食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『安納芋の収穫』

2013年09月30日 18時46分14秒 | 日記

夏野菜を植え付けた後、JAの苗売場でサツマイモの苗を買おうとしたら、『安納芋が

入荷しているから、こっちも買って』とお願いされた。例年、サツマイモは作り過ぎて

冬を越す前にお陀仏になってしまうから、今年は10本と小作にしようと思っていたが、

熱心に美味しいと勧められるので、金時と安納芋を10本ずつ購入した。安納芋は焼

き芋にすると甘みがあり美味しいとTVで放送していたので、ついついその気になっ

てしまったが、名前を知っているだけで何も分かっていない。

サツマイモ界のブランドらしく普通の苗が1本30円なのに、安納芋様は60円と倍の値

段がする。植え付けてから好天、カラカラ続きになり活着までに時間がかかり、枯れ

てしまったような時期もあった。他の野菜も水不足の傾向変わりないが、安納芋は成

長が遅く蔓の伸び、太さ共に貧弱でいつもなら茎を採って食べる時期にも、採るだけ

の量もなかった。あの酷暑の中、故郷鹿児島を思い出したように元気になり、芋掘りの

時期を迎えた。葉が少し黄色くなったら掘り時、早速掘ってみたら金時は馬鹿でかい、

肝心の安納芋は1蔓に沢山の芋がついている分、少し小ぶりだ。焼き芋にするには丁

度いい大きさ・・・・調べてみると掘り出してから2週間から2か月の間、放置しておくと

熟成して美味しさが増すとあった。それにしても情報を載せる人により2週間で美味し

い、別の人は2か月・・・私には選択すべき知恵も知識もないから、どちらを選べばいい

のだろうか?

         上が安納芋、下は金時 安納芋は色が少し薄い


『雑想考、大陸人』

2013年09月30日 17時34分19秒 | その他

中国という国を考えると私には整理が尽きかねる。最近は尖閣列島の国有化問題

に端を発し、関係は冷え切ってしまい経済とは別と言いながらも、チキンレースのよ

うな我慢比べが続いている。諍いはいつも、ほんの一寸したことから軍事衝突に発

展しかねないが、双方とも大人の知恵を出し合って絶対に起こさないように努力す

べきで、戦争は2度とごめんだ。人も国も同じで信頼関係を損なうと負の連鎖を起こ

し、悪い方の想像力が解決策を上回り悪い方向に行ってしまう。

戦前、戦中と日本軍やそれの太鼓持ち達に屈辱的な扱いをされたのに、終戦のど

さくさ紛れの中、多くの子供たちが中国に取り残されたのを、敵国の子供も自国の子

供も同じと大切に育て上げて頂いた中国の人たちがいる。日本人の子供を育ててい

ると周囲から辛い扱いをされたことや村八分に合ったことも多々あろう。それでも、立

派に育て上げて頂いたのだ。

当時は心の大きな本当の大陸人が中国には存在していた証だと思う。そうした子供

たちが日本の親と会いに来ても、会おうともしなかった実の親もいた。中国残留孤児

のニュースが流される度に、中国人の親代わり否、既に実の親になっていただいた

方々に感謝の意を表さずにはいられない。

一方で現代の中国人は豊かさを手に入れたから『衣食足りて礼節を知る』かと思いき

や一部の人たちに野蛮な振る舞いをする人が目立つ。敵国の子供を育ててくれたあ

の心は何処に行ったのだろうか。日本のことで気に入らない事があるとデパートや店

を壊し略奪してうっぷん晴らしの心算なのだろうが世界経済第2位となった中国だか

ら、国家の品格もそれに相応しい行動をとって欲しい。そしてかつてのような大陸人

の登場を心待ちにしている。


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