毎週発行されている週刊誌に掲載された記事・・・。
世間では「坊主丸儲け」の印象が強く、ビジネスなどと
書かれると、またまた「丸儲け?」「生臭坊主?」という
思いを持つかもしれない。
しかしお寺の事情というのは、決して楽観的なものでは
なく、むしろ危機感のほうが強い。将来的には廃寺や
合併もあるだろう。
檀家制度や葬祭の意義が急激に変化しているなかで、
寺院が生き残るための新しい模索として、い . . . 本文を読む
四国八十八ヵ所などの札所をお参りする
お遍路さんは、「般若心経」などのお経を
写経して奉納すると、お寺から御朱印という
印を頂ける。
製本して本にする方もおられるし、掛け軸に
される方もいるが、信仰の証として一生涯の
宝物にされるほど、お遍路さんにとっては、
貴重なもの・・・。
それが、最近なんと盗難の被害にあう方が多いと
いう。最後の八十番~八十八番のお参りの間で、
ちょっと休憩したりしてい . . . 本文を読む
1本が100万円もする南部箒の技術・素材が、
一本に凝集している「ホウキ」・・・。
和尚が使っているのは、和服用のはけホウキ。
最近の葬儀は、会館などが多く多分掃除をして
いないので、タタミの場所で衣をたたむと、埃や井草の
細かいゴミ、髪の毛などがついてしまいます。
これが、細かすぎてなかなか、とれない落ちない・・・。
また、セーターなどの毛玉なども簡単にとれてしまう
逸品です。
(注:毛玉を . . . 本文を読む
真言宗を開かれた弘法大師・空海は、現在の香川県
善通寺の周辺でお生まれになりました。
幼名を真魚(まお)といい、瀬戸内海の美しい景色の
中で育ったことでしょう。
善通寺の境内には、2本の楠の巨木があります。
樹齢は千数百年にもなり、空海誕生を見届けた木です。
しかも、その木によじ登って遊んでいたかと思うと、
ちょっと感動してしまいますね
. . . 本文を読む
一度は見てみたいと思っていた世界フィギュアスケートに
行ってきました。
女子のショートプログラムで韓国のキム・ヨナが1位。
安藤美姫が2位、優勝候補筆頭の浅田真央は、連続ジャンプを
ミスして5位となりました。
何か大きなことをしてくれそうな感じがする中野友加里は
7位でした。
会場に入ってビックリしたことは、思いのほか暑いこと・・・。
音楽のスピーカーがスゴぶる音が悪いこと・・・。
安藤美姫が . . . 本文を読む
和尚の寺・金剛院の大本山である護国寺で
音楽と真言声明による音楽法要「春の彼岸会
横笛―赤尾三千子の世界」が行われました。
元禄時代の建築の粋を結集して建立された重要
文化財の観音堂での開催です。カメヤマローソク
さんが広い境内を神秘的な世界にライティング・・・。
横笛の奏者の第一人者である赤尾三千子さんが、
源義経が所持したと伝えられる「薄墨の笛」を奏で、
護国寺山内の僧侶による声明とともに . . . 本文を読む
今日はお彼岸の中日ですね。
なぜか、お彼岸というと「お墓参り」の印象が強いの
ですが、本来は「仏の心を悟る」ための仏道修行期間
なのです。
その真ん中の日が、今日の中日にあたるわけです。
身近な行いとして、先祖のお墓参りが行われたわけ
ですが、親族縁者の方々のお墓参りを数カ所するだけ
でも、結構大変なことで修行なのかもしれませんね。
そして、今日は弘法大師さまが、亡くなられた命日の日でも
. . . 本文を読む
ソプラノ歌手の河野明子さんとお会いしました。
何でもイタリアから帰ってきたばかりで、お疲れ
かと思いきや元気もりもりでした。
河野さんは、美しい自然がいっぱいの玄界灘育ちで
荒波のような強さと穏やかな海辺のような優しさを
お持ちの方です。
