“The Crystal of Kings”と呼ばれれるクリスタル
ガラスのトップブランド「バカラ」。
創立240周年を記念して作られた高さ5㍍、
幅3㍍、パーツ総数8086ピース、ライトの
総数230燈、世界最大級のバカラ製シャンデリア。
温かみのある灯りは綺麗だけれど、和尚の日常生活に
あまりにもかけ離れているからか、何だかピンとこない。
でも、京都の町の一角にオールド バカラ専門店があ . . . 本文を読む
「パラレル・ニッポン現代日本建築展1996-2006」
という写真展を見てきました。
東京都写真美術館で開催中のパネル写真ですが、内容は
というと、過去10年の間に日本で建築された、あるいは
日本人が海外で建築した建物の写真展です。たわいのない
展覧会ですが、結構内容が濃くて楽しめました。
なぜ、この展覧会に行きたかったかというと、和尚の寺の
建築計画に参考にしたかったからです。これからの寺院 . . . 本文を読む
境内の木々も色づき始めました。
木も個性があるので紅葉の進み具合も
違います。
曇ガラスの向こう側が、とても赤くて
ビックリしたらなんと、モミジの紅葉でした。
何と美しく情緒があるのかしら・・・と、
思いながらも、これから落ち葉との戦争が
始まると思うと、ちょっと憂鬱な気分でも
あります。
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檀家さんのワンちゃんが亡くなって、和尚の寺の
動物供養塔に納骨されました。
それはそれは、可愛くて利口なワンちゃんでした。
お墓参りもいつも一緒で、ご家族の皆さんから
愛され、ワンちゃんもそれに答えて家族のように
暮らしていました。
抱きしめたり、遊んであげたり、いろいろなお世話を
してあげると、言葉を話さなくても、その行動で私たち
の気持ちがワンちゃんに通じます。
多くの言葉よりも体当たり . . . 本文を読む
クラブガストロノミック・プロスペール・
モンタニエが主催する晩餐会にお招きされて
行ってきました。
この会は、偉大なるシェフ「プロスペール・
モンタニエ」の没後、彼を敬愛する友人達により
興され、格調高いフランス料理とその素材の品質を
守り向上させることを目的とした会です。
毎年、東京の各ホテルが会場となり、総料理長を始め
ホテルをあげて、最高のフランス料理のサーヴィスが
おこなわれます。
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冬の季節に欠かせない花「葉牡丹」。
江戸時代から、正月飾りとして親しまれていて
境内もそんな準備が始まる。
葉の色が、白・黄・紫・紫紅などいろいろあり、
重なり合った葉が、牡丹の花のように美しいので、
名付けられた。
冬は花が少なく、彩りを添える貴重な存在だ。
水揚げも良いし長持ちするけれど、鳥たちに食べ
られてしまうのが難点かな。
そもそも観賞用として、キャベツを品種改良した
植物なので、 . . . 本文を読む
庭を掃除していたら小枝が目に触れて角膜を
キズつけてしまった。
涙が少なくて角膜の弱い人は、朝起きて瞬きを
するだけでキズがついてしまうらしい。
そういえば以前にタイのお坊さんが、目薬と間違えて
瞬間接着剤を使用して目が開かなくなるという
「ぞ~っ」とする事件があった。
81歳の老僧は、あまりにも目がかゆかったため、
急いで「それらしきもの」を発見して数滴目にたらすと、
目が冷たくなってきて、 . . . 本文を読む
昨日は先代住職の祥月供養でした。
亡くなって4年目ですが、何だか遠い昔の
ような気もしますし、昨日のような感じも
します。
雨にもかかわらず、この日にお参りくださった
方々もおられて、本当にありがたいことでもあり
先代住職の徳かなと思います。
先代の住職は、72歳の時に住職はもちろんの
こと宗派の要職や調停委員などのすべての役職を
やめて引退すると言い出しました。
「自分に残されている命の灯 . . . 本文を読む
韓国語で豆腐のことを「トゥブ」といいます。
同じような発音ですね。日本でもいろいろな
豆腐が並んでいますが、絹ごし豆腐に似た
フワフワの豆腐を「スンドゥブ」というそうです。
そんな「高タンパク」「低カロリー」の豆腐と
新陳代謝を高めるトウガラシの「カプサイシン」、
野菜を中心とした具が入ったヘルシー料理を
頂いてきました。
要は韓国料理のチゲ鍋なのですが、そのイメージを
日本的にアレンジし、お . . . 本文を読む
お寺は、お檀家さんやご信者さんの有形無形の
お力添えによって成り立っています。
「ありがとうございます」なんて言われますが、
実はお寺が、皆さんに「ありがとうございます」と
お伝えしなければならないと思っています。
今年もだんだんと残り少なくなってきました。
そんな1年の感謝の思いをこめて和尚からの、
感謝のプレゼント「お歳暮コンサート」を行います。
お寺の本堂で弦楽四重奏の演奏は、ミスマッ . . . 本文を読む
写真のような字を見たことありませんか?
これは梵字(ぼんじ)といって、仏の真理を
表す文字です。
この梵字の奥義を伝える「悉曇灌頂」(しったんかんじょう)
という師資相承の儀式を京都で受けてきました。
阿闍梨さまが、この法を伝授した証として、
弟子に授与する印信(いんじん)という証書には、
「相承の弟子に非ざる者には、披見すべからず」
と書かれています。
つまり、一生懸命でない者には、やたら . . . 本文を読む
京都の店先に漬け物の代表格「千枚漬」が並ぶと、
いよいよ冬本番です。
京野菜の代表格である丹波の「聖護院かぶら」。
盆地特有の寒暖の差で身の引き締まった「かぶら」を
カンナで薄く切り、樽にキレイに並べていきます。
そして、塩で下漬けして重石をのせます。
このあたりの「かぶら」の厚みと塩加減、石の重さと
下漬け時間で、味の善し悪しが決まるみたいです。
そのあとで昆布やザラメ、酢などを入れて整え . . . 本文を読む
いつもお寺でお世話になっている方が
突然亡くなってしまいました。
本当にいい人で、お寺のために一生懸命
尽くしてくれた方です。
かなりショックで話を聞いたとき体が
震えて止まりませんでした。
40代という若さで、ちょっと太り気味で
タバコもたくさん吸っていたので、心配で
健康検査を何回も進めていました。
本人は「大丈夫」と豪語していましたが、
いまから考えると、強引にでも病院へ
つれて行け . . . 本文を読む
和尚の寺の仏舎利(ぶっしゃり)です。
仏舎利とは、お釈迦さまが亡くなったときに
火葬されたときの遺骨です。
インドの敬虔な仏教徒であったアショーカ王は、
そのお釈迦さまの遺骨を8万個以上に細かくして、
インドや周辺の国々などのお寺に分けたそうです。
和尚の寺にあるものは、タイのお寺から分けて
いただいたものですが、本物かどうかは分かりません。
というのも、たくさんの仏舎利の中には「代替品」も
. . . 本文を読む
昨年の11月に白血病で亡くなった本田美奈子さん。
もう1年がたってしまいました。
店頭に追悼シングル「Wish」が並んでいたので
彼女のファンとしては、買ってしまいました。
たまたま見たミュージカル「ミス・サイゴン」の
キム役を演じていましたが、歌のうまさもさることながら、
小さな体で、すべてを表現しようとする息づかいが
伝わってきて、ファンになってしまったのです。
彼女が歌った「つばさ」と . . . 本文を読む