到着時には、真っ暗で全体像がわからなかったのですが、
朝起きてカーテンをあけると、緑の芝生とヤシの木に
囲まれ、コバルトブルーの海が広がっているではありませんか。
東京から4000キロしか離れていないのに、こんなに美しい光景は
なんだか不思議な感じがします。
しかし、この島では1944年2月17日と18日に想像を絶する
アメリカ軍による大空襲に見舞われたのです。
2日間で1200機以上の爆撃 . . . 本文を読む
30度を超える南の島からの帰国で、この雪の寒さはこたえます。
南の島とは、トラック諸島と言われグアムから飛行機で1時間30分、
ミクロネシア連邦の中に、周囲200キロという世界最大の環礁内に
ある島です。
現在はチューク島といわれ、その中には大小100以上の島々で
構成されています。
ここは、その昔、日本海軍の拠点にあたるところで戦艦大和を
始め武蔵なども寄港したところです。
なぜ和尚が、 . . . 本文を読む
東京ほど公共交通機関が整っているところは珍しい。
地方や諸外国にいけば、「車」が依然として一番重要な
地位を占めている。
その「車」は、経年劣化もするし、なんといっても環境規制に
よるガソリンにかわる代替えエネルギーの登場で、「車」は
大きく変わるだろう。
その代替えエネルギーに期待されているのが「水素」だ。
インフラや各企業は、この水素を視野に入れた研究が進んでいる。
しかし、水素をどうや . . . 本文を読む
法事の時の忘れ物であったイソップ絵本「からすとみずがめ」
「のどが かわいて つかれたよ。しにそうだぁ
どこかに みずが ないかなぁ」
からすは のどが からからでした。
みずを さがしてとびまわりました。
でも みずは なかなか みつかりませんでした。
からすは あっち こっちと とびまわって やっと
みずがめをみつけることができました。
「やれやれ これでたすかった。みずがのめる . . . 本文を読む
なつかしい方ですね・・・。意外と手が大きくない?
お亡くなりのなって10年くらいたつかしら?
百歳超えてから超有名人になられて、その刺激で
認知症も治ったとか?
刺激とか自尊心とか大切なんですね。
初めての確定申告も、そのお金の使い道を「老後のため」と、
答えていたこともありましたけ。
百歳の誕生日に「100年は短かった」とコメント。
和尚の百歳は気が遠くなりますが、案外そんなものなの
か . . . 本文を読む
裁判員制度の講習会が開催されました。
もちろんお坊さん対象です。和尚は6人目の先生ですが
それぞれのお立場で、微妙に切り口が違いますね。
「宗教者は、人を裁くことなどできない」、「死刑判断を
しない」、「国民の義務で選ばれたら参加」と、宗教・宗派に
よって考えも異なります。
教義との整理は、早急には結論がしにくい状態でもあります。
裁判所が作成したDVDでも、裁判員への無関心さと個々の心の . . . 本文を読む
昨年に、こんな会で早朝の7時30分から、出社する前の
皆様方に「写仏」を指導してきました。
http://blog.goo.ne.jp/kongohin/e/d276563aed1dc291eb8c85b4ceb661ad
そこに参加されていた方が、お寺にきてくれました。
彼女は、こんな会を主催されている方で、とても素敵な
方です。
http://www.commonbeat.org/
その . . . 本文を読む
「幸せのちから」の主演ウィル・スミスが、これから公開される
ヒューマンドラマ「7つの贈り物」のPRため来日している。
ウィル・スミスは、「幸せの力」で息子のジェイデンと初共演したが、
ジャッキー・チェンの大ヒット空手映画『ベスト・キッド』の
リメイク作品で、10歳の息子ジェイデンの主演作としてお父さんの
スミスがプロデュースに当たっているという。
そのために日本の子どもたちの空手をしている道場 . . . 本文を読む
「源氏物語」が生まれて1000年、大伴家持が「万葉集」締めくくりの
歌を詠んでから1250年……などなど、昨今は古典文学の節目を
記念する行事が目白押しです。
そんななか、あまり目立っていませんが、今年は松尾芭蕉が「奥の細道」に
出立してから、320年を迎えます。
「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。
舟の上に生涯を浮かべ、馬の口とらえて老を迎ふるものは、日々旅に
して旅をすみ . . . 本文を読む
お寺という場所で、しかも普段ではありえない
暗闇の中で精進料理を頂く会です(闇鍋ではありません)
暗闇の中で、精進料理が一品ずつ運ばれます。
その都度に説明があるので安心です。決して怪しい会では
ありません。
何故かと言うと、視覚を奪われた中で、嗅覚、味覚、触覚などの
残された感覚だけで食事をすると、意外な発見や気づきががある
ことを体験してもらいたいからです。
それは、私たちが生きていくな . . . 本文を読む
皇居を参観してきました。
宮内庁のホームページからアクセスして事前に予約を
入れると皇居内を見学できます。
もちろん天皇陛下の御所などは近づけませんが、旧江戸城の
あとや、いろいろな行事が行われる宮殿などは外から見る
ことが出来ます。
お寺の建物を想像するに、こんな宮殿のような形がシンプルで
良いのではと思っていたので、望遠カメラを持って参加・・・。
当日は桔梗門から入場。
驚いたことに、そ . . . 本文を読む
おばさま達が話しています。
聞くなといわれても聞こえてくる大きな声で・・・。
「嫌いなのよね!あの顔・・・」
「私もよ、最近はあの声、聞いただけでイヤだわ・・・」
麻生総理のことらしい。。。
「でもさ、さすが小泉さんよね~~」
「みんな世の中の人は、ああいう風に思っているのよ・・・」
小泉元総理の昨日の発言だ。人気は、健在なようで。
それを聞いていた先輩が・・・
「ウソはついちゃダメですよね . . . 本文を読む
京都の有名な寺院で仏像が盗まれているとか・・・。
「なんと信心のないことか」と、ご住職も怒りの様子。
そう言えば東京の若者で賑わう渋谷に「ブッツ・トリックバー」と
いうお店がありました。
なんと本物の大きな仏像を店内に飾っているレストランです。
ただ仏像が置いてあるだけで仏教とは何の関係もなし?
しかも若者たちは、何の違和感もなく、むしろその神秘性を
興奮気味で楽しんでいるようで、その個性? . . . 本文を読む
「三毒」仏教でいう迷いをつくり、さとりを妨げる
根本原因・・・。
貪欲(とんよく)
求める心。物や名誉などに執着する心。
この「求める心」は、人間本来の欲求だ。これなくして
私たちは存在しえない。でも、この心は悪い方向へと
進み、かつコントロールがしにくい。
瞋恚(しんに)
この求める心が妨げられたり、実現ができないと人は怒る。
人間は自分の貪欲を隠しているときに「怒る」ことが多い。
そし . . . 本文を読む