九州の国東半島に行ってきました。
ここは、奈良・平安時代に仏教や神道、修験道などが
混ざり合って形成された神仏習合の国東(くにさき)
独自の文化です。
六郷満山という6つの地域に、最盛期には寺院800、
僧侶2000人を数えていたらしく、まさに満山。
ステキな言葉ですね。
山と谷の地域で、バスでも山を越え谷を走り、お寺に着くと
そこから階段をのぼって本堂へ・・。3寺お参りして
クタクタでした . . . 本文を読む
大阪で有名な法善寺横丁。
あまり大阪に縁がないので、この地に訪れたのは初めてだった。
織田作之助の小説「夫婦善哉」でも有名な石畳の路地の
両側には、小料理屋、バーなどがひしめきあっている。
その中に突然現れるお寺が法善寺。
水掛不動さんとして、親しまれている不動明王は、柄杓で
水を浴びせ掛けると、願いが叶うと言われていて、
全身緑色の苔に覆われている。
土地柄水商売の人からの信仰が厚いとか・ . . . 本文を読む
お檀家さんから「掃除大変でしょ?」といわれて
「はい」と答えたら、お掃除ロボットを奉納して下さいました。
アメリカ生まれの30センチほどの円盤状の掃除機です。
お寺の掃除といえば素足で雑巾がけなんていうイメージが
ありますが、基本的には人力です。
それが、まさかロボットで掃除するとは仏さまビックリです。
ちょっとワクワクしながらスイッチを押すと小型ながら大きな
音を出して動き始めました。6畳の . . . 本文を読む
超~大盛りの 油の固まり天丼ディスプレイ。
おまけにホコリがたまっていて、この画像を見ると和尚は、気持ち悪くなって食欲がなくなる。 ダイエットの方はご利用を!ただし、逆効果の方は責任は負いませんので・・・。 . . . 本文を読む
わたしのおしりがまだ青かったころに、
おとなのひとにもっと、
いってほしかったことがあります。
と続くヨゼフ・パイオンの哲学。
いろいろなことに「気づく」ための大事な言葉が
ここには書いてあります。
そして、その「気づき」が本当の人生を「築く」ヒントに
なるかも・・・。
「おとなのひとにいってほしかった24のこと」
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毎週木曜日にTBSで放映されている「女系家族」。
老舗の大手呉服問屋社長が急逝し、巨額の遺産相続を
巡って、その愛人と三姉妹の間で壮絶な争いが続く
山崎豊子さん原作のドラマだ。
米倉涼子、高島礼子、瀬戸朝香、香椎由宇と豪華な女優さんが
出演しているが、このドラマの始まりは社長さんの葬儀の場面から
始まる。
和尚の友人がその時のお坊さん役としてエキストラに出演。
わずか数分の放映に2日間もかけて . . . 本文を読む
ニンニクの由来は、仏教語の「忍辱(にんにく)」に
由来するという説があります。
仏教語の「忍辱」は、どんなことがあっても、それらを
忍受して恨まないよう堪え忍ぶ教えです。
そんな教えを目指して耐えられるくらいの体力をつける
ために臭気を、それこそ我慢をして食べていたようです。
でも、それが逆に力がつきすぎて心が乱れてしまうので、
禁じられるようになってしまったとか。
仏教の教えには、堪え忍ぶ . . . 本文を読む
三遊亭円朝の菩提寺である全生庵へ行ってきた。
8月11日の命日の前後に円朝がコレクションしていた
幽霊画が公開されているからだ
全生庵の幽霊画(怖い人はクリックしないでね)
円朝は江戸から明治への転換期にあって、新たな
可能性を開いた落語家である。初代古今亭心ん生が
その才能に感嘆して自分の門下に誘ったというくらいだ。
そんな才能に嫉妬してか師匠に準備していた演目を
先にされる仕打ちを受けた . . . 本文を読む
燃えるような酷暑には「涼」がほしい。
エアコンの中では「冷」は感じるが
「涼」は感じない。
人工的に作りだされた「冷」には、優しさとか
豊かさがないのだ。
昔の人たちは、打ち水、すだれ、風鈴、浴衣、
子どもたちと一緒にスイカを食べながら、
心の中で「涼」を感じていくことを知っていたのだ。
打ち水大作戦2005なるものが行われているが、
暑い夏の打ち水は、すぐに乾いてしまう。
そんなはかなさ故 . . . 本文を読む
地方のスーパーには、お盆の商品が並び
はじめました。
久しぶりに会うなつかしい人たち・・・。
それぞれの地域や家の風習で精霊棚を作り
皆さんで、心からご先祖をお迎えして
頂きたいと思います。
. . . 本文を読む
京都からわざわざ念珠屋さんが営業にきました。
お奨めだといってもってきたのは琥珀の念珠。
琥珀は樹脂などが地中に埋没して生じた一種の化石です。
ブローチやネックレスにも使われ、なかには何億年前の虫が
一緒にはいつて固まったペンダントもあります。
本来は黄色みかかった黄褐色をしていますが、これに
ブラックライトをあてると綺麗なブルー色になります。
ブルーアンバーといってドミニカ共和国でしか産出さ . . . 本文を読む