まいにち が SUNDAY     

(こまっち)の 出雲弁日記。

まつ(まつぃ)(翻訳版)

2013年04月27日 | ちょっと出雲弁

「まつ」の発音は、出雲弁では、「まつ」と「まち」の中間ぐらいの、微妙な発音です。
表記すれば(まつぃ)とでもなりましょうか。

以下、出雲弁部分のみ翻訳です。

出雲地方にも、皆に親しまれている。まつがありますよ。
ちょっと、拾い出してみますと。

調子のいい者・奴。

ちょーたまつ。--ちょーしまつ、と同じことです。

でしゃばり者。

面白い人、器用な人。

知ったかぶりをする、又、かっこうをつける人。

頭がおかしくなった人。

同じような使われ方をする言葉で (とっぴゃーち) でしゃばり者でおっちょこちょいな奴、なんて言う言葉もあります。

このほかにも、もっと有るかも知れませんが今、私がおぼえているのは、これくらいです。
どなたか、このほかにも、こんなのがあるよ、と言う人が居られましたら、教えてください、よろしくお願いします。

 17.5℃


まつ(まつぃ)。

2013年04月26日 | ちょっと出雲弁

東日本大震災の大津波に耐えた、陸前高田市の 「奇跡の一本松」 は。復興のシンボルとして、親しまれていますね。

いずもんはねも、みなはんね、したしまれちょーまつがあーましよ。
ちょっこ、ふろえだえてみーと。

ちょーしまつ。

ちょーたまつ。

でごせまつ。

どーぐまつ。

はこまつ。

ほーけまつ。

おなしやなもんで、(とっぴゃー)なんちゃなもんもあーましよ。

このほかねも、なんじあーかもっしぇまへんが、えまんとこ、(こまっち)の、あたまんなかねわ、
こーぐらえなことしか、おもえちきましぇん。

どなたはんか、このほかねも、こげなえちがあーよ、ちーおかたがあーましりゃ、また、いーかしぇてごしなはえましぇね。

  11.5℃ 


じーわ・じーぼー(翻訳版)

2013年04月04日 | 仁多弁日記

つまみぐい。

ながいこと、怠けていて、ブログが寂しいですねえ。
何もしないでいると、怠け癖がついて、ついブログのことを、忘れがちになります。

「あら、あんた口のまわりをどうしました」

「え、どうして?どうにかなっていますか」

「どうにかなってるかって、唇や周りが真っ赤になっていますよ」

「あら、分からなかったわ」

「分からなかったなんて、それだけ赤くなるということは、なにか熱いものをつまみ食いをしたね」

「あらまあ、よく分かりましたねえ。ほんとのことを言うと、煮物をしていて、すごく旨そうに煮えたので、ちょっと摘まんでみたのはいいけど、罰が当ってこんな始末です」

「まあ、それくらいの事ですんだから、よかったと思わなきゃね。よそでは、ヤカンの口呑みをして、大火傷をした、なんていう人もおられますからねえ」

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じーわ・じーぼー。

2013年04月03日 | 仁多弁日記

ながらくサボっちょって、ブログがさめしげねござえし。

なんだえせしこねおーと、おーちゃくやまえがさばってかーね、け、このことー、わっしぇーやねすわ。

「あーら、おまえさん、くちのはたーどげしたかね」

「なんで?どげじなっちょーかえね」

「どげじなっちょーかてて、くちぶるが、まっかねなっちょーがね」

「あだんわからんじゃったよー」

「わからんだったことんなんてて、そらほどまっかねなーちーこたー、なんじ、じーぼーをしたもんだな」

「こらまた、よーわかったねー。じちゃー、にものしとって、あんまー、まさげねねえたもんだけん、ちょっこしちまんでみたわえーが、
ばちがあたって、こげなさえくですわ」

「ま、そーぐらえなことでしんで、えーとしぇにゃ。やくゎんのくちのみして、おーやけどーした、なんちーしーもおらえけんね」

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