境内の梅の花が、もうすぐ開花しそうな感じ。
老木ながら、つぼみをたくさんつけて春を待っています。
今年は1ヶ月くらい早いのでしょうか?春は待ち遠しい
ですが、もうすでに花粉症の方もおられて、憂鬱な方も
いるのではないでしょうか?
檀家さんが、さっそくマスコミで報道されていた花粉症に
効くというお酒を持ってきてくれました。
何でも沖縄の「請福」(ここ見てね)という泡盛ですが、
抗アレルギー有効 . . . 本文を読む
日本を代表する花は、桜、梅、牡丹等々ありますが、
これらは中国など外国から伝わったもので、純日本の
花といえば椿。
木偏に春と書いて「ツバキ」と読ませるところが、またまた
憎い演出です。
葉か厚く艶ぽいところからツヤハギ(艶葉木)、豊かな
生命力を持つ常緑樹を意味するスハギ(寿葉木)とかが、
その語源になっているとか・・・・。
椿は、とても品種が多く、日本だけでもその数は2000種
以上とも . . . 本文を読む
「あみだくじ」なんていう抽選の仕方がありますが、
どうして「あみだくじ」っていうかというと・・・。
「あみださま(阿弥陀如来)」からきているんですよ
室町時代から行われていたようですが、その頃は今のくじと
違って、真ん中から外に向かって放射線状に人数分の線を
書いて、それを引いたものでした。
これが阿弥陀さまの後光(ごこう)に似ていたことから、
この名がついたのです。
後光というのは、仏さま . . . 本文を読む
隕石のスケールでおいた500円といえば、ちょうど
南極50周年記念硬貨が発売されましたね。
初代南極観測船「宗谷」と「タロ」「ジロ」の樺太犬
などがデザインされたものです。あんまり細かくて
よくわからないので「ここで」!
砕氷船が、何百回?と後退と前進の繰り返しながら氷の世界を
進み、全く自然環境の違う場所での研究や作業は、はかりしれ
ないご苦労があったのではと思います。
今日のニュースで . . . 本文を読む
隕石だというのですが、真意の程はわかりません。
なんでもアルゼンチンで発見された鉄隕石だとか
隕石は、大気に突入する時に1万度くらいの温度に加熱
されるので角が取れており、また、表面が溶けて黒い皮膜の
ような色が残り、指で押さえたような窪みがあるのが
特徴だといいます。
何がスゴイかといえば、握り拳くらいの大きさですが、
これが何とも異常に重い!
こんなものが頭の上から落下してきたら大変です
. . . 本文を読む
お寺の不動講の皆様と成田山のお不動様にお参りへ
いってきました。早朝よりバス2台でお寺から出発!
実は和尚の寺とは宗旨が違うのですが、同じ真言宗で
兄弟みたいな関係なので毎年親睦をかねて参拝をして
います。
いつも護摩の修行を行った参詣者には、本坊の光輪閣で
「坊入り」が許されます。500畳もある光輪閣は、何だか
立ちくらみするような迫力があります。
坊入りでは、小鉢や皿に盛り付けられた精進 . . . 本文を読む
母親の四十九日法要の後座で殺人事件という
痛ましい事件がありました。
詳しいことはわかりませんが、遺産相続の争いが
原因だったとか・・・?痛ましい事件です。
だいたいお経が終わると財産の話しなんていうことは
結構あるもので、何となくそういう雰囲気は感じて
しまいます。お金はあった方が良いのでしょうが、
あればあったで大変なようで・・・。
ある時の葬儀で喪主のご挨拶。
「皆様、本日はお忙しい . . . 本文を読む
昨日は、いつもお付き合いを頂いているお寺さんの
ご先代大僧正の七回忌法要でした。
大僧正様は、和尚が小さいときに得度式というお坊さんに
なるための儀式をしたときに、身の回りのお世話を頂いた方
でした。
夏の暑い時期だったので扇子であおいでくれたり、やさしい
言葉をかけてくれたのを子ども心に強く残っています。
学生になって、いろいろな法要に参加しても大勢の偉いお坊様の
前で何をして良いのかわか . . . 本文を読む
近くのギャラリーで行われていた「世界遺産からのSOS」を
見てきた。紛争や災害、環境破壊、急激な都市開発などの
人間のエゴによって危機にさらされている遺産の展示会だ。
結構ショッキングな画像も多く、若い人たちで混んでいた。
2001年3月、「神は偉大なり」の歓声とともにバーミアンの
大仏が破壊された。その年の9月11日同時多発テロをうけた
アメリカは、「対テロ戦争」に踏み切った。
争いの愚か . . . 本文を読む
今日は、「大寒」で一番寒い日?
