ブツブツ雑記

和尚の気まぐれな思いつき日記です

ありがとうございました

2009年12月30日 01時22分27秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
ポケットの小銭を集めたドラえもんの貯金箱・・・。 1年もすると、ちょうど一杯になり年末には、そのお金を 寄付しています。 ドラえもんといえば、作者の「やなせたかし」さんに過日 お目にかかる機会がありました。 オシャレな洋服と背筋はピ~ンとのびているし、声は大きい 頭の回転も聡明な方で、とても90歳には見えません。 「死ぬまで好奇心」そんなスタンスが、お若い秘訣なのかも しれません 自らを . . . 本文を読む

暮れの光景

2009年12月29日 11時32分40秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
年始のお飾りも終わって、こういう節目の行いを すると気持ちが「凜」としてきます。 でも体力的にはお疲れ気味です。 この期間中は、いろいろな来客の方も多く、こういう ときにかぎって、ドアや照明、雨戸が壊れて・・・。 お願いすれば業者さんも来てくれますが、小さな修繕て 迷うんですよね・・・。 迷ったあげく東急ハンズで修理部材を調達して電気屋さん 大工さん、建具屋さんに早変わりです。 ご先祖様 . . . 本文を読む

「三面大黒天」のご開帳

2009年12月27日 06時11分19秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
平成22年1月1日からお正月の3日間、秘仏の三面大黒天を ご開帳いたします。 この三面大黒天は、向かって左側に毘沙門天、右側に弁財天が 合体している珍しいお姿をしており、一度の拝観で七福神三体分の ご利益があると伝えられています。 大黒天は、開運招福、縁結び、子授け、商売繁盛など、毘沙門天は 無病息災、不老長寿など、弁財天は、学問や芸伎、音楽などの 福徳を授けていただけるなど、七福神の良いご利 . . . 本文を読む

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2009年12月25日 00時05分43秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
お坊さんだと、仏教だとわかっているのに、なんで クリスマスカードが届いたり、クリスマスメールをくれるの・・・? 冬の定番行事になってしまっているんでしょうね~~。 こちらのカードは、大仏さまにサンタさんが・・・。 これを作成した会社では、クリスマスを各地で祝うサンタさんが 描かれたミニサンタカードの定番だとか・・・。 「各地」?ということは、この大仏さまて鎌倉の・・・? お祝いするのはかま . . . 本文を読む

人物評価は難しい

2009年12月24日 00時49分07秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
東京の亀有というところは、水戸街道の起点で、 あの水戸の黄門様こと徳川光圀公と、お供の助さん、 格さんの一里塚跡のモニュメントがあります。 光圀公は江戸・小石川の水戸藩邸に住みながら〝副将軍〟 として江戸城に参内しつつ、水戸にもたびたび帰藩しま したので、ここを何回も往復したとか・・・。 もっとも、こうして三人が並んで水戸街道を歩いたことは、 果たしてあったのやら、なかったのやらはわかりません . . . 本文を読む

「講」はコミュニティーの中心だった

2009年12月23日 00時16分21秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
先日のブログで紹介した「大江戸お寺繁昌記」で、著者の安藤さんが 「お寺のサポート」としての「講」の果たした役割を書かれていました。 地域のコミュニティーの中心に、「講」があり、江戸時代の人々の 信仰心の厚さや、お寺が非常に身近な存在だったことの証なのでは ないでしょうか。 和尚の寺にも「長崎不動講」という講がありますが、「講」は、 サポート隊もさることながら、さまざまな人たちが集っている 「異 . . . 本文を読む

冬至カボチャを食べながら

2009年12月22日 07時00分26秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
今日は二十四節気の一つ、冬至。一年中で最も昼が 短くなる日です。 お日さまが出てくるのが遅いのに加えて、このところの 寒さ・・・。和尚も煩悩に誘われて布団から、なかなか 出られません~~。 仏教はもちろん、さまざまな宗教で冬至は、特別な日とされて いて、世界各地で祈りの行事が行われています。 太陽の光の復活や無病息災を願い、一年の実りに感謝する・・・。 洋の東西を問わず、祈りに込められた人々 . . . 本文を読む

ビル街の片隅の観音さま

2009年12月20日 07時24分06秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
東京のオフィスビルが建ち並ぶ片隅に小さな観音堂があります。 観音堂といっても、面積は畳半分ほど。祠(ほこら)といった方が いいかもしれません。電車の切符くらいの大きさの扁額に「聖観世音」 とだけ書かれたお堂の中には、高さ40センチほどの観音さまが祀られて います。 戦災に遭ったのか、はたまた関東大震災によるものなのか、観音さまの 体には、あちこちに焼け焦げた跡があります。 痛々しいお姿なので . . . 本文を読む

ホー、ホケキョ!!

