ブツブツ雑記

和尚の気まぐれな思いつき日記です

バカラの灯り

2006年11月30日 00時17分32秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
“The Crystal of Kings”と呼ばれれるクリスタル ガラスのトップブランド「バカラ」。 創立240周年を記念して作られた高さ5㍍、 幅3㍍、パーツ総数8086ピース、ライトの 総数230燈、世界最大級のバカラ製シャンデリア。 温かみのある灯りは綺麗だけれど、和尚の日常生活に あまりにもかけ離れているからか、何だかピンとこない。 でも、京都の町の一角にオールド バカラ専門店があ . . . 本文を読む

建物も改革?

2006年11月29日 00時11分55秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
「パラレル・ニッポン現代日本建築展1996-2006」 という写真展を見てきました。 東京都写真美術館で開催中のパネル写真ですが、内容は というと、過去10年の間に日本で建築された、あるいは 日本人が海外で建築した建物の写真展です。たわいのない 展覧会ですが、結構内容が濃くて楽しめました。 なぜ、この展覧会に行きたかったかというと、和尚の寺の 建築計画に参考にしたかったからです。これからの寺院 . . . 本文を読む

これからが・・・

2006年11月28日 11時56分08秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
境内の木々も色づき始めました。 木も個性があるので紅葉の進み具合も 違います。 曇ガラスの向こう側が、とても赤くて ビックリしたらなんと、モミジの紅葉でした。 何と美しく情緒があるのかしら・・・と、 思いながらも、これから落ち葉との戦争が 始まると思うと、ちょっと憂鬱な気分でも あります。 . . . 本文を読む

動物供養塔

2006年11月27日 08時08分58秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
檀家さんのワンちゃんが亡くなって、和尚の寺の 動物供養塔に納骨されました。 それはそれは、可愛くて利口なワンちゃんでした。 お墓参りもいつも一緒で、ご家族の皆さんから 愛され、ワンちゃんもそれに答えて家族のように 暮らしていました。 抱きしめたり、遊んであげたり、いろいろなお世話を してあげると、言葉を話さなくても、その行動で私たち の気持ちがワンちゃんに通じます。 多くの言葉よりも体当たり . . . 本文を読む

アザブジュバン~

2006年11月26日 07時45分27秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
クラブガストロノミック・プロスペール・ モンタニエが主催する晩餐会にお招きされて 行ってきました。 この会は、偉大なるシェフ「プロスペール・ モンタニエ」の没後、彼を敬愛する友人達により 興され、格調高いフランス料理とその素材の品質を 守り向上させることを目的とした会です。 毎年、東京の各ホテルが会場となり、総料理長を始め ホテルをあげて、最高のフランス料理のサーヴィスが おこなわれます。 . . . 本文を読む

結構美味しい

2006年11月25日 00時07分09秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
冬の季節に欠かせない花「葉牡丹」。 江戸時代から、正月飾りとして親しまれていて 境内もそんな準備が始まる。 葉の色が、白・黄・紫・紫紅などいろいろあり、 重なり合った葉が、牡丹の花のように美しいので、 名付けられた。 冬は花が少なく、彩りを添える貴重な存在だ。 水揚げも良いし長持ちするけれど、鳥たちに食べ られてしまうのが難点かな。 そもそも観賞用として、キャベツを品種改良した 植物なので、 . . . 本文を読む

ぞ~っ!!

2006年11月23日 21時30分45秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
庭を掃除していたら小枝が目に触れて角膜を キズつけてしまった。 涙が少なくて角膜の弱い人は、朝起きて瞬きを するだけでキズがついてしまうらしい。 そういえば以前にタイのお坊さんが、目薬と間違えて 瞬間接着剤を使用して目が開かなくなるという 「ぞ~っ」とする事件があった。 81歳の老僧は、あまりにも目がかゆかったため、 急いで「それらしきもの」を発見して数滴目にたらすと、 目が冷たくなってきて、 . . . 本文を読む

祥月供養

2006年11月20日 12時03分21秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
昨日は先代住職の祥月供養でした。 亡くなって4年目ですが、何だか遠い昔の ような気もしますし、昨日のような感じも します。 雨にもかかわらず、この日にお参りくださった 方々もおられて、本当にありがたいことでもあり 先代住職の徳かなと思います。 先代の住職は、72歳の時に住職はもちろんの こと宗派の要職や調停委員などのすべての役職を やめて引退すると言い出しました。 「自分に残されている命の灯 . . . 本文を読む

