食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『ドキュメント保存場所の変更』

2013年09月12日 18時22分59秒 | その他

WindowsのドキュメントはOSがあるCドライブに設定され、余程の不具合がなければ、

そのまま使い続けるのが普通だ。私も大した不便はないのに、たまたま見た『ドキュメ

ント保存場所・・・』のサイトを見てしまったから、面白そうだと食いついてしまった。OS

ディスクがこけてしまったら子亀論理で中にある私のデータもこけてしまうから、ドキュ

メントは外付けのHDにしてみることにした。作業は簡単そうだから直ぐにやってみよう

と作業を始める。

後先のことは何一つ心配していないから途中のやり取りも、はっきりと覚えていない。

しかし作業は正常に終了したみたいだ。ワードの文章を保存してエクスプローラーで

覗いてみるとドキュメント場所は変わっており、ここまでは万歳だった。ところがメール

を立ち上げようとするとメールのアカウントファイルが見当たらないという意味合いの

メッセージが出されメールは使用不能になってしまった。ドキュメント保存場所の変更

でメールにまで影響が出るような情報はなかったが、どうもアカウント情報などはドキュ

メント内にあるのではないかと思う。

メールは別として、ドキュメント保存場所を元に戻せばいいだけのことだから、試みる

が、OSの中の偉い人が拒否し戻すに戻せなくなってしまった。ファイルデータは別の

媒体に移してしまえば心配はいらないし、メールは別のPCでやればいいから今のま

までもちょっとの不便を我慢すれば困らない。

要らぬことをして、前にも後ろにも行けず、かと言って真剣に回復策を探すでもなく、

全くルーズな爺さんだ。


『稲刈り』

2013年09月12日 17時57分46秒 | 日記

周辺の田んぼは長雨から解放され中断を余儀なくされていた稲刈りが再開されて

いる。我が家のプランター米も頭を垂れ実が熟れてきたので3日前、稲刈りを実施

した。いつものように天日干しにするため車庫の軒下に吊るしている。

乾燥させてから正月の飾りに使う為そのまま保管したり、量が多ければ手で脱穀し

玄米にしてから精米して貰うこともある。目的は稲を育てることだから出来次第で

使い道が変わる。何はともあれ五穀豊穣の気分で今年の稲作を終えた。

 