でもそれは、逆に春になっていく折り返し
の日であるのかも・・・。
大寒は古代中国で考案された季節を表す方式の
ひとつですが、その他にも七十二候(しちじゅうにこう)と
いう方式もあって、それは「款冬華」(かんとうはなさく)。
つまり 蕗の薹(ふきのとう)がつぼみを出す日だといいます。
春を告げる最初の使者が「ふきのとう」です。
何とも情緒があって良いこと・・・
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これはモンゴルの切手で、何と大きさがタテ18.6センチ
ヨコ13.5センチもあって、官製ハガキより一回り大きい
世界最大の切手です。
この切手は、普通サイズ(と言っても日本より大きいですが)の
切手8枚と一緒にシートで販売されたもので、愛知万博でも
大人気だったそうです。
そもそもは、ブータンの絵師が書いた曼荼羅を、平和の
ために「パッチワーク曼荼羅」を完成するところから
始まりました。
世 . . . 本文を読む
和尚の寺の切手を作りました。
写真とかイラストを送ると、そのものが切手となって
使用できるものです。
もちろん制作費は切手代とは別にかかりますが、
オリジナル切手があっても良いかなと思って・・・。
子どものころに切手の収集などした覚えがあるのですが
そんなに一生懸命ではなかったので、手元にはありません。
コレクションともなると切手の原価は、数十円ですが、
何百倍と高価になっているものもあり . . . 本文を読む
いつだったか納豆を毎日食べると痩せるという
「納豆ダイエット」の番組をやっていた。
その翌日、和尚の寺の回りのスーパーでは、納豆が
売り切れたとか・・・。しかも、「私・・毎日食べて
いるけれど痩せないわよ!」という女性も寺に出現。
話しの真意は、わからないけれど納豆に情熱というか
こだわりを持っている方は多いようだ。
この納豆・・・実は仏教からでた言葉である。
元禄時代の「本朝食館」に、お寺 . . . 本文を読む
古典盆栽から創作盆栽、ミニ盆栽まで密かな人気の
盆栽は世界中に広まっていて「Bonsai」 が世界の
共通語になりつつあるとか・・・。
壮大な自然や宇宙を小さな器の中にそっくり入れて
しまうところが盆栽のスゴイところ。
忌み枝、 ジン、ヤケ、とぶ等の知らない盆栽用語や
ルールなど、たくさんあって、元気に枯らさずに
育てる毎日のお世話もあり奥の深い世界だ。
お檀家さんから頂いた松竹梅の盆栽。花 . . . 本文を読む
チョコレート屋さんで販売されている羊羹・・。
色とりどりの可愛いチョコレートと並んで存在感の
ある羊羹が置いてあります。
お店のご主人が京都で和菓子の勉強をされて作られた
こだわりの一品です。
「ようかん」は漢字で「羊羹」というむずかしい字を
書きます。中国では羊肉入りのとろみのある汁物だった
からです。
仏教の伝来とともに色々な文化も伝わり羊羹の製法も
日本に伝わりました。
しかし肉食は禁 . . . 本文を読む