和尚のターミナル駅である池袋に開店したヤマダ電機・・・。
正面は長蛇の列でしたが、たまたま通った別の出入り口が
混乱のためかフリーパス・・・。ちょっとだけのぞいてしまいました。
その昔は、三越デパートの包装紙が、最高の贈り物とされて
いた時代から30年・・・。
今年は、そのお役も終わり閉店後に大手家電メーカーの出店です。
まさに諸行無常ですね。
もとデパートとあって階段は大理石、、さすがに . . . 本文を読む
藤山新太郎さんの「元禄の幻術」という手妻公演を拝見して
きました。
手妻とは、日本のマジックです。「稲妻」のように早く
衝撃的な「手品」なので手妻とか和妻とも呼ばれています。
以前に和尚の寺で「和を楽しむ」と称して新太郎さんを
お招きして公演を行いました。↓↓↓クリック
http://blog.goo.ne.jp/kongohin/e/4262935bc3fca81866555f18d4a7c . . . 本文を読む
写仏は、仏さまを写すことをいいます。仏さまの下絵に
和紙をのせて、その線をなぞっていくのです。
ただ下絵の線の通りになぞるだけなのですが、同じ
仏さまを書いていても、人それぞれに違った仏さまが
完成するので不思議です。
100人いれば100通りの仏さまができるのです。
あるいは自分一人でも、違う日に書くと違った仏さまが
現れます・・・。
つまり、写仏は「自分の心」を写すことなのかもしれませ . . . 本文を読む
「週刊 東洋経済」の特集は「本当に強い大学2009」です。
「大学四季報」なるものが掲載されていて、A+~~Bという
評価もされています。
大学ランキングも、この特集の目玉で、和尚の出身校を探して
しまいます。
入試偏差値が指標になることが多いようですが、この本では、
志願者増減率、経常利益率の財務力、上場企業の役員数、
就職の上位層の年収などの就職率まで、いくつかの総合成績で
ランキングを . . . 本文を読む
台風が接近する不安定のなか、皆さんのお力で無事に
椎名町の「商人まつり」が終わりました。
お寺の駐車場では、いろいろなイベントも行われて
地元の城西高等学校の皆さんが、吹奏楽&歌&踊りも
ご披露して頂きました。
この城西高等学校は、野球で甲子園にも出場したことも
あるんですよ~~。
とても礼儀正しい皆さんで、ちょっと恥ずかしそうに
行う姿は、??十数年前の和尚の姿・・・??
彼らのような若 . . . 本文を読む
地域の方々が中心となって行われる「商人まつり」が
開催されました。
この椎名町界隈は、個人商店も多く、ちょっとした下町の
ような感じが残っているところです。
また、ここは、有名な手塚治虫などの漫画家が生活していた
「トキワ荘」があったところです。
ちょうど豊島区立郷土資料館では、帰ってきた「トキワ荘の
ヒーローたち」が、開催されています。
また、地元PTAの皆さん方で行われている「わくわく . . . 本文を読む
忙しいというと毎日、葬式や法事をしているイメージが
あるかもしれないけれど、それは全体の30%くらいだと
思います。
いまの和尚の多くの仕事は、書類とのにらめっこです。
宗教法人という一つの法人を維持運営していくための仕事と
いうわけです。
どうしてもデスクワークが多いので、行き詰まります・・・。
そんなときには、非日常のことをするとリセットできます。
ちょうど前からお誘い頂いていたピアノ . . . 本文を読む
秋蕎麦の白い花が畑一面に広がり、秋風にそよいでいます。
蕎麦の喉ごし、香り、味わい・・・。
和尚も蕎麦好きです。風味と健康にも良いということで、
ますます人気のお蕎麦ですね。
お蕎麦屋さんに、○○庵という屋号が多いのは、或るお寺の名前に
由来しています。
江戸時代、浅草の極楽寺称住院というお寺に道光庵という道場が
ありました。庵主さんは、蕎麦の本場・信州の生まれで、蕎麦には
目がなく、み . . . 本文を読む
きのうお寺で行われた「曾根崎心中」の公演は無事に
終わりました。急に寒くなってしまったのでお天気が
心配でしたが、暑いくらいで・・・。
参加された方のアンケートを見て不思議に思うのは、
「このようなおもしろい場所での公演を希望します」
そんな声が多かったことです。
「おもしろい場所」というのはお寺のことです。
人によって「聖なる場所」とか「雰囲気のある場所」
「幻想的な空間」と、表現はまちま . . . 本文を読む
人の心は、氷山の形をしているといいます。
氷山は、海上に現れている部分は全体の20%くらい。
80%以上の氷は、海の中で目に見えないのです。
つまり、見えている部分が顕在意識、目に見えていない
ところが潜在意識というわけです。
そして潜在意識は、私たちの行動を左右しています。
何気ない癖や過去の記憶もすべて蓄積されているので、それが
トラウマとなって行動にブレーキをかけていることも想像
で . . . 本文を読む
京都・青連院門跡に伝わる国宝の青不動をお参りさせて
頂きました(12月20日まで)
青連院は、天台宗の祖である伝教大師さまが、比叡山延暦寺を
開くにあたって、僧侶の住坊として開かれたお寺で、伝教大師さまを
はじめ、延暦寺の法燈を継いだ著名な僧侶がお住まいになっていた
お寺です。
また、平安時代から明治にいたるまで、ご住職が皇族という由緒ある
門跡寺院としても有名です。
お寺に伝わる国宝「青不 . . . 本文を読む
寒いですね~さわやかな秋晴れだというのに、
蚊がいるではありませんか・・・。
もっとも冬の蚊もいますし、種類が違うのかもしれません。
あるいはお寺は、草木やこけ、水回りなど、蚊にとっては、
ある意味で極楽環境だからかもしれません。
蚊が血を吸う行為は、卵を生むための必死の母性的活動・・・。
季節が終わろうとする時期、彼等は命がけで血を吸いに来ます。
お互い生きとし生ける者同士で、最後のお仕事 . . . 本文を読む
仏像といえば、東武百貨店 池袋店で「大仏師 松本明慶さんの
仏像展覧会&即売会が開催されています。
とても気さくな方ですが、大仏師が彫る仏像の特徴は、どちらかというと
お顔が、「ドール顔」なので、和尚的には好きになれない感じです。
それに何だか、かなり高額です。
400体近い仏像を前に白の作務衣姿のお弟子さんと外商の店員さんが
ウロウロしていて、販売体制がバッチリ・・・?
仏像彫刻で残った . . . 本文を読む
「聖地チベットーポタラ宮と天空の至宝」展は、数年前から
欧米を巡回して、現在は日本の上野の森美術館で開催されて
います。
この展覧会は、チベットを紹介する意味では価値があるのかも
しれませんが、中国のチベット侵攻と過酷な支配・弾圧や、寺院や
文化遺産の徹底した破壊などの事実は完全に無視・・・。
中国によるチベット支配を正当化する政治宣伝色の強い内容となって
いるという批判の声があります。
↓↓ . . . 本文を読む
金剛院で行われる「曾根崎心中」公演のリハがありました。
海外からの招聘公演でも高い評価を得てきた
東京ノーヴイ・レパートリーシアターの公演です。
ロシア人演出家レオニード・アニシモフさんも参加して行われました。
彼の演出は、極めてシンプルであり、自分の感性に極めて正直な
瞬間というか、真実を強調したこだわりの演出と拝察・・・。
以前に金剛院のお寺にきたとき、開口一番、「このような祈りの . . . 本文を読む