           これで1.5合くらいの米がとれる


『9.11』

2013年09月11日 19時13分06秒 | 日記

世界中を震撼させたアメリカ同時多発テロは2001年に起こった。以後アメリカはテロ

対策という尤もな理由でイラク、アフガニスタンでの戦争を経て本当に有効なテロ対

策を打てたのか、その判断をしかねている。

イラクでは開戦の根拠として上げた大量破壊兵器は存在しなかった、フセイン独裁の

悪政からの解放は、より多くの混乱を産んだだけで今もなお苦しみは続いている。ア

フガニスタンに於いてもタリバンやアルカイダの討伐に一定の成果はあったもののテ

ロを防ぐ有効な結果は残せずイラク同様に治安は悪い。

振り上げた拳を下ろそうにも、混乱だけを作り出し下ろしどころを失ってしまい、アメリ

カ国民には厭戦気分だけが漂っているように思える。

理由は分からないが最近の日本における9.11のマスコミの扱いは、極めて小さくすっか

り遠い過去のようだ。WTCビルでは何の罪もない多くの人が犠牲になった。その報復で

WTC犠牲者より多いイラクやアフガニスタンの罪のない人たちが犠牲になった。WTC

で亡くなった人たちもイラクやアフガンでの惨状を望んではいないと思う。

今日は東日本大震災から2年半の節目、人災、天災どちらにしても人の命は地球より重

いことには変わりない。人は霊長類の頂点に立つと言うならば、この言葉の意味は簡単

に理解できるはずだ。


『QSL(交信)カード』

2013年09月11日 18時06分06秒 | 日記

探し物をしていて天袋の奥を覗いたらアマチュア無線で交信した相手と交換したQS

Lカードが出てきた。最初は北米、南米、ヨーロッパなどと地域別に整理していたが、

回数を重ねるとソ連や東欧諸国など珍しくない国のものが多くなり、貴重なものは別

にしていた。正確には分からないが以前のカウントでは2~3000枚はあったと思う。

その中で最も多い国はソ連でガリ版刷りの自作のものが大半だ。当時の国状を表し

ている。この事はソ連と同胞国だったチェコスロギキア、ポーランド、ユーゴスロバキア

など東欧諸国では無線など国家で厳しく管理されており、西側との交信などとんでも

ないのではないかと思ったりしていた。しかし、交信してみると制限を受けているとか、

監視されている風には思えないほど自由にやっており、非常にアクティブな印象を受

けた。ただ、無線機やアンテナの殆どは自作だから音は悪いし出力も一定しない。ど

の曲も非常に強い信号で中には数Khzの範囲で聞こえる違法と思われる無線機もあ

った。当時、COCOMという条約で西側から東側に軍事転用可能品は部品でも輸出し

てはならないことになっていたから、物不足で苦しんでいた東欧諸国のアマチュア局

は無線パーツですら高嶺の花だった。

だから交信すると『XXの部品が欲しい』などと平気でおねだりをしてきた。そうした国で

も初めて更新した国にはエアメールで直接カード交換をお願いしていた。こちらが依

頼するから自分のQSLカード、返信用の封筒、返信切手料金として1$またはIRC(国

際切手のようなもの)を入れて相手に送る。相手は受け取ると自分のカードを入れ、

『こちらではIRCを売っていないので送って欲しい』とか『マイコンチップZ80を送って欲

しい』などと平気な顔をして返信してくる。勿論、以後は無視。

ベルリンの壁崩壊は東欧の新しい幕開けとなりソ連、チェコ、ユーゴなどの崩壊に続き

民族紛争で分裂を繰り返したくさんの新しい国が誕生した。 天袋から出てきたQSLの

中にYugoslaviaがあった。この国は6か国に分裂してしまった。民族紛争は骨肉の憎し

みの中、悲惨な結果を残したが近年になってやっと落ち着きを取り戻した。クロアチア

もユーゴから分裂した国だ。ワールドカップ、フランス大会の時にクロアチアと対戦し残

念ながらサムライブルーは負けてしまった。

あのような辛い状況を乗り越えてワールドカップに出場するまで復興できたことに心か

ら祝福した覚えがある。国が平和になると他国にはない素晴らしい景観や風習、行事

などを目当てに観光客も訪れる。QSLカードを眺めながら国状況の移り変わりを暫し

懐かしんだ。


『雑想考、旅の思い出』

2013年09月10日 18時13分59秒 | 回顧録

そもそもの話、私は旅行が余り好きではなかった。電車に揺られて目的地まで何もす

ることはないから、しょうもない週刊誌でも買い込み、生温くなりかけたビールを飲み

ながら・・・目的地は何処かの温泉宿?、シーズンになると人は混むから風流とは程遠

くなる、料理は大体お決まりのパターン・・・・・時間をかけて行くものではなさそうだっ

た。50歳で退職し元気は残っているし時間もたっぷりあるから、旅に出ようと思い計画