国立音楽大学を卒業後イタリア・ミラノコンセル
ヴァトーリオへ入学。その後、マリア・カラスの師で
あるエルヴェラ・デ・イガルゴのもとで研鑽されました。
ドニ . . . 本文を読む
昨日のお彼岸は寒かったですね~。
そんなことは関係ないと、皆様方お墓参りに
お出かけになりました。
オープンテラスでは、温かいお茶のご接待。
金剛院特製・青柳さんの美味しいお菓子は
好評でした。
そこでお茶を飲まれていた、おばあちゃんは
ご自分のことを「高齢者」ではなくて「幸齢者」と
呼ぶといいます。
可愛いと言っては失礼かもしれませんが、老齢ぽい
悲壮感が全くありません
「何でも肯定的に . . . 本文を読む
暑さ寒さも彼岸まで・・・なんて言われて
いましたが、今年は暖冬で関係ないと思って
いたら、寒の戻りというかお彼岸中は寒いみたい。
「毎年よ彼岸の入に寒いのは」とは、有名な
正岡子規の俳句です。母が何気なくつぶやいた
言葉がそのまま俳句になっているとか・・・。
最近は何でも機械で計測したりするけれど、人間の
持っている皮膚感覚や経験から感じることって
大切なことが多いのでしょう。
「知目行足」 . . . 本文を読む
鎌倉を代表する高徳院の大仏さま。
ちょうど今月に大仏の建立が始まったみたいで、
今から769年前のこと・・・。
当時の大仏さまは、木造で「大仏殿」という
大きなお堂の中にあったといいます。
しかし台風や大津波で流されてしまい、現在の
ような露座の銅造大仏となってしまいました。
東大寺の大仏と違って、ちょっと猫背気味で頭が
全体のバランスからすると大きいのが特徴です。
仏さまにも流行があって、 . . . 本文を読む
小学館で発行しているウイークリーブック「古寺を巡る」
の7週目で「長谷寺」が発売されました。
2001年にも同じような「古寺をゆく」というタイトルで、
発売されていましたが、今回の方が良くできている感じです。
60円も高いからあたりまえ・・・?
写真がとても綺麗で、新しい長谷寺の魅力を表現して
いて、その写真の多くは写真家・矢野建彦さんのものです。
「長谷寺の四季」という写真集をだされてい . . . 本文を読む
弘法大師・空海の足跡、生涯を劇画として分かり
やすく描いた本で原作者は小室 孝太郎さん。
どこかで見たような雰囲気のマンガと思っていたら
手塚治虫の門弟として修業された方で納得です。
空海(くうかい)は僧名で、承和2年(835年)の
3月21日に62歳で亡くなられました。その後の
86年後に、醍醐天皇から空海の業績と徳を讃えて、
「弘法大師」という、おくり名を頂いたのです。
よく「大師」を「 . . . 本文を読む
和尚の寺の駐車場で子ども専門のフリーマーケットを
開催します
小学生&中学生限定で自分が使っていて不要になった
おもちゃ、ゲーム、CD、本、洋服などを交換して売る
ことができます
物の大切さを感じ、経済的な仕組みを肌で体験できたら
和尚はうれしいです
出店ブースは無料なので、どんどん申し込んでください
詳細はブログの右上バーをクリックしてね
注意!
大人は入場できますが出店には参加できま . . . 本文を読む
京都にある骨董品のオークションに入札しました。
水晶でできた仏さまの舎利を入れる器です。
しかも、旅に出るときに持ち歩いた携帯用の
仏舎利器なのです。
こんな専門用具を落札する方などいないと思い、
最低落札価格より1000円だけ高くして入札。
開札は15日・・・運が良ければ落札するかも。
写真は、お釈迦様の誕生仏です。本当は右手を
天に向けていますが、左手を挙げているのは
中国で作られたもの。 . . . 本文を読む