食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『梨の直売所』

2013年09月20日 17時16分08秒 | 日記

彼岸の入りで米子にある墓にお参りに出かけた。彼岸の中日だから、いつもよりは人

が多く墓参りに来ておられ、お寺としては盆以来の賑わいになっている。今年は私が

栽培した日日草,ホウズキ、紫苑をセットにした花を手向けることにした。勿論のこと渋

木はこちらで調達できるから花代は要らなかった。墓参りを終え妹のところでお世話に

なっている母のところに寄り、不出来ながらの野菜を強制的に置き帰路に着いた。安

来市の清水寺入り口にある梨の直売所に立ち寄るのが恒例の行事になっている。行

く時に確認していたので、馴染みみたいな顔をして車を横付けにする。昨年、来た時

にその日が最後の店開きになると言っていたのを思い出した。店というけど車庫を俄か

店舗にしたものだから、茣蓙を敷いて梨が1山ずつ並べられている簡単なものだ。やは

り、今年も今日が最後の店開きだと言っておられた。昨年はワイン用のぶどうがあった

のを思い出し聞いてみたらすぐそばにコンテナが積まれてあり、ぶどうも最後の収穫を

終えたところだった。ワイン用のぶどうと普通食べるものは同じ味だが食用は種無し、ワ

イン用は渋みを出すために種ありだと説明を受ける。

親父さんコンテナから大きな巨峰のような1房を取り出し『食べてみて』と私にくれた。

味は巨峰と変わらなかった。ぶどうやら梨の生産で大変な作業をしておられるけど、後

継者はおられるか聞いてみたら、何処も同じ返事でここの農家も先細りが確実なようだ。

妻は梨を袋に詰めて貰い1山、1000円で丁度食べごろの大きさが9個入っており、スー

パーなんかのより半額近い値段だ。ここの梨の味は毎年食べているからお墨付きのも

のだから安心してよろしい。

昨日、今日、明日と夕方から行事が詰まっており少々、気忙しく感じている。


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