をすれば、何処にでも行くことは可能になっても検討項目にさえあがらない。米子~

ソウルに就航した国際定期便の利用促進キャンペーンを知り、折角就航したものだか

ら絶やさないように少しでも協力しようと、アシアナファンクラブに入会したが、きっかけ

となり海外・国内で旅を楽しもうと言う心境の変化が出てきた。

旅に出かけると思い出作りはまず写真、ビデオとなる。こうしたものを上手く編集して残

している方が羨ましいのだが、私は撮ったはずのものがPCの中で難民になったり、整

理されず消されてしまったりで多くは残っていない。ビデオに至っては機械が変わる度

に放置され続け、気づいてコピーし直そうとしても再生不可の憂き目にあい、これも多

くがパー。結局、以前の旅の思い出を探し出すには本格的な家探しでもしなければ出

てこないだろうし、本当に残っているのかさえ危うい。物を書くのは浅才故、達者ではな

いが書くことは余り苦にならないのに、旅の事を纏めたことはない。

折角、あちこちと出歩いて来て日本にはない日常を経験したのだから、残されている資

料や記憶を頼りに思い出集でも書いてみようと思っている。


『祝ブログ訪問者累計50,000人』

2013年09月10日 17時19分59秒 | 回顧録

  『祝 ブログ訪問者累計50,000人』 

ブログの予習もなくいきなり始めて21か月経過、このブログにアクセスして頂いた訪問

者の累計が50,000人に到達した。この訪問者というのは日毎で計算したものを足し込

んだもので、同一人物(IP)が1日に何回アクセスしても1訪問者として計算される。

これに対し閲覧数(PV)は同一の人が何回もアクセスしても無条件にカウントアップされ

るから、閲覧数を上げるため私が何回もアクセスすれば増やすことも可能。今までの数

字から1訪問者/日が2回/日のアクセスという結果になっている。ブログアップ後、チェッ

クのために必ずアクセスするから50,000訪問者といっても私自身のカウントを含むから

厳密には50,000とすべきではないかもしれないが、区切りのいい数字になったとして素

直に喜びたい。

またトータルアクセス数も来月には区切りとなる100,000件に到達する見込みだ。この件

数は何でもカウントされるから参考値として受け止めているが、それにしてもどうなるのか

分からないで始めたブログにしては分不相応の件数で、こちらも嬉しいことに違いない。

ただ、こうした数字を上げることを目的にする考えはこれっぽっちもないし、アクセスの増

減があっても気にはならない。しかしアクセス数の低下はブログの中身と読み手の興味

が一致しないことを示すバロメーターとして受け止めている。私のブログは癌治療を終え、

殊勝にも同じような事で悩んでいる人のお役に立てばと始めた。5年生存率40%と説明を

受けているので取り敢えず5年クリアに向けて、過去の経験、経過を載せるようにしている。

直接的な治療を終え経過観察の様子、通院の様子を載せるから、病状に変化がなけれ

ばブログの載せるものは日常の出来事しかなくなる。それは身体が安定していることの証

になり私には喜ばしいこと。私も読んで面白くないブログは読まないから、五感をフルに

働かせできる限り興味をそそる趣向を凝らしたものにすべく努力していきたい。ともあれ、

拙いブログに愛想を尽かさずアクセスして頂いていることに深く感謝、感謝。


『SCC=1.8-->1.7微減』

2013年09月09日 18時05分16秒 | 通院

8/26受診の造影剤CTと腫瘍マーカー検査結果の説明があり病院に出かけた。説

明だけだから受付と同時にと思っていたら、先客の診察時間が長く予定の時間より

1時間近く待つことになった。開口一番、SCC上昇を受けて造影CTで詳細に検査を

したが異常なし。いつものように肺気腫自然治癒の跡、食道手術時の影響の痕跡

があること以外は順調に回復しているし、異常兆候はみられないとのこと。SCCは微

減の1.7だから基準より高いが安定していること、採血の具合で直ぐに変動すること、

個人差などから余り心配することはなく今後の変動、特に急上昇などの変化を注視

していくとの説明。私も『私の場合、SCCは今くらいの値が基準のようだから、驚かな

いようにしている』と軽口を叩く。腫瘍マーカーの検査は外部に出していたので結果

は採血後、1週間くらい必要だったが、病院の検査体制が整ったので近い内から、採

血当日に結果が出るようになると朗報あり。

造影CTで異常が見つからなかったとするよりも、異常がないことを確認できたという

風に解釈して、目出度し・目出度しと考えるようにしている。もし、結果に何か異常ら

しきものがあるとの事だったら、いくら空元気の私でも気にかり安穏としてはいられな

