食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『大物と小物の違い』

2013年09月18日 18時17分11秒 | その他

馬鹿な話になるが畑仕事をしながら何故かふと、初診の時に先生が『どうされました

か?』と問診された時、自分では癌に違いはなかろうと思っていたのに、ありきたりの

『物が詰まるようなんです』と答えてしまった事が浮かんできた。

自己診断では癌当確としていたのだから『物が詰まるから癌だと思うので診てもらうた

めに来ました』と答えることができていたら、病状を冷静にみて、かなりクールな患者

に見えたのにと、馬鹿げたことながら少々、悔しくなった。

正直なところ、自分では癌であろうに医者の前でも慌てたり驚いたり、びくついたりな

んて素振りは一切なく、自然で冷静に対応していたから、医者は私のことを『ひょっと

して、自分の病状がかなり悪いとは思っていないのか知れない』と推察していたかも

しれない。

この辺りのやり取りは患者として医者から一言でもいい結果を聞き出そうとする心理

が働くから、病状を裏付けるような負の情報は隠したがる心理になるのではなかろうと

思う。中には負も正も全く包み隠さず話す方もおられる。

私の場合、何も隠すつもりは毛頭ないし、癌であることの確認に来ているから、先述の

ような台詞なら申し分なかっのに・・・となったのだ。

その背景には過去の病院での応対は常に、後述のいい結果を聞きたいであったから、

クールな患者になれる唯一の機会だったかもしれない。

畑で感じる風は温風から涼風に変わり季節替えの準備をしている。


『雑想考、不公平』

2013年09月18日 18時11分44秒 | その他

こんな記事があった。『町の小さな工場でも毒物を流せば警察沙汰になり、倒産しま

す。しかし、福島原発の事故では東電はいまだに誰も責任を問われていません。電

力会社が事故を起こしても免責になることに国が“お墨付き”を与えたようなものです。

だから、全国の電力会社が原発再稼働に走るのです』

全くその通りで、それに加えて私たちの税金まで投入して助けてやっている。そういう

国民の思いに応える姿勢があればまだ救われる。あれだけの迷惑をかけ続けている

のに、最後は国が何とかしてくれるとの思いが透けて見えるから余計に怒りが増してく

る。この記事の一部を切り取ったものだがこの部分だけでも、私には沢山の意味合い

を考えさせている。

いつも、国と東電を扱き下ろしている私、この記事が全てを語り申すことなし。


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