文を読む
誘われて居酒屋さんへ・・・。
お客さんのほとんどが喫煙状態です。
元喫煙者としては、吸う方の気持ちもわかるので
あまり気にもしませんが、そのうち目がシバシバと
痛くなってきてしまいました。
最近フランスの研究チームが、喫煙は中年期の
記憶力減退のリスクを高めるという研究結果を
発表しました。
この研究は、仏国立保健医学研究所(INSERM)による
もので、研究者は、喫煙は認知症のリスクファク . . . 本文を読む
本山からの帰りに、こんな本も出している
おネエMANSの植松晃士さんに会いました。
お化粧をしているのかどうかわかりませんが、お顔の
ほっぺがツルリンとしていて、とてもキレイ・・・。
ファッションエキスパート?だけあって、暑いのにウールの
マフラーを巻かれていて、ちょっと暑そう・・・。
ファッションは我慢から始まるのでしょうか?
「おネエMANS」とは、「男性だけど男性じゃない、
女性よりも . . . 本文を読む
和尚が大学時代に初めて仏教の講義を頂いた先生が
真言宗豊山派の管長猊下という最高位につかれました。
本日ご本山の長谷寺に第85世の化主さまとして
ご入山され、身の丈12メートルの観音さまに
ご就任の報告をされました。
管長猊下のお仕事は、ご本山を中心に全国そして
世界へお出ましになります。
そのお仕事は1200年の伝統を受け継がれて、
77御歳でのお役としては「激務」であります。
これから . . . 本文を読む
この色紙は、次の猊下であられた勝又俊教大僧正の
御染筆です。
猊下は、大正大学学長も務められ、若いころには
歩きながら本を読んでおられたというくらい学者肌の
方でした。
しかし、そんな知識をひけらかすこともなく、その
お人柄は温厚そのものでした。
京都へご一緒にお伴した時も、いまから思えば
なんとういうバカな質問をしたのにもかかわらず
丁寧にお答え頂いたことを思い出します。
晩年、この「還 . . . 本文を読む
私たち僧侶の持ち物の一つである
扇子に高僧からご染筆を頂くことがあります。
それが励みとなり、少しでも高僧に近づける
気がするからです。
和尚が、まだ若いころに真言宗豊山派の
管長猊下であられた築山定誉大僧正から
頂いたご染筆です。
竹の絵とともに「清風自来」と書いてあります。
「竹」は、まっすぐにのびて、しっかりと節があり、
そこに吹く清くさわやかな風は、自らが悩み考えて
勉強して手に入 . . . 本文を読む
今では海外行くことが簡単だが、明治時代や鎖国中の
江戸時代に、自分の意思で世界に出かけていった日本人が
いたみたいで、ちょっと感動!!
しかも普通の日本人が、南アフリカ、エジプト、パナマ、
マダガスカル、アラスカ、サウジアラビア、セーシェル・・・
などと、かなりマニアックな場所なので驚きだ。
この方々は、日本からはるか遠く離れた国にいながらも、
愛国心を持って、日本人であることを誇りに思ってい . . . 本文を読む