かった。これを弾みにして次の行動を起こしてみようと思っている。


『蕎麦栽培日記』

2013年09月09日 18時04分36秒 | 回顧録

最初の蕎麦の実は2Kgも蒔いたのに2羽のキジバトの食堂になってしまい、鳩の食

べ残しは頑張って成長しつつあり早いものは白い花をつけ始めた。

リベンジ蕎麦は(1Kg)恵みの雨を受けて次々と発芽し、小さな苗になりかけているか

ら、ここでお日様が出てくれると、ぐんと成長してくれるのだが如何なることか。種は

ばら撒きだから先日の大雨で流され低い所に集まって、そこにはひしめき合って芽

が出ている反面、高い所は疎らになっている。発芽を終えもう鳩の攻撃はないだろう

から防鳥網を取り除かないと、網目から葉や茎が出て網が取れなくなるので、今日そ

の作業を済ませた。今の状態で大きくなれば畑一面の白い花を見ることができそうだ。


『オリンピックと被災地』

2013年09月08日 17時22分25秒 | 日記

2020年招致のオリンピックは投票の結果、イスタンブールを抑え東京が圧勝した。事

前の下馬評では東京都とマドリードの決選となり、それもかなり接戦になり予断を許さ

ないとのことだった。色々な情報を総合しての予測だろうが、スポーツの場に持ち込ま

れた政治の力に翻弄されたのか、純粋に票が動いたのかは神のみぞ知る。

トルコの人たちは親日家が多いことで知られている。私たちも昨年トルコを旅行し、そう

した人たちと接してきたから、イスタンブールと決選は何となく嫌な気がした。

日本人だから勿論のこと東京を押しているのは当然だが、アジアとヨーロッパの接点と

いう観点から東京よりもイスタンブールの方がいいと思っていた。国内のデモ騒ぎが20

20年まで続くことないだろうが、スポーツの祭典にも国の安定は最低条件ということを求

められた結果に泣いたのだ。東京の懸念は汚染水が及ぼす影響にあった。

国が抱える問題は国の最高責任者による説明なくして懸念を払しょくできるものではな

い。諸外国から懸念の声が上がるのは当然、ここに住む日本人は外の人より何十倍も

懸念している。しかし国の説明でそれを払しょくできず今も、これからも心配し続けなけ

ればならない状況下にいるのだから。

何はともあれ阿部首相は国際公約といってもいいだろう、政府が責任を持ち始末すると

説明したのだから。ただ気になったのは『東京に影響を及ぼさない・・』

こんな意味合いの説明があったことだ。

外国、特にヨーロッパ諸国の原発事故の関心は高く、日常のニュースの中で頻繁にトッ

プクラスの扱いをされている。それほど汚染水処理や放射能漏れに対する関心が高い

のだ。おひざ元の日本は核汚染に対して余りにも鈍感なのか、詳しく新聞を読む人くら

いしか原発の現状を知らないばかりか、過去の事と思っている節もある。捨てられない

汚染水を溜め続けなければならない、この状況をどれくらいの日本人が深刻に受け止

めているのだろうか。

プレゼン後の質問は幾度か原発事故処理に及んだのも関心の高さの表れである。

東日本大震災、原発事故による被害者は未だ元の生活に戻ることすら叶わず闘って

いるから、東京でオリンピックよりも今日・明日の復興が目に見える形にして欲しいのが

最優先課題に違いない。巷では被災地復興を差し置いて五輪招致どころではないだ

ろうとの尤もな意見もある。この意見にも一理はある。

バブル崩壊後の失われた20年、暗いデフレに落ち込み、立ち上がりかけては幾つか

の経済問題でつまずき、再び奈落の底に落ちることを繰り返している内に、留めの大

震災と原発事故に遭った。日本に、久々の明るいニュースだから目出たくないはずは

ない。心から祝うのと同時に、被災地の人の心から離れるようなことがないようにするの

が日本人の務めだと思う。


『今更、Win8のメトロスキップ』

2013年09月07日 17時07分09秒 | 趣味

私はPCを頻繁に使っている方で目新しいものがあれば、ついつい手を出してあわ

よくば使い勝手がよくなるのではと・・・・やってみて何度も痛い目に遭った。このブ

ログでよく使っている賢者と愚か者の違いは分かっているつもりなのに、それでも経

験してみないと気が済まないから、奈落に落ちてもクヨクヨしないで立ち上がる術を

身につけてきた。

Windows8のスタート画面は、今まで見慣れた所謂デスクトップと呼ばれているもので

はなくなり、わざわざデスクトップ画面に移動しなければならなくなった。私のような凡

人は99.9%のことをデスクトップ下でするから、新しいスタート画面など不要なのに、電

源オン、スタート画面、デスクトップの順番は邪魔臭いと思っていた。

世の中には沢山の面倒臭がり屋がいるものだから、電源オン後にスタート画面(メトロ)

