もう炬燵の話しなんか時季はずれの事ですよねー。
★おらが、こめーじぶんね、ははおやから、いいかしぇてもらーたことですがねー。
★「かか、とうじょう、てていーことがあーが、おまえさんしっちょらえますか?」
★「はあ、しっとうね?ほんほん!おかさんとおとさんのこと? おまえはんも、すきだねー、すぐすぐ、そっちんほうえとって。・・・いんや そげだなえわね」
☆「ほんなー、なんかね」
★「(てあぶり)や(こたつ)の、ふの、えけかたのことで、じきねよって、おきを、おえねのせーか、したええけーか、ちいことだわね」
★「かか、ちーこたー、(なちわ、した)。 とうじょう、は、(ふいわ、おえ)てていーことで、そのとーり、やーさえしゃ、どげでも、ふがちいて、やしか! しまーかえたなー、ちーこたーなえとね」
☆「ほーん、もかしのしーわ、たしかなったもんだねー」
★「ああ、そーから、こら、おらのけーけんからいいちょくが、ふいね、オキをおえーのせたほどじゃーえけんよ。 かならじ、しみも、オキも、めえんやね、はえをかぶしぇちょくこと。 こげしちょくと、99.99パーセントしぇわーない。 おらが、おけはんしてごすよ。」
☆「おまえも、たえしたじしんだのー」
★「そらそげだわな、こーでも、だいぶね、かずーふろーちょーけんね」
共通語で
★私が子供の頃、母から教えられた事です。
★「夏下、冬上、と言う事があるが、あんたしってる?」
「ああ知ってる? それで、はいはい、お母さんとお父さんの事? あんたも好きねー、すぐそんな事を考えるんだから。・・いーや、そうじゃ無いよ」
☆「それじゃ何ですか」
★「火鉢や炬燵の、火の入れ方で、時季によって、火種を炭の上に置くか、下に置いとくのか、と言う事です」
★「夏下と言うのは、(夏は下)。冬上は、(冬は上)と言う事で、そのとうりにすれば、必ず火が付いて、(しまった、失敗したなー)と言う事は無いそうだよ」
☆「はあー、昔の人は賢かったんですねー」
★「ああ、それから、これは私の経験から話しますが、冬に火種を上に置いただけじゃー駄目ですよ。必ず木炭も火種も見えなくなる位に、灰をかけておくんですよ。こうしておくと99.99%大丈夫です。私が保証します」
☆「あんたも、大した自信だねー」
★「そりゃーそうですよ、これでも、だいぶん経験を積んでいますからね」
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