2009年12月19日 09時11分30秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
動物のものまねで知られる「江戸家猫八」の屋号・・・。 その名跡を小猫さんが、四代目を襲名されたので、ご挨拶に 伺いました。 伝統芸のウグイスの鳴き声は、9歳で小猫を名乗り50年間、 還暦にあたっての襲名で、さらなる羽ばたきとなるに違いありません。 代々の至芸として親子で培ってきた動物ものまね・・・。 「伝統を受け継ぐ」ということが、どれほど大変なことか和尚には、 よくわかります。お寺も同じよう . . . 本文を読む

夢の中で・・・

2009年12月16日 07時41分54秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
人の布団を占領し、気持ち良さそうにマシューくんは 夢の中ですか? 犬も夢を見るのでしょうか 今日の朝は、夢の中で夢を見ました! 初めてです・・・ 起きよう起きようと思いながら、起きられなくて、 やっと起きたら、それはまだ夢の中で、もう少し寝てた かったのに・・・という変なて夢です そんなことてあるのでしょうか・・・ . . . 本文を読む

夏の思い出・・・

2009年12月14日 00時34分53秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
万両の葉に残る・・・暑い夏の思い出・・・。 しっかりとしがみついている蝉のぬけがらは、 このまま新年を迎えるのでしょうか・・・? 月日のたつのは早く、今年も半月になってしまいました。 あまりも時間が早くて、夏のことも昔のような感じです。 あれ?何をしていたのかなと思い出すのも大変・・・。 これ、夏の思い出の一つ・・・。 えっ!!真っ暗ですって? 皆既日食ですよ!!しかも大雨の何も見えな . . . 本文を読む

お好きなものは?

2009年12月13日 00時03分13秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
法事をしていると御利益があったのか・・・? 実にタイミングが良いときがあります。 たとえば・・・。 法事が終わったあとに雨がやんでいる 最後の鐘を鳴らした瞬間に曇天だったのに 太陽の光で堂内が急に明るくなったり・・・ 今日の檀家さんは、法事が終わると温かさで 満たされ体が急に軽くなったとか・・・ あるいは、お経が終わると鳥たちが、喜びを表すように 美しい大きな鳴き声がしたり・・・ 「鳥 . . . 本文を読む

江戸の「お寺サポーター」

2009年12月12日 08時59分42秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
本屋さんでたまたま見つけた『大江戸お寺繁昌記』が面白そう だったので読んでみました。 江戸時代には、御府内の面積の15%がお寺や神社の境内だったという のにも驚きますが、当時のお寺は現在ではあまり考えられない、 さまざまな活動をしていたようです。 娯楽の関係には、とりわけ熱心だったようで、映画館や演芸場が 建ち並ぶ浅草六区のような光景が、あちこちのお寺で繰り広げられて いたんですね~~。 と . . . 本文を読む

ちょっと足を止めて

2009年12月10日 09時05分25秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
外を歩いていて、何気に道ばたの桜の木に目をやると・・・。 もう小さなつぼみをつけているではありませんか。 この前、ようやく色づいた葉っぱを全部落としたばかりと 思っていたのに、春に向けた〝準備〟をもう始めているんですね~~。 春になると、桜の花は私たちの目を楽しませてくれたり、心を 癒やしたりしてくれます。 しかし、もともとは自分の生命(いのち)をつないでいくため、 生物の本能として種を残す . . . 本文を読む

仏教が生み出した「用の美」

2009年12月08日 09時47分13秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
東京・虎ノ門のホテルオークラ隣にある大倉集古館で 開かれている、特別展「根来(ねごろ)」に出かけてきました。 「根来」は、日本漆器のルーツの一つとされる系譜で、 「根来塗」とも呼ばれます。 鎌倉時代から南北朝時代にかけて、当時は真言宗の一大拠点だった 和歌山県の根来寺(ねごろじ)で、お坊さんが日常的に使う器を、 自ら作ったことを起源とすることから、その名前がつきました。 当時は漆器作りもお坊 . . . 本文を読む