まいにち が SUNDAY     

(こまっち)の 出雲弁日記。

むらじーと(村姑)

2008年01月29日 | 仁多弁日記

「こなえだ、よそで聞いた事だもねー、まんだあげな事すーもんが、おーさーながね」
「なんのこと?」
「むらじーとの事だわね」
「ふーん、まんだ、えまのき、そぎゃんことすーとこが、あーだねー」
「えんや、そげね、みんなしてそぎゃんこと、しゃせんわね。なかね、えじのわりーもんがおって、しーだがね」
「うん、もかしゃ、そげんはなしー、ききょったが、えまごらー、あんまきかんがねー」
「えまわ、そげな時代だねわね、そげね、よそんえの、よめはんまでいびって、どげんなーかね」
「出雲んほーわ、ふりーのー」
「そらそげん、出雲ねかぎったこたなえよ。どっこねでもあーわね。子供のイジメもえっしょ」
「そげなこたー、ふらけちょらんもんのしーことだ」
「だけん、そげんもんわ、ふとのおもえどこーだなんだえ、わからんから、なおのこと、しまちがわりいわね」
「また、そげなもんわ、ふとのしーことね、いちからじーまで、なんだえかんだえいーて、しちこたらし-ね、しーだけん」
「そぎゃんもんねかかりゃ、あばかんわね。なんとしても、そいち、くたーべたもんだのー」

まだまだ、これにつけて、話しは続きますが、長くなりますので、(こまっち)も、くたーべましたけん、このへんで止めておきます。


さて、それでは共通語訳です。
「最近、あるところで聞いた話しですが、今でもあんな事をする人が、居るらしいね」
「何の話しですか?」
「村姑の事ですよ」
「ほー、まだ、今もって、そんな事をする所があるんだねー」
「い~や、寄ってたかって、そんな事はしませんよ。なかに意地悪な人がおって、それが意地悪をするんですよ」
「うん、昔はそんな話しを聞いた事もあったが、今はあまり聞きませんよ」
「出雲の方は古いねー」
「それは、出雲に限った事ではありませんよ。どこにでも有る事。子供のイジメも同じ事です」
「そんな事は、程度の低い人間のやる事です」
「だから、そんな人は、他人の気持ちが解らないので、余計に扱い難いんですよ」
「また、そんな人は他人のする事を、一から十迄、なんだかんだと、しつこくするんだからねー」
「そんな者に関わられたら、大変だ。どっちにしても、それは困りものですねえ」

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くたーべたもんだ。(困った者だ)

2008年01月27日 | 仁多弁日記

どげしたもんかえのー。

おやじが、また、きんじょんはえでかけて、おまえんとかー、えたしけりゃ、ぜねかせてごさか、だことの、ごさーかだことの、えってあるいとーがね。

わがとこにゃ、としよーがおーし、こどもわ、まんだ、みんな学校えやらんならんししーで、じぇねがなんぼあっても、たらんやーなね。
よそんはえでちゃー、えーかおしょーともて、ほんねまあ、わがとこの、かかや、こどもんことわ、どげおもーちょってだえ、きがしれんわ。

ちかごら、あぶらが、ねあがーがして、ほかのもなー、なんだえかわれんやーなね。

あげななーくそしてだけん、ふとわ、「ああ、こんなにゃーねだれさえしゃー、なんぼでもじぇねーだすけんの」ちーてね、よーね、ふとかーばかくそねされちょってだわね。こまったもんだわ。

共通語で

どうしたもんでしょうかねー。

親父が、又近所で、あんたの所は、苦しかったら金を貸してあげようか、とか、金をあげようかと言って歩いていますよ。

自分の家には、老人をかかえているし、子供の教育費はこれからで、金がいくらあっても足らないようなのに。
そとへ出ては、いい顔をしようと思って、ほんとにもう、妻や子供の事を、どう考えて居るのやら、気が知れません。

