切り絵の先生が、来年の干支を切り抜いてきて
くれました。何とも可愛い猪で置物にも良し、
栞にも良し・・・。お正月に先着30名様限定です
『古今集』で紀貫之が、「ゆく年の惜しくあるかなます鏡
見るかげさへに暮れぬと思へば」と歌っています。
過ぎゆく時間と自分の歴史を重ねての感慨。。。
それに気づかせてくれる鏡に映る自身の姿。
あらゆるものが「暮れる」という自然な作用を改めて
思うとき「ゆく年」が . . . 本文を読む
お正月の風物詩である「花餅」。
東京では見かけないけど関西方面や寒い地方では
お正月の部屋を飾るための大切な一品である。
商店街でプラスチックの花餅を見かけるが、本来は
木の枝に本物の餅を付けて神仏にお供えするものだ。
冬の厳しさで生花が手に入りにくかったり、鏡餅の
変わりに両方の役目を合体したものだ。
楓などの木に、細く切った餅を均等にまいていくと、
単純だけど、とても華やかな感じ。。。
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こんなめでたい掛け軸をお寺で掛けることが
できるのもお正月ならではのこと。
ちょっと曲がってる?
「寿」という字は、「寿づくし」、「百ことぶき」とも
呼ばれて、さまざまな字体があってめでたい限りです。
本来は、「酢」をまぜた飯「酢飯」が、いつのまにか
「め」が無くなり「すし」となり、寿をつかさどる
「寿司」んなていう縁起の良い当て字も使われる
ようになりました。
名前も中田英寿(サッカー選手 . . . 本文を読む
昨日の東京地方はスゴイ雨でした。
カサをさしていても突き破って雨が落ちてきそうな
くらい強い雨で、彼の涙雨なのかしら・・・?
彼とは、過日亡くなった大工の社長さんです。
雨漏りする屋根を直したり、蓮の花の植え替えまで
本当に細やかで、誠実にお寺のために尽くして
くれた方でした。
ご縁を頂いてから十数年・・・お寺の建物等には、
彼の手が、思いが細部にわたって残されており、
思い出も尽きません。
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韓流スターのイ・ビョン・ホンさんのキーホルダーを
見つけました。ファンにはたまらない一品かも
そんな日本のファンが自発的に集まって、感謝の気持ちを
つづった本が発行されています。
『イ・ビョンホン あなたに逢えてよかった!』
東京ドームでファンミーティングを行った時の感動を収録
したもので、彼を好きになった理由や素直で純粋なファンの
気持ちがつづられていて、真実のイ・ビョン・ホンさんを
知るこ . . . 本文を読む
今年90歳になられたおじいさん。
目力があって眼光鋭く、とてもお元気だ。
盆暮れには、重いお酒を持って必ずご挨拶にこられる。本当に恐縮してしまう。
年に2回しか会うことがないので久しぶりにお会いしたように思う。耳もちゃんと聞こえて会話もしっかりとキャッチボールができる。
特別に健康に気をつかっているわけではないのに、どうしてこんなにお元気なのか?寿命としか思えない。
「和尚さんも息災でな!」 . . . 本文を読む
お正月まで1週間ほどになりました。
来年のお正月も「三面大黒天」の御開帳をいたします。
七福神は有名ですが、その内の三体が合体していて、
正面に大黒天、左右に毘沙門天と弁財天がある珍しい
尊像です。
「三面大黒天」は、豊臣秀吉が持仏として大切にして、
毎日信仰したために、その御利益で天下統一を果たしたと
伝えられています。
「開運招福」のためにお正月の三が日だけ御開帳をしています。
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年賀状の季節になりました。
いろいろな年賀状を頂きますが、写真付きと
パソコン編集の年賀状が多くなりましたね。
中には、かなり自己満足的?な力作年賀状もあります。
近年、ネットの復旧で知り合いになった友達も
います。友達と言っても「親しいような親しくないような」
そんな方々には、年賀状は出さないし、気が向けばメール
程度です。
先日、そんな方からプッツリと連絡が取れなくなって
しまいました。諸 . . . 本文を読む
先日お寺で開かれたコンサートに参加して
おられた方から素敵なスケッチ絵を送って
いただきました。
こんな風にスラスラと絵を描けると、
どんなに楽しいことでしょうね。
演奏者の方に差し上げれば、きっと喜ぶ
ことでしょうね。ありがとうございました。
先日も普通の知り合いの方に鉛筆で似顔絵を
描いてもらいましたが、これも写真のように
本当に似ていてビックリでした。
昔はちょっといたずら書きをしてい . . . 本文を読む
京都名物の“不動の地位”を確保している「あぶらとり紙」。
大正時代の当時は、ハンカチくらいの顔が覆われるくらいの
大きさだったとか。
代表的な「ようじや」さんと舞妓さんに密かに伝わる
「左り馬」さん等が有名です。
もともと「あぶらとり紙」は、金箔を作るための紙です。
金箔というのは、金などの金属を薄くのばしたもので、
5円玉と同じ重さから、タタミ一畳分の金箔ができるそうです。
仏さまが金ぴか . . . 本文を読む
お寺の年回法要でご供養してきました。
在家の方の法事と変わりはありませんが、お寺の法事は
お参りの方の人数が多いことと、ご供養するお坊さんも
8人と多めです。
真言宗では、『般若心経』のように棒読みにするお経も
ありますが、一字一句に節がついている声明(しょうみょう)を
唱えることが多いです。
素読みにしてしまえば30秒で終わるものを、声明となれば
10分かかるものもあります。心というものが目 . . . 本文を読む
昨日の夜、和尚の寺の本堂で「弦楽四重奏の夕べ」と
題したコンサートを開きました
G線上のアリア、カノン・ジーグ、サウンドミュージック、
タイタニックや80日間世界一周の旅などの映画音楽・・。
どういうわけか地域の商店街でも夕方になると流れている
タンゴ名曲クンパルシータ、そしてクラッシックの定番
アイネ・クライムなどを演奏していただきました。
アンコールでは、ピンクパンサー
あの怪しげなリズ . . . 本文を読む
今日は、本堂で「弦楽四重奏の夕べ」を開催します
世の中はクリスマスコンサートで賑わっておりますが、
お寺でクリスマスというわけにはいきません。
そこで、いつもお世話になっている檀家さん等々への
和尚からの感謝をこめたお歳暮コンサートです。
またまた、思いつきで昨日からお土産用にパウンドケーキを
焼き始めました。あまりの量の多さに、ヘルプを頂きながら
何とか焼き上がりました
お天気も温かいよ . . . 本文を読む
昨日13日は、事始めといって新年を迎える準備を
はじめる日です。門松や松飾りの材料を山へ取りに
行くのもこの日がが習わしでした。
特に京都・祇園の芸妓や舞妓さんは大忙しです。
師匠宅やお世話になったお茶屋さんへ訪れて、
今年一年のお礼と来年のあいさつを行います。
早々と飾り付けられた鏡餅を前にして「おめでとうさんどす」の
の挨拶にお師匠さんは「おきばりやす」と激励し、舞扇を
手渡します。それ . . . 本文を読む
京都もクリスマスモードですね。定番の音楽が流れていますが。。。
雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろうSilent Night, Holy Night~♪
きっと君は来ないひとりきりのクリスマス・イブ
Silent Night,
Holy Night~♪
JR東海のCMでも有名になった山下達郎さんの「クリスマス・イブ」。。。
この時期に何となく聞こえてきますが、恋をひきずった「ひとりぼっち」 . . . 本文を読む