「なんと、ふさしぶーでござえしねー、ながらくかおーみんだったが、まめなったかね」
てて、となーのしーかー、えわれーほど、そとえでましぇんだけんねー。
「まあ、久しぶりで御座いますねえ、長い間会わなかったけど、元気でしたか」
と、近所の人から言われるくらい、外に出ませんからねえ。
「うん、おたがえとしーとって、めったねあわんやねなったもんで、ひょっとおもえたって、あねさんがとこえ、あそびねえっちょったわね」
「はい、お互いに年をとって、なかなか会えなくなったので、ひょっと思い立って、姉の所へ遊びに行っていました」
「でかねーほしが、えーかねーてて、このことだわ」
「滅多に出かけない者が、出かけたらなかなか帰って来ない、と言うのは、こんな事を言うのでしょうねえ」
時々 16.0℃
むかし、おばばが、いきがふーまえね、めしたきや、いわかしねちかー、たきぎや、たきちけねちかー、えだぎーこってきたえちを、たきぎごやねちんこんで、
そえちーみて、
「あー、えーここーがしーなー、おやかたねなったやーなわ」
ててえわりょったが、
おらやち、こどもでも、なんとなく、そげなここーねなったもんでし。
なんであげなきねなったもんだやら、おもーてだえみたこともあーましぇだったが、
しんぶんの、ひょっとしたきじーみて、
「あーこげなことだったかえ」
ちーて、このとしねなって、やーやこーや、がってんがえきましたわ。
ずいぶん前の事ですが、母が冬の来る前に、炊事や風呂焚きに使う薪を、燃料を収納する小屋に積み込み、それを見ながら、
「ああ、これで気持ちも落ち着いた。何だか金持ちになった気分だわ」
と言っていましたが、私達子供でも、何となくそんな気になったものです。
どうしてあんな気分になったものか、考えてみた事もありませんでしたが、
ふと目についた新聞の記事を読んで
「ああ、これだったのか」
と、今になってようやく理解出来ました。
下にその記事の一部を紹介しておきます。
山陰中央新報 2009年(平成21年)5月10日(日曜日)
・・・・動物の感じるストレスで最も大きなものは、寒さと飢えです。私たちは精神的なものを一般的にストレスの代表格に思いますが、本当は寒さと飢えにまさる、
ストレスはありません。私達は文明を駆使した生活をしているうちに最も大きなストレスを忘れてしまったようです。
寒さと飢えは動物を確実に死に追いやります。
これらが最も恐ろしかったはずの、それを克服することが苦手な、毛のない、ほかの動物ほど敏しょうでない人間は、
ほかの動物や自然に滅ぼされないように文明を持ったのです。・・・・
(南部和也・獣医師、児童文学作家)
5月も今日は三日、日がたつのがはえー (日が過ぎ行くのが早い)
世の中GWのまっただ中、新型インフルに注意しましょう。
先日ハーモニカの情報誌が届きました。
今回が第3回ですが、平成21年4月20日時点での[全国ハーモニカ長寿番付]が載っていました。
東の横綱は、明治42年10月10日生まれで、99才。北海道のKさんでした。
これで思い出したのですが、先日、山陰中央新報に県内のどこかで92才の方が、どこかの福祉施設で、ハーモニカの演奏をされたという記事がありました。
おらも、ほーけまちったはで、こげなちょうしで、なんだえかんだえおぼえちょーまへんわ。
私もボケたらしく、こんな具合で何もかも忘れました。
そりょーみて、としとっても、まめで、たしかなしーがおらえなー、おらどまー、まんだまんだ、ひょーこだわ、ともえました。
それを見て、年をとっても、元気でしっかりした人が居られるなあ、私など、まだまだ幼稚な者だと思いました。
ハーモニカは良い、音楽入りで深呼吸。脳も刺激される。楽しんで長生きしましょう。
さー、おらもなまけしこね、まえにち、ちとわてでもふかーかの。
さあ、私も怠けないで、毎日少しづつでも練習をしましょうか。
22.0℃