昨日はお寺で二胡(にこ)奏者の芳晴さんのライブコンサートでした
http://www14.plala.or.jp/yoshiharu-e/
人間の声に最も近いと言われる音色は、心の琴線に響きます。
しかも芳清さんの甘くやさしい声とエモーショナルなプレイが、
さらに素敵な空間を作りあげていきます。
どんな人にも心の中に必ずある「美しこころ」を感じさせてくれる
時間でしたね
2001年、映画「ギ . . . 本文を読む
「かわいい」という言葉が、海外で「KAWAII」と日本語で
そのままに使われているみたいです。
「かわいい」を表現する英語には「cute(キュート)」があるのに
なぜなんでしょうか・・・?
日本語の「KAWAII」には、「幼さ」が底辺にあるのかもしれませんね。
咋年のWBCで日本が優勝したとき、ニューヨーク・タイムズには
「For the Love of Yakyu」という社説が掲載されたとか . . . 本文を読む
江戸時代の日本の着物の端布です。
なんと美しいことでしょうか・・・。
小さな意地とほのかな色気を失わない彼女たち・・・。
そんな粋な大人の女性が作りあげてきた、この色合いは、
300年の時を超えて、いまも新鮮に「JAPAN BEAUTY」として
十分通用します。
それとは反対に渋みのある奥深い色合いの江戸小紋。
遠くでは、ほとんど無地に見えますが、近くで見ると驚くほどの
精緻な柄でキリッとし . . . 本文を読む
お経が終わって振り向くと、お焼香の台の上に白いものが
のっています。
これって何か知っていますか?
「おひねり」て言うんですよ!!
昔は必ずといっていいほど置いてあったものですが、最近では
まったくみることがなくなってしまいました。
「おひねり」は、チリ紙(鼻紙とも言います)に小銭を包んだ
ものです。昔はティシュペーパーなんて言う柔らかい紙で洒落た
ものはありません。
かなりザラザラした . . . 本文を読む
日本に昔からあるように思いますが、実は外来種なんですね。
しかもアフリカの方だそうです。
そう考えると何だか不思議な感じです。
でも、季節を頂くことて素敵ですね
あっさり塩ゆでも良いですが、「焼き空豆」もコクが出て良い感じ
砂糖、醤油、唐辛子に一晩つけ込み味を含ませると、これも保存食と
なって美味です
. . . 本文を読む
和尚の回りには、国際結婚をされ日本で生活をしている方が
10組ほどいます。
昨日は、久しぶりにそんなご夫婦の悩み相談でした。
外国人の方に、「細かい事だらけの日本」を理解してもらう
には、我慢と時間がかかるみたいです。
「そんな細かいことを言わないで!」と、奥さん・・・。
「郷に入っては郷に従え」と、旦那さん・・・。
日本人同士だって価値観が違えばケンカになってしまうのに、
そこに違った文 . . . 本文を読む
この時期、境内は草の臭いがします。
和尚の苦手な小さな虫もたくさん出没中です。
「みんな生きてるなぁ~」という感じです。
ふと見ると弘法大師像の脇に男女が・・・。
女性は泣いています。う~~ん。。。別れの朝という感じ・・・。
人の別れの大半は、あの時が最後だったと
あとになって思うことが多いですね。
「一期」とは、仏教用語で人が生まれて死ぬまでの時間。
「一会」とは、法要などで出会う集ま . . . 本文を読む
玄関に出たら、いきなり「観音さまは男か女か?」の質問!!
前説もなく、こんな変わった人も訪れます。
仏さまの中でもとりわけ人気がある観音さま。
観音さまを女性だと思っている人、結構いるのでは・・・?
でも写真のように御本山長谷寺の観音様は、ヒゲもあるし・・・。
お経の中にはお釈迦さまが、「善男子よ」と呼びかける部分もあるし・・・。
男なの?
でも中国古典の「西遊記」では、悟空が助けを求 . . . 本文を読む
政治の混乱に紛れて臓器移植法の改正案が衆院に提出されたと
いいます。この問題は政治や法律の問題ではないと思うのですが・・・。
臓器移植については、いくつかコメントを残していますが、
一番の大きな問題点は、「脳死」という、新しい死の定義を、
人間のエゴで作ろうとしていることです。
臓器の移植をするためには、生きている臓器を必要とします。
人間は死んでしまえば、臓器も死にます。
それでは移植して . . . 本文を読む
本日21時から放映されるテレビ東京「出没!アド街ック天国」に
「椎名町」が登場します。
http://www.tv-tokyo.co.jp/adomachi/
「アド街ック天国」は、あらゆる街に出没する地域密着系・都市型
エンターテイメント情報番組です。
司会は愛川欽也さん、峰竜太さんや薬丸裕英さんなどの多彩なゲストで
構成されているバラエティです。
「椎名町」は、和尚のお寺がある街です。か . . . 本文を読む
「イチローは、なぜ毎日、同じことをしているのに
未来が作れるのか」・・・?
NTT東日本のコマーシャルで流れている台詞です。
そういえば以前、テレビ番組のなかで「永世六冠」の偉業を達成した
将棋棋士・羽生善治名人に「才能とは何か?」という問に対して・・・。
羽生名人は、迷うことなく「継続」と答えたのです。
突然のむずかしい質問に、考えることもなく即座に、しかも単純な
言葉だったので心に響きま . . . 本文を読む
しばらくぶりに訪れると、その地域の鉄道やバスの路線が、
いつのまにか廃止になっていて、面食らうときがあります。
現地に到着して土地勘もなくボー然と立ち尽くすことに・・・。
しかたなくタクシーを拾い、高い料金を払って目的地に向かう
ハメになってしまいました。
利用者が少ないと、経費を減らして赤字を最小限に食い止める
ために、本数を減らす。
本数が減って不便になると、ますます利用者が少なくなる . . . 本文を読む
阿修羅展も結構ですが、隣の東京藝術大学の美術館で開催されて
いる「皇女たちの信仰と御所文化 尼門跡寺院の世界」も素晴らしい
ので、ぜひ立ち寄ってみてください。
現在も京都と奈良に残る13の尼門跡(あまもんぜき)寺院に伝わる
尼僧さんの信仰生活や皇室ゆかりの品を紹介するものです。
「尼門跡」は、皇族や将軍家の高貴な女性が入寺された尼寺のことです。
皇族として生まれながら、出家して一生を、お坊さ . . . 本文を読む
奈良・興福寺の創建1300年を記念して開催されている
「国宝 阿修羅展」を見てきました。
阿修羅は、修羅場と言われるくらい帝釈天と壮絶な戦いを
してきました。最後は戦いに敗れ仏教を深く信じるようになり
仏さまを守る守護神としてまつられています。
三面六臂というお顔が3体、腕が6本と、かなりきわどい格好
ですが、そんな違和感もなく、眉をひそめた悲しい憂いの顔が
何とも不思議な感じです。
このお . . . 本文を読む
新緑の美しい季節にナイスなカップルが誕生しました
24年間のいろいろな出来事を思い出すと、自然に涙が
こぼれてきた新郎新婦・・・
素敵な結婚式でしたね
新婦の実家は和歌山県・・・。弘法大師・高野山のお膝元では
ありませんか。
お見送りの時に新婦から頂いた小さなギフトを今日あけてみると
なんと「たわしストラップ」・・・
ギフトの説明を読むと、和歌山県は、全国シェア85%を誇るタワシの
国内 . . . 本文を読む