まいにち が SUNDAY     

(こまっち)の 出雲弁日記。

8月は、盆の月

2006年08月05日 | 雑記帖

こちらの8月は、盆の月。
8月になるとあちこちの墓地で、お盆の墓掃除をしておられる姿が見られる。

周りの藪が繁っているところなど、今はチェンソーや、草刈り機などでいとも簡単に刈り払ってしまう。 昔はみんな手刈りだった。

花立て、線香立ては、全部新しく竹で造り、立て替えたもんですが、今は全部プラスチィックや陶器製。壊れない限り、毎年それを使う。

(こまっち)なども若い頃は、それぞれに適当な大きさの竹を、必要な本数を切り出して来て、拵えたもんです。
これを立てるのに、横槌で打ち込むとき、コンコンと音がしますが、周りに響くこの音を聴くとああ盆が来たなーと思ったものです。

現在では、社会情勢の変化により、○○家の墓なんて言う事で、一カ所に集めた墓が殆どです。
ですから、竹の花立てを打ち込む音なんて、滅多に聴きません。

  

 

 

 

 

 

 

これが横槌  よこづち。 ここらあたりでは  よこーづち、 また、  よころづち と言う。

おもな使いみち。
 (こまっち)の知るところでは、藁たたきの道具としてです。

正午の天気 31.0℃