近頃ガソリンの値上がりで、ほかの物は、何にも買えません。

あんな格好するから、他人は「ああ、あいつにネダッタラ、いくらでも金を出すからね」と言って、随分と、ひとからバカにされています。

困った者ですねえ。

どこかの国に似ていませんか? うちのオヤジ。

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本物 VS 偽物

2008年01月21日 | 雑記帖

うちのカーチャンは、備後の国生まれの備後の国育ちである。

こないだのこと、どこやらのホームページから、
備後弁の会話を引っ張り出して、声に出して読んでいたら、

「おじいさんの備後弁は面白い」
と言うので調子に乗って続けていたら、
「やっぱり可笑しい」と言って笑い出した。

ブログの友人に「駿河の国」から「出雲の国」へ嫁入りをしてきた人が居る。
こまっちの出雲弁日記を大声で読んでいたら、傍に居た、出雲弁の大家であるご主人が、
「可笑しい可笑しい」と腹を抱えて大笑いされたそうです。

本物から見れば、偽物のやっている事はオカシイ。

この際はお互いさまで、 「めくそが、はなくそー、わらーやーなもんだ」

と、お互い、笑って済ませられるけど、
去年の偽などは許せない。
年明け早々に、又どこやらで変な事が起きているらしい、何が問題か?

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シルバーパワー

2008年01月18日 | パソコン

今回は、私たちPCクラブの活動の状況を紹介します。

私たちPCクラブのメンバーの平均年齢は72才です、頑張ってます。
みなさん応援して下さいね。
なーんて書き出したんですが、こまっちが下手にまとめるより、これこれ。


先日中国新聞からの取材を受け、1月15日の記事になったものが有ります。
また、中国新聞のHPから、連載ものの、1月15日付け 
(ネット散歩 連載「ハッとしてズー」) 
にも掲載されています。
見て下さいね。


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しもると、しぼーわ、ふとつこと。

2008年01月13日 | 仁多弁日記

ふとつこと・・・・同じ事と言う意味です。

藤岡しぇんしぇー、きょーわ、シモルだったねー。

藤岡先生、今日は、燻るでしたねえ。


こりゃ、炬燵の話しだったが、おらわ、しぼーてて風呂場の下のことーかえたことがあーました。
これは、炬燵の炭が燻る話しでしたが、私は、煙たいと言う事で風呂焚きの事を書いた事がありました。

こたちがしぼーちーことねちけて、もかし、(きがしら)のまざったしみー、こたちねえれてあたっちょーと、
炬燵の炭が燻る事について、昔、(完全に炭化して居ない木炭)を、炬燵に入れてあたって居ると

おやじがそとからもどって、「あーけんてーなー、はやーそえちしててしまえ」ちーてねー。
父親が帰って来て、「ああ煙たいなあ、早くそれを始末してしまいなさい」といいましてね。

こっちが、ととろかんと、「あいけ、なにしちょーかえなー、はや、じーのー持ってこえ」ちーもんだけん、じーのーほど持ってえくと、「けー、わわ、きがきかんもんだのー、ふのついたものーふっぱーだすね、ふばしがええこたー、わかった事だらーがね、はや、ふばしー持ってくーだが」
みんなが知らん顔をして居ると、「まあ、何してる、早く十能を持って来なさい」と言われるので、十能だけ持って来ると、「ほんとにもう、お前は気の利かない子だねえ、炭火を扱うのに、火箸が必要だと言う事は分かってるでしょ。早く火箸を持って来なさい」

「そげな、きのきかんやーな事じゃー、おしぇんなってから、なんだえできゃーせんじ」
「そんなに気が利かないようでは、大人になっても何にも出来ないよ」

なんちーて、親から、しちけられたもんですわ。
などと言って、いろいろ親から教えを受けたものです。

ああ、今日はいろんな都合で、うちの自治会でトンドさんが行われています。

ええ火が燃えちょーますが、しぼーも、きちー事です。
いい火が燃えて居ますが、煙も大変なものです。

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