をスキップして直接デスクトップに移行する便利物が現れた。しかも只だから申し分な

い。ダウンロードして使っているが中々、快適。Win8.1になればこの機能があるらしい。

メトロスキップは新しい情報ではないが便利者なので、ご利用でない方は体験あれ、

こいつを使っても痛い目に遭うことはない。

【メトロスキップ】↖検索


『雨降りの中、草刈り』

2013年09月07日 17時00分38秒 | 日記

天気予報では午前の早い時間は70%、午後80%と雨の確率は高かった。8時過ぎから

NPO果樹園の草刈りをすることになっていたが、出かけようとすると雨が降り出し合羽

でもないと作業にならないほど、これから更に量も多くなりそうだから気は進まない。

少雨決行だから仕方なしに向かってみる。

皆で雨を恨みながら草を刈ってしまおうと作業を始める。

先日来からの雨で気温も下がり作業をするのに快適になってはいるが、合羽を着て

の作業は内側から湿気と体温上昇で蒸れて来る。途中、お茶休憩を挟みメインの場

所は刈り終え、残す場所は明日、作業予定となった。以後も雨は降り続き、この状態

だと明朝は少雨とは言えず延期の可能性が高い。田舎の人は雨の中の作業も慣れ

ているから、少雨決行は当たり前の行動だが、私はヘナチョコなので雨の日に草刈

りは難行だから、極力出かけないで別の日に穴埋めをしている。

来週も雨マーク、畑も出掛けられない。稲刈りが未だの農家はこれ以上待てない状

況になりつつあるし、既に稲刈りを終え天日干しにしている農家は、乾燥せず刈っ

た穂から芽が出て来ると心配も、晴れ続き…困る、雨続き・・・困る

ここのところの天気は全く、困るばかりだ。


『雑想考、税金垂れ流しか汚染水対策』

2013年09月06日 17時54分00秒 | その他

人気取りかオリンピック招致対策なのか知らないが阿部総理は『汚染水対策を東電任

せにしない』と急に立ち上がった。それまでは『原発の再稼働は新基準下で政府が責

任を・・・』とか言って原発再稼働に前のめりになり、それだけでは足らず外国に売込み

までしていた。そうした時ですら汚染水のおの字も口にしていなかった。

政府が東電任せにしないと大口を叩いても、最も必要とする汚染水対策の有効的な具

体策は何も持ち得ていないのは明々白々だ。大金500億円もの予算付けをした。その

使い道の多くを占める凍土壁についても、やってみなければ分からない、土の表面近

くは凍土にするのが困難、運用費用が莫大にかかり税金を投入し続ける必要性もある。

凍土壁は汚染水対策の切り札になり得ないとの指摘もある。

しかし、手をこまねき見ているだけでは何の解決にもならないのも事実だから、可能性

のありそうなものに着手することにしただけのことで、国は結局2年半以上も対策を放置

していたとも言える。対策に費用がかかる、そもそも論からすれば東電が蒔いた種だか

ら東電が刈らなければならないのに、技術的にも経済的にも難しいとなれば、お墨付き

を与えた国ということになろうが、当の東電は今までにも莫大な税金を調達して貰ってい

ながら他人事のようにシャアシャアと会社ごっこをしている。もっと必死になれ、ボーナス

なんか当然の事、返上せよ。必死の姿が伝わらないから東電にエールを送る気もしな

いのだ。災害対策にしてもこのような案件も予算付けは待ったなしだから不謹慎な言い

方をすれば利益関係者には、棚から牡丹餅のような話だ。しかし事がことだけに、美味

しいだけのことにしないで、最大の結果を出して頂きたい。また、国も官僚もどさくさ紛れ

の税金消費に意義あり、なんて馬鹿なことは考えていないだろうが、私たちが応援した

い気持ちになるような施策に税金投入を願うばかりだ。


『瓜坊(猪)の解体』

2013年09月06日 17時52分29秒 | 日記

昨日、猪の罠に瓜坊がかかっていると話を聞いた。以前も瓜坊は始末が面倒だから

と、私が貰い解体して肉を近所の人に配ったことがある。それの延長線上の話だから、

私が貰い受けることになった。今朝9時30分に有害鳥獣駆除の対象であることを確認

した後と言うことになり、罠の場所に向かったものの、記憶が曖昧でその罠の場所が分

からない。行ったり来たりしていたら、遠くに軽トラが見えた。そこは私の覚えていた場

よりかなり奥に感じた。

細い山道を上がっていくと少し奥まったところに鉄格子の大きな罠が見え、知人が待っ

ていた。瓜坊は確認後、心臓を一突きにしてされていた。瓜坊は大きな罠の中で

走り回って捕まえることは難しいので、網を投げてひっかかったところで押さえつけ、ナ

