Kさん、ちょっと貴方の出雲弁を借りますよ。
「お母さん、今日私ね、ひとに、外国人と思われたらしいよ」
「どうして」
「バレーボールの練習の片付けをして居った時の事。一生懸命ボールを運んでいる人が居たので、「あんた、ボールを運ばなくても、私が今この籠を持って行くから待って居なさい」と言ったら、不思議そうな顔で、(あんた、どこの人?それに・もそんで・とは何の事?)と言われた」
「その人は、何処の生まれの人?」
「あぁ石見の人だよ」
「それじゃー、出雲弁はわからないよ。それにあんたは、お母さんの子供だからね」
「お母さんは、出雲弁の、大元のような、雲州は、平田の生まれだから。あんたは、その子供だから、標準語で話しているつもりでも、どうしても出雲弁が出るんだわねー」
参考
「もそぶ」・・・・・運ぶ
「もそんで」・・・運んで
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