ヘルシー料理

2006年11月18日 23時29分47秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
韓国語で豆腐のことを「トゥブ」といいます。 同じような発音ですね。日本でもいろいろな 豆腐が並んでいますが、絹ごし豆腐に似た フワフワの豆腐を「スンドゥブ」というそうです。 そんな「高タンパク」「低カロリー」の豆腐と 新陳代謝を高めるトウガラシの「カプサイシン」、 野菜を中心とした具が入ったヘルシー料理を 頂いてきました。 要は韓国料理のチゲ鍋なのですが、そのイメージを 日本的にアレンジし、お . . . 本文を読む

お歳暮コンサート

2006年11月17日 08時19分51秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
お寺は、お檀家さんやご信者さんの有形無形の お力添えによって成り立っています。 「ありがとうございます」なんて言われますが、 実はお寺が、皆さんに「ありがとうございます」と お伝えしなければならないと思っています。 今年もだんだんと残り少なくなってきました。 そんな1年の感謝の思いをこめて和尚からの、 感謝のプレゼント「お歳暮コンサート」を行います。 お寺の本堂で弦楽四重奏の演奏は、ミスマッ . . . 本文を読む

深秘なる文字

2006年11月16日 08時19分56秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
写真のような字を見たことありませんか? これは梵字(ぼんじ)といって、仏の真理を 表す文字です。 この梵字の奥義を伝える「悉曇灌頂」(しったんかんじょう) という師資相承の儀式を京都で受けてきました。 阿闍梨さまが、この法を伝授した証として、 弟子に授与する印信(いんじん)という証書には、 「相承の弟子に非ざる者には、披見すべからず」 と書かれています。 つまり、一生懸命でない者には、やたら . . . 本文を読む

はんなりと・・・

2006年11月15日 17時29分31秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
京都の店先に漬け物の代表格「千枚漬」が並ぶと、 いよいよ冬本番です。 京野菜の代表格である丹波の「聖護院かぶら」。 盆地特有の寒暖の差で身の引き締まった「かぶら」を カンナで薄く切り、樽にキレイに並べていきます。 そして、塩で下漬けして重石をのせます。 このあたりの「かぶら」の厚みと塩加減、石の重さと 下漬け時間で、味の善し悪しが決まるみたいです。 そのあとで昆布やザラメ、酢などを入れて整え . . . 本文を読む

くやしい。。。

2006年11月14日 00時24分24秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
いつもお寺でお世話になっている方が 突然亡くなってしまいました。 本当にいい人で、お寺のために一生懸命 尽くしてくれた方です。 かなりショックで話を聞いたとき体が 震えて止まりませんでした。 40代という若さで、ちょっと太り気味で タバコもたくさん吸っていたので、心配で 健康検査を何回も進めていました。 本人は「大丈夫」と豪語していましたが、 いまから考えると、強引にでも病院へ つれて行け . . . 本文を読む

本物なの?

2006年11月13日 09時22分14秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
和尚の寺の仏舎利(ぶっしゃり)です。 仏舎利とは、お釈迦さまが亡くなったときに 火葬されたときの遺骨です。 インドの敬虔な仏教徒であったアショーカ王は、 そのお釈迦さまの遺骨を8万個以上に細かくして、 インドや周辺の国々などのお寺に分けたそうです。 和尚の寺にあるものは、タイのお寺から分けて いただいたものですが、本物かどうかは分かりません。 というのも、たくさんの仏舎利の中には「代替品」も . . . 本文を読む

いま生きていること

2006年11月12日 16時09分49秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
昨年の11月に白血病で亡くなった本田美奈子さん。 もう1年がたってしまいました。 店頭に追悼シングル「Wish」が並んでいたので 彼女のファンとしては、買ってしまいました。 たまたま見たミュージカル「ミス・サイゴン」の キム役を演じていましたが、歌のうまさもさることながら、 小さな体で、すべてを表現しようとする息づかいが 伝わってきて、ファンになってしまったのです。 彼女が歌った「つばさ」と . . . 本文を読む