ブツブツ雑記

和尚の気まぐれな思いつき日記です

たかが建築されど建築

2007年05月31日 08時25分12秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
店頭に怪しいデザインと考えたこともない タイトルの本があったので読んでみた。 『建築医学入門』―代替医療としての住環境 一光社(出版) 松永 修岳 (著): 帯津 良一 (著) いかに気持ちの良い「場」を作るかという重要性や、 そのための医学的な解説が書かれている本だ。 確かに私たちは「場」のなかにいる。職場や家庭、市場、 酒場、修羅場・・・さまざまだが、もっと大きな存在で 考えれば虚空 . . . 本文を読む

韓国の花まつりを訪ねて(付録)

2007年05月30日 00時34分05秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
お土産は「天地の露の茶」といわれるお茶。 神仙な紫陽花の葉をとって、念をこめて 作ったお茶であるとか・・・。 味は、まさしく品の良い「甘茶」の味。 最も甘茶の木もアジサイ系ですから、あたりまえかも。 檀参に参加されて方から、旅のスケッチをお送り頂きました。 旅の記録をこんな絵で記録できるのは素敵ですね。 皆様にコピーして、写真と共にお送りさせて頂きました。 . . . 本文を読む

韓国の花まつりを訪ねて(終)

2007年05月29日 00時06分26秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
アジアにある朝鮮半島を領土とし、そのうち軍事境界線 (38度線)南半部を実効統治している分断国家「韓国」。 空港に近い統一展望台では、川一本をはさんで北朝鮮の 開豊(ケプン)郡の農村地帯を見ることができます。 その距離わずかに3キロ。近いところでは数百メートルと いいます。 60有余年にわたって分断され、敵意や警戒心を持ち続ける 政治の現実。国境近くの穏やかな河、緑に満ちた森、太陽の 光と山 . . . 本文を読む

韓国の花まつりを訪ねて(その5)

2007年05月28日 13時52分46秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
うかつにもホテル前の段差で転けてしまい左足首を グキッ~と捻挫・・・。 まいったなぁ。。。海外でしかも檀家さんのお世話を しなければならないのに・・・。 とりあえず湿布薬と思い、ホテルスタッフに薬局を尋ねたら 道路をはさんだ向こう側にあるとか・・・。 韓国の道路は非常に太く、また横断歩道がないので、地下通に 降りるために階段を昇降しなければならない・・・。 足を引きづっている者にとってみれば . . . 本文を読む

韓国の花まつりを訪ねて(その4)

2007年05月27日 05時36分55秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
4月8日のお釈迦様の誕生日は、韓国では旧暦のため今年は5月24日になります。その1週間前からは、仏教関連の行事や民俗行事が行われる韓国の代表的な「燃灯祝祭」というお祭。 その燃灯祝祭の、メインとなるものが夜7時から東大門運動場を出発し、曹渓寺までの通りを行進する提灯行列は、まさにお祭りのハイライトです。 仏教信者と一般人、韓国人と外国人が一緒になって楽しみ、仏教文化を広めるに大きな役割を果たし . . . 本文を読む

韓国の花まつりを訪ねて(その3)

2007年05月26日 22時26分15秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
韓国は、内外における戦争の歴史でもありました。三国時代といわれる新羅、百済、高句麗との内戦、新羅の統一時代、高麗時代、日本統治地時代、そして現在の北朝鮮との分断国家・・・。 日本に初めて仏教が伝来したのは、三国時代といわれる百済時代に、王様が仏像と経巻を日本の朝廷に献上したのが、日本仏教の始まりと言われています。 いまから1500年ほど前のことです。 新羅統一時代の頃には、仏教は国教とされ政 . . . 本文を読む

韓国の花まつりを訪ねて(その2)

2007年05月25日 06時03分24秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
韓国の「花まつり」は、お釈迦さまの誕生を祝うようにお祭りムード一杯です。5月の24日の2週間前から、こんな提灯がソウルの町中にぶら下がります 曹渓寺の前の通りでは、いろいろなイベントが催されます。礼拝の仕方を教わったり、写仏?のペインティング、粘土で仏塔作り、蓮の花弁を貼り合わせて提灯を作ったり、写経も所が変わればこんな形で行われています。 もちろん食べ物屋さんのブースや歌手のコン . . . 本文を読む

