まいにち が SUNDAY     

(こまっち)の 出雲弁日記。

にくじらげ。

2014年06月25日 | ちょっと出雲弁

「おじじ、また、いーかしぇてごすだわね」

「ああ、きょわまたなんかえ?・・おまえも、ちかーたこともねやな、にたべんばっかー、はなしやなしーとの、つきあえをしぇにゃえけんだけん、えらえわのー」

「(にくじらげ)・・あだんまた、くじらのにたえちー、どげじしーことかともったら、そげだなえげながね」

「そげなこた、ぼーどちがーたことだが。そらのー、憎まれ口ちーことだ。ついでねもふとち、いーかしぇちょくが。(にくじらげ)が、(にくじらしー)ねなったら、憎たらしいちーことねなーのー。こっぽし。

(翻訳版) 

「おじいさん、又教えて下さいよ」

「今日は又、何のこと?・・ああ、出雲弁を話したことが無いようなお前も、周りが出雲弁ばっかりじゃー、苦労だわねえ」

「(にくじらげ)とはどう言うこと?・・私は鯨の煮たのを、どうかするのかと思ったら、そうじゃー無いそうですねえ」

「そりゃおまえ、全く違う事だよ。(にくじらげ)は憎まれ口と言う事だ。ついでに、同じような事だけど(にくじらし)となったら、憎たらしいと言うことになるねえ。はい、おしまい。

この子は社会に出て、出雲弁に苦労しています。

  24℃


こぴっと。(翻訳版)

2014年06月22日 | ちょっと出雲弁

こぴっと。

山梨のことば(甲州弁)で 「こぴっとしろし」   「しっかりしなさい」

「おじいさん、あんたは、あちこちの方言に詳しいが、ちょっと教えてくださいよ」

「私はそんなに詳しくありませんよ。まあ分かっている事なら、お安い御用、いくらでも教えましょう」

「それじゃーお願いします。いまNHKの朝のドラマで、(花子とアン)を放送してますねえ。そのなかで山梨の方言で(こぴっと、なんとか)と言うのがよく出てきますが。 あれはどう言う事でしょう」

「ああそのことねえ。あれは私も、初めのうちは分かりませんでした。でも何度も観てるうちに、なんとなくわかるようになりましたよ。
念のために、或る人に聞いたみたら、私が思ったとうりでした」

「あれは出雲弁で、(しゃんしゃ) とか (しゃんしゃん) (しゃんこしゃんこ) (しゃんしゃこ) など、いろいろと言いますが。 そのことだそうですよ」

「ああそうですか、ようやく分かりました。これで面白く観られます、有難う御座いました」

  20℃


こぴっと。

2014年06月21日 | ちょっと出雲弁


「おじじ、おまえはん、しょほーのことばー、よーしっちょらえが、ちょっこし、いーかしぇて」

「そげねおらー、たしかなこたーなえじ。わかっちょーことなー、めやしことだ、なんぼでもいーかしぇーよ」

「ああ、えまNHKのあさまのドラマで、花子とアン、ちーやち、やっとーがね。あんなかで、山梨んはのしーが、
たんびね、(こぴっと、なんちゃら)ててえっとらえがねー、あらなんちーことでしゃ」

「あー、そのことかえ、あえちのー、おらもはじめねわ、なんのことだらかともって、きーちょったよ、そげーしちょーおち、
なんとなしね、わかってきたねー。そーでもともって、あるしーねきーてみたわ。そげしたら、わがおもーたとーりじゃったよ」

「ありゃ、ここらへんでも、(しゃんしゃ) だことの (しゃんしゃん) (しゃんこしゃんこ) (しゃんしゃこ)なんてて、えろえろいーが。あのことだげなよ」

「はーそげかね、こーでやーやこ、わかーましたわ。だんだん」

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