食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『稲わら』

2013年09月28日 23時41分26秒 | 日記

畑仕事のために藁はとても重宝する。藁の切ったものと堆肥と一緒に土に刷り込む

と土づくりに威力を発揮する。まず堆肥と藁のコラボはミミズの発生を呼び、ミミズが

土中で生活することにより空気が入り更に排泄物は栄養分となるから言う事なしだ。

また、種まきをした後に切った藁を撒いておくと乾燥しないし、強い雨が降っても種

が飛び出さない。夏はスイカやカボチャなどの敷き藁にしようする。しめ縄に使った

り民具品にも使われているし、昔は蓑や笠、長靴などの生活用品にも利用され広い

用途があった。

今でも多用しているのは酪農家が牛たちの生活場所にする敷き藁。日本では用途

が減り続けている。稲作も機械化が進み稲刈りと脱穀処理を同時に行い、藁が要ら

ないなら脱穀後すぐに裁断され田んぼにまかれる。

オンコールワットがあるシェムリアップでは稲作は二毛作、三毛作だがすべてが手作

業。日本では稲束が10cm径くらいに対して、均一でない一握りくらいの株だから貧弱

に見える。刈り取りも鎌による刈り取りだが、刈った跡は高さもまちまち、植えられてい

た場所もまちまちで所謂、ばら撒きの乱刈りのような感じだ。だから稲藁は束とは言い

難いしろものだが、貴重品らしく屋根材として載せられているが、疎らで申し訳程度と

いったものだった。そうした稲藁やもみ殻を知り合いの人から分けて貰うことができる

から大変有り難いことだ。山で木の伐採をしていたら連絡があり藁をもらいに出かけ、

軽トラ1台分をこれから1年の畑で使わせてもらう。

これが終わったら、すぐに打ち合わせと懇親会があり出かけることになっていたので、

ブログがアップできず。帰宅後はお酒を頂いた量は少しだったのに思いの外、酔い

が回りパタンキューだった。

遅ればせながら、昨日途中まで書いていたものに追加してアップ・・・・


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