食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『電気柵のシーズン入り』

2013年05月11日 18時23分15秒 | 旅行

 ハウス内のイチゴはピークを過ぎ、大物はほぼ終息気味で四季なりイチゴと言われ

ているが残っており、形は小さいものの暫くは収穫できそうだ。気温も上がったり下が

ったりではあるが、露地のイチゴも色がつき始め中には明日は食べられそうなものが

あった。例年、出遅れてしまうのが電気柵の出番だ。昨年は早くから準備していたが

通電していなかったら、その隙を狙われたことがある。

この辺りでイチゴを食べる害鳥獣は狸、ヌートリアが地上攻撃、カラスが空中攻撃と相

場が決まっている。狸などは夜行性だから夜目が効くのか、臭いで判別するのか、熟

れて赤くなったものを選り分けて食べている。まだ熟れず青いイチゴを食べ残し散乱さ

せるなんてヘマはしないから、狸被害に遭っても分からないことがある。

もう一方のヌートリア、ネズミのおばけ版でネズミをそのまま子犬くらいの大きさにしたも

のだ。ただ歯はオレンジ色に近く異様な顔、尻尾は長いものだと30㌢くらい。兎に角、

ネズミの巨大化したものだから今風に言うと『キモイ』この言葉がぴったりする。

最近、TVでカピバラなるネズミ一族に人気が集まっているようだが、私は何故あんなネ

ズミを見て可愛いなどと声が出るのか不思議で仕方ない。それ程、ヌートリアが嫌いで、

似ているからカピバラも『坊主憎けりゃ袈裟まで憎い』の口だ。

狸は水中や泥場でウロウロすることはないから、イチゴ畑に侵入しても痕跡を残すことは

殆どないが、ヌートリアは泥で汚れている奴が多いから、通った所に泥をつける。イチゴ

苗などに泥がつき、ヌートリア参上と直ぐにわかる。

そこで、今日はイチゴ畑に電気柵を設置、植えてある場所が3か所に分散しているので、

夫々に設置を終えた。空からお越しになるカラス対策は防鳥網をかけていたが、面倒臭

いので畑の上空に釣り用の糸を張り巡らせる。カラスには絶大な効果はあるが、ツグミ、ヒ

ヨドリには効き目はない。

明日から暫く晴天続きになるらしいが、晴天だとイチゴが直ぐに熟れる。人の口に入るの

が先か、狸たちの知恵が勝るのか『丁・半』の勝負だ。

明日のブログはお休みの予定。


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