イフで始末する。ここで心臓を刺し損ねると『キー・キー』と豚と同じ声で大騒ぎをする。

また瓜坊も必死になって暴れるから更に始末が困難になる。今回はこの作業がないか

ら瓜坊を貰って帰るだけだ。

山小屋の清水で暫く身体を冷やしていたが、体長は50cmほどの小さいものなので、直ぐ

に解体を始めた。腹を開け慎重に内臓を取り出す。直腸近くで腸を結びウンチが体内

に出て来ないようにする。膀胱、胆嚢は絶対に破らない。

皮を剥ぎ、手足、首は小さなナイフで関節を外せば簡単な分離できる。

いくら小さいと言っても解体を終えるのに1時間近くかかり、持った感じで7~8Kg位の肉

があった。早速、好物という近所の人に裾分けをした。


『雑想考、はだしのゲンのその後』

2013年09月05日 17時27分19秒 | その他

世間に大恥を晒した松江教育委員会のドタバタ劇。私に教育委員会の管轄範疇、

権限がどのようなものがあるのか全く知らないが、教育関係の現場ではどうもお殿

様ほどではなかろうが、かなりの権力がありそうに感じる。

『いじめ騒動』が表沙汰になるたび、学校との関係についても報じられるのをみても、

学校はお伺いを立てるだけで、自らの姿勢を貫こうとする気配は感じられない。学校

で発生した事象について学校の調査すら教育委員会の一言で変わってしまうことす

らある。教育委員会というお上にたてつき自我の正義を通すより、平伏した方が円滑

な世渡りを可能にする。学校の教育委員会に対する姿勢にも大きな問題を含んでい

る。どこの学校も『はだしのゲン』は教材になりうる、閲覧制限にするのはおかしいと異

議を申立てない、立てられない。お上と私たちの関係の間でも、よくありそうな話だ。

私は今でも、教育委員会の事務局が勝手に閲覧制限を決めたというのは眉唾だと思っ

ている。事務局というのは、このようなことを論議したり検討したりする部署ではなく、教

育委員会としての決定権限もないはずだ。事務局はこうした問題提起を受け付け関係

者に連絡するだけの部署のはずだ。

それを勝手にやったというのは、まさにトカゲの尻尾切りではないのかと疑っている。ま

たこの説明が本当なら、事務局は権限なしに他の案件も勝手に決めている可能性があ

ると考えるのが自然ではないか。

教育委員会の委員は事務局に勝手なことをされ怒っているはずなのに、そんな声は聞

こえてこない。同じ組織内にいるから仲良くやっているのかも・・・・

一部の学校ではもっと論議して決定をすべきだったと反省の声もでているようだが、本当

にそう考えているのであれば、今後に活かして欲しい。世間では先日の撤回報道を以っ

て一件落着となり、この問題の本質的なことを調べ報道することなどない。この一件だけ

ではなく他の案件でもそうだが、種蒔きをしたご本家では、その後の対応が報道された。

 


『道』

2013年09月05日 17時26分00秒 | 日記

日本だけの事ではないがある土地に住む人にとって、幹線となる道と自分の地域と

の連絡ルートを望むのはごく自然なことだと思う。しかし、そこに利権を求め更に利益

を得ようとして不必要な道まで造ろうとしてきた歴史を否定する健全な動きも必要なこ

とだ。道路の必要性を経済効果で測る所謂、B/C(Benefit/Cost)を信用しなくても信用

しても、この数値を妥当なものとして扱えば、田舎に道路など造る必要はなくなる。この

兼ね合いの隙間に利益を求める蟻が集まる。

暫くの間、公共事業は悪とする風潮が極端になり、道路=悪の構図を作った。日本の国

土を等しく住みやすい環境にするという理念は薄れ、人の集まる所の公共工事は客観

的に必要と、お墨付きを与えた結果、都会地と過疎地の格差は広がりを続けていく。

過疎地の定義は難しいが、過疎が過疎を呼ぶ人口構成と地域投資のバランスをとるの

は難しい。地域利益に関係ないはずの国土交通省のお役人が大所高所から、本来の

力量を発揮しこのバランスを取れるように努力して欲しい。こうした事業で地元に公共工

事の利益が落ちるのも経済対策の極一部になる。過去は、この傾向だけに走り不要な

路論議になった。

今日、開通した西岩坂農道は2.6Kmの道のりを18年の歳月と約30億円の経費をかけて

完成にたどり着いた。どこの道路でも利用しない人にとっては不要の道路になる。だが、

必要とした人にとっては念願の道路、活用にも再び努力をしていく使命はあろう。18年か

けて完成した道、価値を上げる努力は開通の今日から始まる。


リンク