「分別」(ふんべつ)
物事の道理がわかっていて、その判断ができることをいい、
「あの人は分別がある」などと好意的な言葉として使われています。
しかし仏教では、元々は知識にたよった理解のことをいい、
「煩悩を生むもと」とされています。
また煩悩にとらわれている人間の誤った判断のことをいいます。
仏教においては「分別」はよくないと言い、私たちに「分別するな」と
教えているのです。
分別によ . . . 本文を読む
「自灯明」(じとうみょう)「法灯明」(ほうとうみょう)は、
お釈迦さまの最後の教えといわれています。
「師が亡くなったら、何に頼ればよいのか」という弟子の
質問に対して、仏陀が諭したお説教と言われています。
「灯明」とは「あかり」のことで、世の中や自らの心を
明るく照らしてくれます。
「法」とは、「仏さまの教え」の意味です。
つまり、「自分を信じて、法をよりどころとして生きなさい」
という . . . 本文を読む