まいにち が SUNDAY     

(こまっち)の 出雲弁日記。

おなり。

2010年06月25日 | ちょっと出雲弁

しょほーの方言。

奈良県黒滝村からです。

黒滝村は、奈良県の臍と言われているそうです。

いつものように、地図をひろげてみました。
言われるとうり、ほんとうに奈良県の真ん中にありますねえ。

そこの方言で「おなり」というのがあるそうです。

あ、こりゃーきーたことがあーぞ、ともい、そーで、どげないみだらか、ともっとったら、「炊事・台所仕事」のことだてわえがね。
いずもべんとえっしょだがね。

あ!この言葉は聞いたことのある言葉だと思い、それでどんな意味だろうか、と思っていましたら「炊事とか台所仕事」のことだといわれました
出雲弁と同じです。

えまでこそ、あんまーこげなことーえわえしーわおられんだども、おらんちがこめころにゃー、おしぇしーがえわえましょった。
今でこそ、あまり、こんなことを言われる人は居られませんが、私達が子供の頃には、大人達は言っていましたね。

そのほか、出雲弁かどうかは分かりませんが、
「炊事場・台所」の事を「ながしば・ながし・だえどこ」などと言っていました。
食事のあとかたずけをする事を 「ながしーする」 。

「おまえ、すまんが、ながしーしちょえて、ごさんか」
「おまえ、すまないが、かたづけをしておいて、くれないか」

などと言っていました。

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