韓国の花まつりを訪ねて(その1)

2007年05月24日 15時51分57秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
韓国へ檀参旅行へ行ってきました。 お釈迦様の誕生日である「花まつり」は4月8日ですが、 韓国では旧暦にあたるために5月の24日になります。 檀家さんをお連れして海外に出るのは、今回で2回目。 1回目は、弘法大師ゆかりの地である中国の西安へ行きましたが、 人数が多いと海外では大変なので、今回は20名限定です。 2002年に開催されたサッカーのワールドカップ時に、 仁川国際新空港が開港しましたが、 . . . 本文を読む

すべて手作りで!

2007年05月20日 04時20分30秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
こちらの不動明王は、春日張り子職人の五十嵐さんの 作品です。 張子は、木型の原型のまわりに、紙を幾重にも 張りつけて天日で乾燥した後に、蝉の抜け殻のように、 この張子を切り割って原型を取り出します。 そして、張子を張り合わせて胡粉と膠(にかわ)で固め、 彩色したものをいいます。 奈良時代の仏像製作の中には、乾漆の技法が張子細工と 同じであったといいます。 五十嵐さんは、後継者のいない張り子 . . . 本文を読む

期待もしないけど・・・

2007年05月19日 21時20分00秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
キャリーオーバーが出た場合は最高6億円が あたるBIGtoto!! とりあえず買いに行く人がいたので、運試しも兼ねて お願いした 14試合の勝敗がすべてあたると1等で、その確立は 約1/480万という。 表の見方も小さくて複雑。さて、どうなりますか? . . . 本文を読む

もらってしまいました

2007年05月18日 01時04分29秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
20歳で竜王のビックタイトルを獲得した渡辺明棋士。 竜王戦ともなると記念扇子を作らなければならないので 「書」の心得がなくてはならないとか。 書道が大の苦手だったらしく、ご苦労したのだろう。 しかし、実に大きな感じのする書体。 その風貌と才能が大山康晴を彷彿とさせるといわれ、 打倒羽生世代を掲げ、辛口酷評や過激な言動を見せる。 1秒で400万手を読める、コンピューターソフト 「ボナンザ」と . . . 本文を読む

もう・・・こまったなぁ

2007年05月15日 06時58分02秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
仏舎利を納めたものをストゥーパ(サンスクリット語)と いい、それを、できるだけ高いところにつけようとした のが「相輪」(そうりん)と呼ばれるものです。 いわばシンボルみたいなものですが、和尚の寺の一番 高い相輪の宝珠部分に、なんとハンガーが輪投げのように はまっているではありませんか。 東京のカラスの基地は、明治神宮と和尚の寺の大本山である 護国寺から飛んできて、ここに巣でも作ろうとしているの . . . 本文を読む

超高速移動

2007年05月14日 09時38分21秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
昨日はお隣の長崎神社で、江戸時代から続く民俗芸能 「長崎獅子舞」が奉納されました。 「長崎獅子舞」は、元禄年間(1688年~1703年)から 伝承されていて、病気平癒や五穀豊穣を祈る儀礼で、 長崎村の面影を残すものです。 獅子頭が重くて、足元が見えないので和尚と同じに なってしまいがち・・・・。 お囃子の音と、どういうわけかカラスが集まってきて 合唱が始まりカァ~カァ~と泣き叫び、おまけに . . . 本文を読む

夏に向けて

2007年05月13日 08時35分23秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
かわいらしい蓮の花が芽生えてきました。 夏の頃には、綺麗な美しい花を咲かせることでしょう。 ウ~ンたぶん・・・。 どうも蓮の管理はむずかしくて何ともいえません。 大きな池での栽培ではないので、お彼岸の頃に、 蓮の根を取りだして、良い部分だけを元に戻し、 泥土も多少入れ替えてあげます。 ニシンなどの肥料も入れてあげますが、その加減が むずかしく、葉っぱだけが大きくなってしまったり、 いろいろで . . . 本文を読む