「年々、赤とんぼの姿が減っている‥」
数日前、ウォーキングの途中にすれ違った友人が言っていたが、その通りだと思う。
きのう、門塀の上にとまっていた一匹を見つけた。ことし初めての“ご対面”なので、あわてて家の中から小型デジカメラを持ち出し、ハイ、パチリ!
日向ぼっこをしているのか、心やさしい小生?を知ってか、カメラレンズを5、6cmまで“超接近”させたのに逃げない。
デジカメのシャッター音は、マニアックな(フィルムカメラの)フォーカルプレーン・シャーター音にしてあるので、シャッターを切れ(押せ)ば金属的な『カシャっ』が聞こえる筈。
この時、撮れた枚数は3枚。画像取り込みにソレナリのタイムがかかる小型デジカメにしては「良く撮れた枚数」だと思う。
トンボはご存知の複眼なので、昆虫の仲間では目がとっても良い。カメラを構えた位置が正面や斜め前からではなく、斜め後ろ、それもやや逆光だったので、無粋なレンズの接近に気がつかなかったのだ。
トンボ君に言わせれば「もっと顔が見えるように撮ってェ~」だね。
それにしても、今年は赤とんぼが少ない。あの、群れて飛ぶ光景はどこへ行ったのか?去年は、庭の隅に立っている物干し竿の、先にもとまっていた。