まいにち が SUNDAY     

(こまっち)の 出雲弁日記。

物言い。(翻訳版)

2012年09月11日 | 仁多弁日記

それでは、出雲弁部分だけですが、訳してみましょう。

視力検査。

「それじゃ、これからはじめますよ、いいですか。注意してよく見ていてくださいね。明るくランプがつきますから。点灯したら手元のボタンをおして下さい」

終わって

「あれ!おかしいぞ。これだけしか見えなかったんですか」
「はい、わたしは、全部押しましたよ」
「そんな筈はない、まだまだある筈なんだが」
「でも、赤いランプはみんなおしましたよ」
「あんた、赤い色のランプの時だけ押したんですか。・・納得」
「赤のランプがつくから、そのときにボタンを押せと、あなた言われましたよ」
「ああそうか、私が明るくと言ったのを、あなたは赤に、と聞かれたということですねえ」

と言うようなわけで、もう一度やりなおしました。

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物言い。

2012年09月10日 | 仁多弁日記

こちら仁多弁では、ものの言いようがいい、とか悪いとか、ことばの使い方のことをいいます。
「丸い玉子も切りよで四角。ものの言いよで、かどが立つ」なんてね。・・このことです。

昨日から、大相撲の秋場所が始まりました。
TV観戦中、二番の物言いがありましたが、こまっちが見ていても、軍配どうりだと思うのに「物言い」

結果。行司軍配どうり!
なんのことやら。

まあ、審判員が確認のための協議だそうですからね。

似たような話(でもないか)
自動車運転免許更新のとき、高齢者は事前に、適正検査??講習をうけることになっていますね、その時のこと。

視力検査。

「ほんなら、こーからはじめます、ええですか。よんよんみとってくださいよ。あかーねランプがつきますけん。ついたらそこのボタンをおしてください」

終って

「あら!おかしーなー。こーほどしかめえんだったかね」
「はー、おらわごっとおえたちもーですがねー」
「そぎゃんこたねー、まんだまんだあーはずだが」
「だてて、まっかなランプは、みんなおえたじね」
「おまえはん、あかいろのランプほどおしたかね、そだけんだわ」
「あかねランプがつくけん、そんときねおしぇてて、おまえさん、いわえましたがね」
「あ、そげか、おらが、あかーねてったえちを、あんたわ、あかねときかえたわけだねえ」

と言うようなわけで、もう一度やりなおしました。

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